それって実際どうなの課 朝昼夜バナナダイエットは効果ある?効果なし?チャンカワイが検証
21年2月4日(3日深夜)放送の日テレ系「それって!?実際どうなの課」では朝昼晩と三食バナナだけを食べるバナナダイエットは太るのか痩せるのか?その効果をチャンカワイが検証。3日間バナナだけを食べ続けるという方法で、その結果、体重はどうなってしまうのでしょうか?
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バナナはビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素を手軽にバランス良く食べられる事で知られていますが、糖質が多くて食べ過ぎると太るなんてお話も聞かれますよね?
その一方でカロリー自体は低カロリーで食物繊維が多く含まれるので痩せるバナナダイエットなるものもあったり。
つまり「バナナは太る説」と「バナナ痩せる説」という真逆の説が存在していることになりますよね。
というわけで番組では検証する事に。挑戦するのはおなじみチャンカワイさん。
バナナは1本およそ70kcal。
一食に食べる量としては5~6本食べればかなり食べているように感じられますが、それだと摂取カロリーにして約400kcalほど。
それを朝昼夜と3回食べても1日の摂取カロリーが1200kcalと大幅なカロリー制限状態になってしまうという事で、
チャンカワイさんの体型などから専門家が弾き出した1日に必要なカロリー約3000kcalをバナナだけで摂るというルールに設定。
これはバナナにすると3房。1房1kgと仮定すると1日に食べるバナナの総量は3kgという計算。
まずは検証前の体重測定をしてみると、
ここからスタート。
検証スタート
バナナはテーブルなどに触れている箇所から傷みやすくなるため、吊るして保管する事で長持ちするフルーツ。
という事で大量のバナナを3日間食べ続けるチャンカワイさんのためにバナナスタンドを用意して吊るして食卓に待機。
というわけで早速朝ごはんとして1房15本(1kg)のバナナを食べ切る事に。
1房の中でも1本1本微妙に味が違ったり、房についている場所によって食感が異なったりという事を発見しつつ食べ進んでいくチャンカワイさん。
そんなこんなであっという間に完食。
バナナは糖質が多く含まれる果物ですが、その糖質量はざっくり言うと1本につき飴玉個分。
つまり朝ごはんでバナナ15本を平らげたチャンカワイさんは飴玉60個を一気に食べたのと同じ感じに。
そしていつも通り、食後はゴロゴロと過ごして余計なカロリーは消費しない生活へ。
すると食後しばらくしてお腹が膨れるような感覚を覚えている様子。
実はこれはバナナに含まれる食物繊維が理由。
胃や小腸を抜けて大腸に入った食物繊維が分解される過程でガスのようなものが発生、するとお腹が張ったような感覚=腹部の膨満感につながるんですね。
そうしているうちに昼ごはんの時間に。
1時の昼食も当然ながらバナナ1房。
ところが9本目のバナナに差し掛かった時「腹いっぱいや!」と相当お腹が苦しい様子。
その後は何とか苦労しつつこの日30本目となるバナナを完食。
わずか5時間の間に約2kgのバナナが体に入ったので苦しいのも当然。
それから5時間後には夜ごはんタイム。
昼ごはんから食後5時間が経っているのである程度お腹に余裕が生まれて順調なペース。
それでもこの日45本目のバナナを食べ終わる頃には「人生MAX腹パンパンやわ!」と大満腹状態。
検証2日目
朝の気分を尋ねてみると「胃もたれです。笑」と苦笑い。
そして驚くべきなのがトイレ回数。
前日から数えてもう既に10回は便通があったという驚異的な数字。
というわけで体重測定をしてみると、
確かに体重は増えてしまったものの、あれだけの大量のバナナを食べて何もせず室内でゴロゴロしていたのに400g増量で抑えられていると考えれば悪くない数値なのかも。
経過観察が必要なので実験は継続。
2日目のバナナ3房生活は朝ごはんから割と好調の様子。
問題なくこの日1房目のバナナを食べ切ってごちそうさまでした。
そして4時間後の昼ごはんではこの企画でお馴染の「味変アイテム」を導入する事に。
- こしょう
- 塩
- ヨーグルト
- マヨネーズ
- ケチャップ
- しょう油
のラインナップ。
スポンサーリンクしょう油好きというチャンカワイさんがまず試したのは、しょう油を出した小皿にバナナをちょっとつけて食べる味変。
何と「ウニっぽい。」というチャンカワイさんのリアクション。みんなも是非試して欲しいと大絶賛。
続いてはケチャップに挑戦。
バナナの酸味とケチャップの酸味の相性が抜群でコチラも高評価。
お次はこしょうですが、こしょうだけは大失敗。
そんなこんなで味変を楽しみつつ昼食のノルマ1kgを完食。
そうして5時間が経ったので夕食タイム。
2日目の夕食はご褒美として最高級フィリピンバナナ「アポ山スーパー800」を進呈。
そのお値段は一般的なバナナの約30倍。1本1000円という高級バナナ。
ちなみにアポ山とはフィリピンで一番高い山の事。
早速そのまま食べてみると「美味すぎる…。酸味の船に乗った甘みが運ばれてるって感じ。すっごい優しい香りがじゅわ~って。」
ところが高級バナナに逆に恐れを感じているようで、1本食べるごとに1000円消費していっていると思うと躊躇。
というわけで2本食べた所でいつものノーマルバナナにカムバック。
慣れ親しんだ味に戻ると「酸っぱ!!これよ。この雑味よ!」とノーマルバナナの酸味に一安心。
その後は膨れてくるお腹にやや苦しみつつも何とか完食。この日のノルマ3房を食べ切って2日目終了。
お腹の具合は「はち切れるで!」とかなりギリギリの様子。
検証3日目
朝起きても全く空腹感がやって来ない様子ですが、その一方で朝起きですぐにトイレに駆け込むほどの快便ぶりはこの日も健在。
そしてこの日の体重測定結果は、
- 体重94.3kg (前日比プラス0.8kg)
前日の倍となる800g増量という事に。
順調に体重が増えていってしまっているので3日目はルール変更。
バナナを食べ続けるというルールはそのままに食べる量は「お腹がいっぱいになった時点で食べるのをストップ」に変更。
というわけで朝10時のバナナは5本食べた時点でごちそうさまでした。
そして食後3時間経ったお昼2時にランチタイム。
お腹が膨れて来たと感じた時点でストップしてお昼には6本完食したところで昼ごはん終了。
続いて5時間ほど経った19:30にこの実験最後のバナナタイムがやって来ますが、
全くお腹が空いていないとチャンカワイさん。
腹持ちの良さはこれまでの実験の中で1位、2位を争うほどという感想。
結局最後は8本のバナナを食べて3日間に及んだバナナタイム終了。
3日目は合計19本のバナナ摂取。1日目、2日目は1日45本のバナナを食べていたので半分以下ですね。
検証結果
というわけで3日間のバナナ生活を終えた時点での体重測定は、
前日と比べると一気にダイエット成功。
体重の推移は、
体重:93.1kg(検証前) → 93.5kg (前日比プラス0.4kg) → 94.3kg (前日比プラス0.8kg) → 92.9kg (前日比マイナス1.4kg)
検証前と比べても0.2kgのダイエットに成功。
この結果に文教大学飲料出藍会 管理栄養士の笠岡誠一先生は、
「1日目、2日目で3000kcal食べてて、3日目は1500kcalしか食べてないわけじゃないですか。当然半分しかカロリー摂ってないわけですからその分痩せてく。」
「1.4kgも減ったの!?はっはっはっは。普通、半分の摂取カロリーで満足できるってなかなか無い。ガマン出来ないわけですけど、そういう意味ではバナナってすごいなって改めて思いましたね。」との事。
という事で以上「それって!?実際どうなの課」よりバナナを1日3房(45本3kg)を食べると体重は増えて、バナナを満腹まで食べたら体重が減ったという結果でした。
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