マツコの知らない世界 チョコレートケーキの世界で紹介の全12品+おまけ1品&マツコのお気に入りは?
20年12月22日放送のTBS系「マツコの知らない世界」ではチョコレートケーキの世界を特集。「造形美が美しい」「トロトロ食感」「芳醇な香り」「日本ならではのお取り寄せ」と4つのジャンル別に色んな美味しいポイントを持ったチョコレートケーキを全12品+おまけで1品紹介。その中でマツコさんがお気に入りに選んだのは?
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チョコレートケーキの魅力
ちなみにマツコさんはチーズケーキ、ショートケーキが2トップでチョコレートケーキについては3番以下という評価だそうですが、今回の特集でその順位に変動があるんでしょうか?
まずはチョコレートケーキの魅力からご紹介。
ポイントは、
- 変幻自在な形
- 溶けかけギリギリのトロトロが美味しい
- 口に広がる豊かな香り
- 冷凍&日本の世界最強の配送技術
【チョコレートの造形美】
チョコレートはブロック状になっているものを溶かしたり、型に入れたりする事で自由に造形できるというのがメリット。
アートのような作品に仕上げられるので目にも楽しいというのはショートケーキには無いチョコレートケーキならではの魅力ですよね。
国やその歴史によって様々な形に分けられていて、ざっくりと説明すると、
- ガラシュケーキ (ブルガリア)
- シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ (ドイツ)
- ケーク・オ・ショコラ (イギリス)
- ガトーショコラ (フランス)
- フォンダン・オ・ショコラ (フランス)
- ブッシュ・ド・ノエル (フランス)
- オペラ (フランス)
- ザッハトルテ (オーストリア)
- ドボシュ・トルテ (ハンガリー)
- ブラウニー (アメリカ)
- デビルズフードケーキ (アメリカ)
- ジャーマンケーキ (アメリカ)
という12種類。
【チョコレートケーキの食べごろ】
チョコレートケーキは冷蔵庫から出してすぐ食べるのはNG。
実はちょっと室温に置いておいて溶けかけギリギリがベストの食べごろ。
【チョコレートケーキの芳醇な香り】
チョコレートの原料となるカカオ豆は食べた時に複雑な香りを持っているのが特徴。
その香りの表現はスモーキー、スパイシー、まるで花のようと多岐に渡り、
その複雑な香りを楽しむために、
さらにそこにシェフが他の食材を掛け合わせる事で一層奥深い演出を施しているわけですね。
特にチョコレートの香りはリキュール、柑橘系、ベリー系、ピスタチオや他のナッツとの相性も良くその織りなす香りは無限大。
【冷凍&日本の世界最強の配送技術】
この2つの要素を掛け合わせて実現するのが日本オリジナル。
フレッシュな状態で急速冷凍したチョコレートケーキを日本が世界に誇る配送技術でもって迅速に手元に届けるというニュータイプ。
出来上がった瞬間に急速冷凍機でマイナス30℃まで下げてチョコレートを固める事でフレッシュさはばっちりキープ。
これを簡単にお取り寄せできるというのが日本ならでは。
スポンサーリンク美しすぎる造形美部門 3選
ここはアートな造形美が映えまくる美しすぎるチョコレートケーキを3つご紹介。
マカロン ショコラ ア ランシエンス 756円 (ジャン=ポール・エヴァン)
高級チョコブームの火付け役として日本でも有名な存在ですが、世界のチョコレート業界を牽引するトップランナーが送り出すのは曲線美が織りなすサクフワ食感が特徴のチョコレートケーキ。
クルクルと巻かれたチョコレートが周囲を飾っていますが、この形が作り出す独特の食感。
当然技術力も要求されるこの造形美。
中身はガナッシュとマカロンでコチラも食感が楽しい仕掛け。
KUMO® 栗 1728円 (マンダリン オリエンタル 東京)
ホワイトチョコが「雲」に大変身。その見た目はとてもユニークですよね。
でも表面のチョコの食感はふわふわでは無くパリッ!と。
中身は季節で変わるフレーバー&ふわふわムース。
外はパリッと中はふわっとという2重の仕掛け。
現代フランス菓子の父と呼ばれるガストン・ルノートルが1947年にパリで創業。
その姿はまるでチョコレートが咲いたかのよう。まるで一輪の可憐な花ですよね。
ポイントは薄く作られたチョコレートの花びら。
ナイフを使って薄いチョコレートにヒダをつけながら巻いていくという高い技術。
中身はチョコムースとメレンゲ生地。
スタジオに試食で登場したのは3品の中でも特にオススメのフイユ・ドトンヌ。
マツコ「これね、崩せないね。なんかね。横からいこっか。」
気を遣うマツコさんですが、おすすめの食べ方は上から豪快に。
食べた感想は、
「う~まっ!メレンゲがこれ!メレンゲが美味しい!いわゆる普通のメレンゲのサクサクしたやつよりも、もっときめ細やかで、もっと軽い。」
トロトロ食感部門 3選
ここは溶けかけギリギリのトロトロ食感を味わいたい3品。
2010年にパリで創業して日本では新宿伊勢丹、表参道、恵比寿などに店を構える新進気鋭の革新者。
このコロンとした形状が美しいのはさることながら、常温で15分置くと魔法がかかり、球体から溢れる“奇跡”の味が堪能できるという逸品。
15分経つと中のムースが溶け出してトロトロに。
フランスでもこのスタイルのケーキがとても流行りだそう。
スポンサーリンク平井茂雄シェフはワールドチョコレートマスターズで優勝経験を持つ本格派。
そんな平井シェフが作り出すのはわずかな温度変化で味が変わるチョコレートケーキですが、
こちらは常温で30分置く事で美味しさが最高潮に達するというしっとり滑らかさ倍増テリーヌ。
見た目からはしっかりした食感をイメージさせますが、30分経つと溶けだしたチョコのおかげで表面がツヤツヤ。
食感も当然ながら滑らかに。
高須聡シェフは「一口頬張った瞬間からとろけ出す」のをコンセプトとしたチョコレートケーキをコチラのお店で数多く手がけていますが、
その中でもツヤ感&トロトロ感MAXなのがこの究極のスフレ。
常温で10分置く事でフワトロ食感が最高潮に。
小麦粉を使っていないのでエアリーな仕上がり。
マツコさんがスタジオで試食したのはカカオの雫。
「あ~~!最後ね!溶ける時ね!あ~うんまい!これ確かにショートケーキだったりチーズケーキだったりモンブランも美味しいけど、量は食べれないけど、ちょっと食べた時の説得力と言うか、チョコレートケーキは強いかも。」
芳醇な香り部門 3選
香り豊かな絶品チョコレートケーキは選りすぐりの3品。
マール 734円 (INFINI)繊細に積み重ねられた層が見た目も美しいですが、
中身に仕込まれているブランデーが強烈なインパクトを与え、鼻を抜けるのは大人な香り。
ザッハトルテ 3888円 (ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ ザ・ショップ N.Y. ラウンジブティック)
徳永純司シェフはアロマセラピーアドバイザーの資格を持ってるアロマのスペシャリスト。そんな徳永シェフが作るのは優しく繊細なアプリコットジャムの香り。
チョコレートケーキの中ではザッハトルテが一番好みと言っていたマツコさんは見た目からしてかなり惹かれている模様。
そのキャッチコピーは「フランスから逆輸入。日本の食材を使った香りMAXケーキ。」
見た目はちょっとエロティックですが、お花をイメージしたもの。
コピーにある日本の食材と言うのは「柚子」の事で柚子とチョコレートを掛け合わせたハーモニーを鼻で味わうという趣向。
実はフランスではここ数年、日本食材の柚子がとても人気なんだとか。
スポンサーリンク試食したマツコさんは、
「いい香り・・・!めっちゃ柚子!チョコを食べた後の後味じゃないね。やや柚子が勝ちなぐらい柚子よ。チョコレートって強いから勝てないじゃん?他の素材。これはもういい勝負どころかやや柚子優勢なぐらい柚子。」
「柚子とチョコ合うねっ!ちょっとねこれスゴいですわ。食べたことないこんなの!」
再度初めから味わってみる事で「これをもう一回感動できたらこれスゴいですよ。」
ここからマツコ vs 3種のチョコの3番勝負の様相。
VS フイユ・ドトンヌ戦は、
「・・・美味いわ。美味しいコレ。」ため息が出る美味しさ。
VS カカオの雫戦は、
「これの最後もスゴいわよ。溶けるね。はい。今!今だよ!」と食べごろマックスを完璧に味わうマツコさん。
VS ミシャラクモンクール戦は、
「でも今日はコレかなぁ~・・・。これスゴい!柚子!めっちゃ美味しいコレ!」
「全部すごい美味しいんだけど、これちょっとね、異次元。コレ美味いわ。他のも食いたくなる。この人の。」
一番お気に入りはコチラの模様。
お取り寄せ冷凍チョコレートケーキ 3選
ここは少し視点を変えて、お取り寄せで食べられる絶品の冷凍チョコレートケーキ部門3つ。
チョコレートレアチーズケーキ 2980円 (Minimal)
チョコとチーズが混ざり合ってその味わいはまるでヨーグルトに。
冷え冷えの状態だとカカオの味が前面に、そして解凍されていくにつれて徐々にチーズの味わいが強くなるそうで、約5時間が経つと両方が混ざり合って爽やかなヨーグルトに感じられるという一品。
ショコラエッグタルト 2754円 ※9個入り (maman OVALE)
オーブンを焼く事で瞬間解凍され、外のタルトはカリカリ、中のチョコはトロトロの食感に。
THE chocola 3800円 (チョコレート専門店「THE」)
見た目は普通のガトーショコラに見えますが、冷蔵庫で10時間寝かせば奇跡のふんわり食感に。
スポンサーリンク試食したマツコさんは、
「えっ!?ふんわりしてる?」「ほっ!・・・。何これ・・・?もう無い。粉をギュってして粉に戻って溶けていく感じ。分かる?笑。何か粒子を感じる。トロトロとかじゃなくて入れた瞬間にホロホロって崩れてそれでシュン!って溶けてく。」
そしてこのTHE chocolaをレンジで5秒ほど温めるとまた違った食感と香りに。
熱くなりすぎず、人肌ぐらいに温めるのがポイント。レンジの機種によっては5秒から10秒ほどでしょうか?
「あぁ~~!味はちょっと温めたヤツの方がより甘みとか、チョコの感じがバッ!て来るから好きなんだけど、これはね~あの冷たい食感を味わって欲しいかも。これはこれで溶けて美味しいんだけど、やっぱあのパウダーというか、ホロホロってなる感じ。」
マツコスペシャル
最後は特別編。
プレゼンターのサントスシェフがマツコさんの為に作った酸味と苦味がちょうどいい究極のクリスマスチョコレートケーキ。
実はマツコさんは苦いチョコレートがお好きだそうで、
全てがチョコレート製で、使っているのはメキシコの近くにあるベリーズという国のベリーズ産チョコ。
酸味→苦味→フルーティーの順で味わいを楽しめるのが特徴。
クリスマスまで冷凍して取っておくというマツコさんなので試食はおあずけ。
というわけで以上、マツコの知らない世界から、4つのジャンル別に紹介されたおすすめのチョコレートケーキ12品+おまけ1品でした。
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