林修のニッポンドリル 日清食品インスタントラーメン売上ランキングベスト10は?
21年2月3日放送のフジテレビ系「林修のニッポンドリル 日清食品インスタント麺売上番付」では日清食品で発売されているインスタントラーメンの全商品から年間売り上げランキングベスト10を発表。No.1に選ばれるのはやっぱりカップヌードル?それともロングセラーのチキンラーメン?和風のどん兵衛は?
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第10位
焼きそば、ラーメン、そば、うどんなど各ジャンルをラインナップしたデカうまシリーズはその名の通りボリューミー。
それでいてスーパーなどの店頭価格は100円以下になったりも。
コスパの高さが支持されて第10位にランクイン。
第9位
コチラは袋麺タイプの定番商品。
1963年発売とインスタントタイプの焼きそばとして世界初。
第8位
北海道の味を家庭で気軽に楽しめるのがコンセプト。
第7位
チキンラーメンやカップヌードルなどの人気商品を少しだけ食べたいときに重宝するお椀サイズのパッケージ。
第6位
デビューは1968年の高度経済成長期真っ只中。
トレードマークは添えられた「ごまラー油」。
ごま油をベースにして唐辛子など11種類の味をブレンドした特製調味料のおかげで本格中華感アップ。
そしてキャラクターの「出前坊や」はお馴染ですよね。
スポンサーリンク第5位
最初に発売されたのは1976年。
他社に先行されたカップ焼きそばのジャンルに新規参入すべく、
当時社内に設置されたばかりのマーケティング部が手がけた初の商品。
実はそれまで四角い容器がスタンダードだったカップ焼きそばに新風を巻き起こすべく初の丸いお皿型の容器を採用した野心作。
「焼きそば=皿で食べるもの」という馴染みのある食習慣に合わせて丸型に。
UFOというネーミングはこの丸型も理由の一つですが、社員が会議中に容器を投げた事から発想して名付けられたものだとか。
当時はUFOブームに日本が沸いていたという事もあって遊び心のある名前に。
第4位
インスタントラーメンの常識を覆した革命的商品。
ラーメンの王様を目指して開発されたラ王はラーメン屋さんで食べるような生麺のような食感を味わえる一品。
それでいて長期保存可能という難題にも挑んだ画期的な生タイプ麺も開発。
100万食でヒット商品といわれる業界にあって発売翌年には1億4000万食を販売する特大ヒット。
通常の価格帯よりも高い値段設定だったにも関わらずこれだけの人気を獲得したのは驚き。
2010年に他商品の人気に押された影響で一度生産終了になったものの、日清食品の中でカップヌードルに次ぐ認知度を誇るこのラ王という名前を途切れさせまいと大リニューアルを敢行。
そのおかげで見事に復権を果たし、今では売上ランキング第4位にランクインするまでに人気も回復。
第3位
世界初のインスタントラーメンにして日清食品の歴史を語る上では絶対に外せない超ロングセラー商品。
その誕生は1958年。東京タワーが完成する直前というタイミング。
チキンラーメンの「チキン味」は日清食品の創業者として知られる安藤百福が考案。
鶏肉が苦手で食べられない百福の息子が母の作る鶏がらスープのラーメンだけは喜んで食べたというエピソードから着想。
うどん一玉が6円だった時代にチキンラーメンは一食35円と高価格帯での販売でしたが爆発的ヒットを記録。
2003年には割り入れた卵を受け止める為のくぼみ「たまごポケット」を新たに導入してバージョンアップ。
さらに2008年には白身ポケットと黄身ポケットという2段階のくぼみ「Wたまごポケット」に進化。
スポンサーリンク第2位
1976年のデビュー以来、和風インスタント麺のトップを走り続ける大定番。
東日本エリア(かつお出汁)と西日本エリア(昆布出汁)でだしの味を変えて販売されているのは有名な話。
パッケージに「E」と「W」と表記されているので見た目でも判別可能。
第1位
1971年発売の商品ですが国内年間売上1000億円オーバーとやっぱりNo.1。
世界100以上の国と地域で販売されていて累計450億食以上という押しも押されもせぬインスタントラーメン界のトップブランド。
カップヌードルのラインナップの売上ランキングは、
- レギュラー
- シーフードヌードル
- カレー
- カップヌードル味噌
- チリトマトヌードル
一番スタンダードな赤いパッケージでお馴染の「レギュラー」は実はしょう油味ではなく「コンソメ風味」。
ちなみにカップヌードルの表記では「ド」だけ小さく書かれているのはお気づきですか?
カップヌードルのドだけが小さい理由は2つあって、
- 英語のnoodle(=ヌードル)の発音に近付ける為
- 1971年当時ヌードルは日本人には聞き慣れない単語であり「裸」を意味するヌードを連想させない為
また、カップヌードルのフタにアルミコーティングがされている理由は、
アメリカ出張をした創業者の安藤百福が帰りの飛行機の機内で目にしたアルミ容器に入ったマカダミアナッツがヒントになったとか。
そして発売当初はあまり人気が無かったカップヌードルが爆発的人気を得るようになったきっかけが1972年2月に発生した「あさま山荘事件」から。
事件現場の生中継映像を日本中が固唾をのんで見守っているその時、テレビに映し出されたのはカップヌードルを現場で食べる機動隊の姿。
この様子が全国に中継されたおかげで大ヒットに繋がったというのは有名な話。
以上「林修のニッポンドリル 日清食品インスタント麺売上番付」から日清食品インスタント麺の全商品から年間売り上げランキングベスト10についてでした。
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