カネオくん 家焼肉の臭いが取れない時の対策法は?ポイントは焼く温度
20年11月7日放送のNHK「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」ではおうち焼肉(家焼肉)を特集。特に問題になる“臭い”の対策について要点をまとめてご紹介します。
スポンサーリンク臭いの原因
家焼肉の臭い対策を教えてくれるのは、東海大学の関根嘉香教授。
臭い研究30年のエキスパート。
関根教授によると、
焼肉で臭いが付いてしまう主な原因は、
お肉を焼いた時に発生するオイルミスト。
ホットプレートでお肉を焼いている所にレーザー光を当ててみるとそれは一目瞭然。
空気中のチリやホコリを観測する際に使用されるレーザー装置で見てみると、
左側にはレーザーを使わなくても私たちの目で確認できる煙が上がっていますが、その他に画面いっぱいに細かい粒子が飛んでいるのが分かりますよね?
これが目に見えないオイルミスト。
お肉を高温で熱した時にお肉の脂がプレートに落ちて蒸発する事によって発生するこのオイルミストですが、
煙に含まれる他に一部が微粒子に変化して霧状になり、部屋中に充満しているんですね。
特に厄介なのがこの微粒子は布に染み込みやすい性質を持っていて、
衣類・カーテン・家具などにとてもくっ付きやすいという厄介者。
これが家焼肉の臭いが取れない主な原因。
臭い対策
となるとこのオイルミストの発生を出来るだけ抑えるのがポイントになりますが、
その対策法としては、
お肉を焼く温度
が非常に重要。
実はオイルミストが大量発生しやすいのはお肉を220℃以上の高温で焼いた時。※牛肉の場合
という事は、ホットプレートの温度設定を200℃程度に抑える事でオイルミストを大幅に減らせるという意味ですよね。
実際に220℃で焼いた時と、200℃で焼いた時を比較してみると、
その差は歴然。
220℃の時は盛大に煙が上がっているのはもちろんですが、飛び散るオイルミストも大量。
一方で200℃の時は煙の立ち方も大幅に減少していますし、そうなると当然オイルミストの発生もほんの僅か。
という事で、ホットプレートを使った家焼肉の時は温度設定を200℃にするというのがシンプルな臭い対策というわけですね。
以上「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」の家焼肉の臭い対策についてでした。