カリオストロの城に登場する銃の画像を総まとめ!次元の対戦車ライフルとは?
『ルパン三世 カリオストロの城』では実はこだわりの銃描写を鑑賞ポイントにするのも面白いという事で劇中に登場するラインナップ豊かな銃たちを画像付きで総まとめ。次元が構えるあのバカデカい対戦車ライフルも実銃として存在するってご存知ですか?
こんな知識集を知っておけばより作品をより面白く楽しめるかも?というわけで一挙ご紹介。
スポンサーリンクピストル編
ルパン三世の愛銃として有名なコレの存在抜きにルパンは語れませんよね。
ルガーP08の原型で峰不二子がカリオストロの城で装備しているのがコチラの銃。
1900年にスイス軍に正式採用された事もあってスイス・ルガーと呼ばれたり。
峰不二子はルパン三世TVシリーズではFN ブローニングM1910を使用しているのですが、カリオストロの城では出番ナシ。
迷彩服姿でルガー1900のマガジンをリロードするシーンも登場。
劇中には登場しないのですが、設定資料集では実は銭形警部が腰に提げていた模様。
コルトバガメントの愛称で知られる銭形警部の愛銃として有名ですよね。
トリガーの形状は前身のM1911のように見えますが、グリップ後部のパーツを見るとM1911A1のように思えますね。
※設定資料集ではM19111A1の指定。
スポンサーリンクリボルバー編
S&W M27 (スミス&ウェッソン モデル27) .357マグナム 4インチ
ルパンがワルサーP38ならその相棒である次元大介の愛銃といえばM19の方なのですが、
カリオストロ伯爵の従者たち「カゲ」はボディアーマーを着込んでいる為マグナム弾ですらダメージを与えられないという事が分かって以来あまり出番がなかったり。
地下迷宮に落ちた際、ルパンが日本語の遺言が壁に書かれているのを発見するのですが、
「1904 3 14 日本國軍偵 河上源之助 ここに果つ 仇」
スポンサーリンクサブマシンガン編
映画の冒頭シーンに登場するカジノ襲撃シーンで用心棒達が所持。
カゲたちがコチラの武器を使用していて発砲シーンもいくつか登場。
時計塔に侵入した水兵たちが使用。
実は描写パターンが2つあり、バレルにつけられた放熱ポートが丸型のものは実銃デザインからすると誤り。
正解はコチラの方。実銃同様に四角い放熱ポートが開いていますよね。
上記のPPSh-41によく似ていますが、バレルの形が違ったり、木製のハンドガードがドラムマガジンより先にも付けられていますよね。
スポンサーリンク最初期デザインである木製固定銃床を装着したタイプを峰不二子が使用。
クラリスを守るために発砲するシーンが登場しますね。
ハンドガードが木製っぽく着色されていますがこれはおそらく描写ミスでしょうか。
ライフル編
カリオストロの城の時代設定は1968年ですが、銃器名に1941と付いている事から分かる通り、かなり旧式の装備。
次元大介が最終決戦のシーンでぶっ放すのがこの対戦車ライフルですね。
同時代の戦車に対しては装甲を貫通する威力を有していたものの、装甲が強化された後発の戦車に対しては威力不足に。
それでもキャタピラなどの装甲が弱い部分を狙い撃つことで戦車を弱体化させる用途で長く使用されたという実績もあったり。
こんな具合なのでボディアーマーで防御力を高めているカゲに対してはオーバーパワーといえるほどの威力。
サイズは2100mm超なので2mオーバーの大迫力。そして重量は弾倉ナシの時点で約21kgというデカブツ。
劇中サラッと触れられるナポレオン軍が装備しているのがコチラの銃。
スポンサーリンク銃器の分類的にはライフルと言うよりショットガン。
特定の銃器名は不明ながらも、銃身が短く、砲口がラッパ状に開いたタイプの銃の総称がブランダーバス。
壁にかかっているブランダーバスと共に確認できるのがコチラの銃。
特定の銃器名については不明。
マシンガン編
カリオストロ伯爵がジョドーに命じてオートジャイロとルパンを狙撃させるシーンに登場。
単脚架に載せられて50発ドラムマガジンを装備した状態でルパンを狙いますが、クラリスが身を挺して妨害。
スポンサーリンク手りゅう弾編
その見た目から「ポテトマッシャー」と呼ばれたり。
冒頭のカーチェイスシーンで、クラリスの追手たちがルパンが乗るフィアットに向けて投げつけるのがコチラ。
迷彩服姿の峰不二子が使用。
描かれている形状からは前身モデルのマークI手榴弾やイギリス製のミルズ型手榴弾の方が近いようにも思えますが、
設定資料集では“パイナップル手榴弾”と記載されているのでマークII手榴弾ではないかといわれていますね。
上記で紹介した手榴弾はその形すべてがパイナップル型と言えますが、
愛称として「パイナップル」と呼ばれたのはマークII手榴弾なので。
ちなみに、なぜ手榴弾にこんな刻み目が付けられているかというと滑り止めという意味合いと共に、爆裂時の破片の大きさを調整する為だったり。
この刻み目に沿うように破片が細かく、かつある程度の大きさに分かれて殺傷能力を高める目的があったのですが、
後年の研究で刻み目に沿って分かれるという作用は期待できず、刻み目をつけるのであればグレネード内部につけないと意味がない事が明らかになったり。
というわけで以上、『ルパン三世 カリオストロの城』に登場する銃器のリストでした。