それって実際どうなの課 野菜から先に食べるベジファーストダイエットの効果はホントに痩せる?
21年1月27日放送の日テレ系「それって!?実際どうなの課」では野菜から先に食べるいわゆるベジファーストダイエットと野菜を好きに食べるパターンで比較するとどちらが痩せるのか?その効果を検証。双子姉妹で女優のMIOYAEコンビに協力してもらって、2つの食事パターンで3日間過ごしてもらい実験したその結果とは?
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野菜から先に食べるダイエット
それって実際どうなの課ではこれまで様々なダイエット法の検証企画に挑んできましたが、
今回のテーマは「野菜から先に食べるとホントに太らない?」というもの。
食事の際に野菜に含まれる食物繊維を先に食べる事で血糖値の急上昇を抑える事が出来、
その結果として太りづらく痩せていくといういわゆるベジファーストダイエット。
そして検証に挑むのは今回が初登場となる双子姉妹で女優のMIOYAEコンビ。
2人とも女優さんという事もあって日々の食事には気を遣っていて、実は日頃から野菜から食べているそうですが、そのホントの効果のほどをしっかり検証した事は無く。
つまり、ただ何となくそういわれているから実践しているという多くの人同様の野菜ファースト信者。
そこで2人が挑むのが、
- 3食同じメニューを食べる
- 一方は野菜を先に食べ、一方は野菜を自由に食べる
- どれだけ体重差が出るか比較検証
というミッション。
身長・体重・生活リズムがほぼ同じである双子ユニットなので比較はしやすいハズ。
双子企画はざ・たっち以来ですがあの時と同様に2人の見分けがつきやすいようにTシャツ着用。
- 白Tシャツ姿で野菜ファーストが妹のYAE
- 黒Tシャツ姿で野菜食べ方自由が姉のMIO
検証スタートの前にまずは恒例の体重測定から。
- 野菜ファーストYAE 体重:38.4kg
- 野菜フリーMIO 体重:38.4kg
仲良くピッタリ一緒の2人ですがココから検証スタート。
ちなみに体重はピッタリ一緒でも性格はかなり正反対だそうで、
野菜の食べ方自由の姉MIOは面倒見が良く、物事を冷静に判断するしっかり者タイプ。
野菜ファーストの妹YAEは勢いで動くお調子者で天真爛漫タイプ。
検証1日目
一緒に食べる野菜は生野菜のサラダ250gというなかなかのボリューム。
専門家のアドバイスによるとカルボナーラ1人前に対して効果が望めそうで摂るべき野菜の量はこのぐらいだとか。
何となくベジファーストを実践している人たちは「とにかく先に野菜を食べればよい」と考えているかもしれませんが、普通にランチに付いてくるような小鉢に入ったサラダ程度の野菜量では効果は薄いそう。
想像していた量の倍以上のサラダ量に驚くMIOYAEコンビ。
食が細い女子にとってはもはやサラダだけでお腹がいっぱいになりそうな量ですよね。
サラダの量に面食らいつつも2人そろって完食。まだまだ余裕がありそうですね。
そしてこの企画恒例ですが、なるべく消費カロリーを合わせるために空き時間は特に何もせず2人とも部屋でまったり。
2人出揃って出演する舞台の台本読み合わせなどをしつつ気付けはランチタイムに。
昼食メニューは、
見て分かる通り、サラダのサイズは丼サイズとほぼ同等かそれ以上。
普段の2人は1日2食の食事パターンだそうですが、今回の検証ではきっちり3食生活。
普段よりも多い量の食事をしっかり食べられるように今回は2人が好きなメニューを中心に用意されているとか。
夜ご飯は、
流石に1日3食同じサラダばっかり食べていると飽きて来たと野菜ファーストYAEの感想。
途中でカツカレーを挟んだりして味変できれば気分も紛れるハズですが、ベジファーストを義務付けられているのでそれも出来ないのはなかなかの苦痛。
そんな事もあって野菜を先に平らげてからのカツカレーには感動もひとしお。
初日は1人約2100kcalを摂取して終了。
検証2日目
さて初日を終えて2日目の朝の時点での体重測定では、
普段の食生活と比べて多い量を食べているので太っていて当然ですが、2人とも同じぐらい体重アップという結果に。
まだ1日終えただけなので要経過観察で検証続行。
2日目の朝ごはんは、
生野菜だけではなく、食物繊維豊富な海藻でもOKなのがベジファーストダイエットという事で2日目は変化球。
この意外な変化に「昨日と変わったから食べやすい。」と好感触の野菜ファーストYAE。
スポンサーリンク食後は初日のベジファーストの効果に不満が噴出しているようでテンション落ち気味の野菜ファーストYAE。
お昼ご飯は2人の好物メニューである、
ただし野菜250gが含まれる野菜たっぷり焼きそば仕様。
野菜の量さえキープ出来ていれば調理方法は蒸しても炒めてもOKというルール。
焼きそばなので当然野菜も麺も全てひっくるめてミックスされていますが、野菜ファーストYAEは厳密に野菜だけをつまんで先に全部食べてから麺やお肉に手を付けるというルール徹底。
でも初めての炒め野菜という事もあって割とすんなり食べられている模様。
そして晩ご飯に用意されたのは、
ご飯、トンカツ、お味噌汁のトンカツ定食 約1000kcal。
野菜は添えられた千切りキャベツ250gでカバー。
こうして2日目は1人約2700kcal摂取と初日に比べて摂取カロリーアップ。
検証3日目
体重測定前の感想は、
かなりお腹がスッキリしていると便通が快調だったようですが、
いざ体重測定では、
2日の検証を終えてついに2人に明暗の差がクッキリ。
野菜から先に食べた事で0.3kgの差に。
この結果に一気に気分がアガっている様子ですが、その勢いのまま3日目も検証続行。
朝食メニューは、
きのこも海藻と同じく食物繊維が豊富なので野菜扱い。
結果も出ていて、さらに味変もできてという事で上機嫌で食べ進める野菜ファーストYAE。
一方で差がついてしまったものの食事自体は美味しく楽しんでいる様子の野菜フリーMIO。
そしてこの日のお昼ご飯メニューは、
生姜焼き定食 約1000kcal。野菜は添えられた大量の千切りキャベツ250gでカバー。
お昼を終えると2人そろって外にお仕事へ。
午後8時に揃って帰宅すると晩ご飯タイム。
この日の夕食はご褒美として待望のデザート祭り。
甘いケーキ3種盛り(ショートケーキ・チーズケーキ・チョコレートケーキ) 約1000kcal。
でも野菜は絶対に食べないといけないルールなのでサイドディッシュのきのこサラダは必須。
なかなかこの組み合わせで食べている人は少ないでしょうね。
見ての通りケーキが盛られたお皿とほぼ同じサイズのお皿にしっかりサラダ。
こうなってしまうとケーキの合間にサラダをつまむ野菜フリーMIOの方がキツそう。野菜から先に片付けたい気持ちは山々ですがそうなると野菜ファーストになってしまうので厳禁。
一方でここまで苦労して来た野菜ファーストYAEは先に野菜を片付けてからゆっくりと食後のデザート気分でケーキを食べられるので快適そう。
3日間の検証を締めくくるデザートを噛みしめつつ検証終了。
3日目も総摂取カロリーは約2700kcalですね。
結果発表
最終的な体重測定結果は、
前日から比べて2人とも同じぐらい体重アップという何ともいえない結果に。
それでも0.4kgの差となって表れたのは確か。
管理栄養士の米村先生に話を伺うと、
「たった0.4kgの差だと思うかもしれませんが、野菜を先に食べる事で後から食べたものの吸収をゆっくりにしてくれますので血糖上昇も抑えられますし、コレステロールも体に吸収されるのをブロックしてくれますので体重増加を抑える効果があります。3日で差が出たという事は(続けると)差が広がる可能性は高いと思います。」
というわけで以上「それって!?実際どうなの課」より3日間野菜から先に食べるベジファーストダイエットをすると自由に野菜を食べるパターンと比べて0.4kgの差がついたという結果でした。
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