TOKYO MER 喜多見チーフ(鈴木亮平)の筋肉&筋トレシーンまとめ
TBS系ドラマ日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室」ではMER(Mobile Emergency Room)チームのリーダーを務める喜多見幸太チーフドクターを鈴木亮平さんが演じていますが、劇中ではその鍛え上げた筋肉を披露するシーンが所々に登場。というわけでそんな筋トレシーンをちょっとした解説と共にご紹介。
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第1話
まずは冒頭からあいさつ代わりと言わんばかりに懸垂で登場の喜多見チーフ。
いかにもアスリートっぽい体型を強調する為にアンダーアーマーのノースリーブを着用。
医療従事者を意識しての白色なんでしょうか。
やっぱりお医者さんのイメージカラーって白衣の白ですよね。
わざわざ別カットも用意してじっくり懸垂シーンを見せるという。
体のポジションを一番下げた位置(ボトムポジション)で腕をしっかり伸ばしているのが見て取れますね。
懸垂をする時に腕を中途半端に曲げる人がいますがそれでは体の可動域をフルに使えないので、
喜多見チーフのように出来るだけ体を下げるのは大事。
上げ下げをゆったりしたリズムで行っているのもポイント。
素早く動かすよりもゆっくりの方が負荷が高くなるので喜多見チーフはそんなアプローチ。
逆に出来るだけ素早く動かして筋肉の爆発的な力の発揮を養うトレーニングもあるので、
これは何を目的に鍛えるのか?によって使い分ける必要がある所。
シックスパックがしっかり覗いていますね。
スポンサーリンク続いてはMERの本拠地で体幹トレーニング中の喜多見チーフ。
ホローロック(hollow rock)と呼ばれる筋トレメニューの一種ですね。
トレーニングマットもきっちり用意してあって、職場で筋トレする気満々の喜多見チーフ。
奥にダンベルも2種類確認できますね。
「何をしてるんですか?」と音羽技官に冷たく問われると、
喜多見幸太「体幹ですよ。体幹トレーニング。一緒に汗流しますか?」
音羽尚「いらないですよね。医者にそこまでの筋力は。」
喜多見幸太「いりますよ。MERの医者には。」
ちなみに体操選手などがウォーミングアップや補強トレーニングに用いたりするケースも。
コチラが参考のYouTube動画。
前後に揺らさなくても両手両足を上げた状態をキープするホローホールド(hollow hold)というトレーニングでも十分に体幹トレになるので初心者でも取り組みやすいメニューだったり。
静止画だと分からないですが、ワイシャツを乱暴に脱ぐシーンでは大胸筋が波打っているのが分かるほど。
腹筋を収縮させると横腹の腹斜筋もしっかりカットがついているのが分かりますね。
この辺は体幹トレーニングの賜物でしょうか。
最後は足上げ腕立て伏せ(feet-elevated push up)をする喜多見チーフ。
足から頭のてっぺんまで体が真っ直ぐに伸びているように見えますし綺麗な姿勢ですね。
足を付く位置を上げると負荷のかかり方も変わり、肩などにもより強い負荷がかかるようになるので普通の腕立て伏せよりもレベルアップ。
ダンベルが用意されているぐらいなので、場所も取らないプッシュアップバーの使用も喜多見チーフにおすすめしたい所ですね。
スポンサーリンク第2話
第2話の筋トレシーンもやっぱり懸垂からスタート。
ここでは懸垂バリエーションのコマンドプルアップ(commando pull up)を行っていますね。
このバリエーションは前腕に負荷が強くかかるやり方。
体を持ち上げたトップポジションをキープしながら高輪先生の来客に驚く喜多見チーフ。
肘周辺の筋肉に力がはいているのが分かりますね。太い腕を作るためには有効なこのトレーニング。
上げ下げをゆっくりのテンポで行ってじっくり効かせているようですね。
第1話では足上げのバリエーションでしたが、ここではオーソドックスなスタイル。
上腕三頭筋(二の腕)がしっかりと隆起しているのが見て取れます。
バリエーション豊富に様々な刺激を筋肉に入れるというのは良いアプローチですよね。
スポンサーリンク第3話
見上げるMERのメンバーを尻目に肩や胸を鍛えるディップスに取り組む今回の喜多見チーフ。
全体重を2本の腕だけで支えて上下する種目なので見た目以上にかなりキツい筋トレメニュー。
いわゆる自重トレの中でもハードな部類。
2階の角のL字部分を上手く使って賢くどこでもトレーニング。
麻酔科医の冬木治朗から「チーフ、どこで鍛えてるんですか?」とツッコミを入れられていますが、
喜多見チーフはどこ吹く風。
逞しい前腕の筋肉が見て取れますね。
第2話で登場したコマンドプルアップは前腕を鍛えるのも使える筋トレ種目なのでトレーニングの成果ですね。
第4話
いつものトレーニング場所でキャスター付きの椅子を代用に使ったTRXクランチ(TRX crunch)を行う喜多見チーフ。
バランスボールなどを使うリバースジャックナイフ(ボールジャックナイフ)の方が近いでしょうか。
足を胸に向かって引きつけたり離したりして腹筋を鍛えるかなりハードな負荷がかかる筋トレメニュー。
TRX(Total Resistance Exercise)は体操のつり輪のような天井から垂れ下がったストラップを使うトレーニングの事で、いわゆるサスペンショントレーニングと呼ばれていますが、流石にあの部屋にストラップをだらんと垂らすわけにはいかないので。
スポンサーリンク第5話
2階で縫合の自主トレーニングを行う音羽先生とは対照的にいつものノースリーブ姿で筋トレ中。
第1話のシーンで既に詳細は述べていますが、体の上げ下げを丁寧に行っているのが見て取れますね。
腕が伸びきってしまうと負荷が抜けてしまうので、伸びきる直前で止め、そこからまた体を上げていくという動きが大切。
中途半端に上げ下げをすると筋肉の可動域が狭い範囲しか使えないのでトレーニング効果もイマイチに。
その点でいうと喜多見チーフの懸垂は広い可動域を使っているので効果的ですよね。
筋力に余裕が無いと余裕のある動きというのは出来ないものなので、その点で言うと喜多見チーフはしっかりと鍛えられているのが一目瞭然。
第6話
今回はいかにも筋トレという感じのダンベルカールで上腕二頭筋を鍛える喜多見チーフ。
第1話でチラッと映っていたダンベルがやっと活躍。
ここだけ見たらまるで消防隊員のようですね。
腕立て伏せや第3話に登場したディップスなどを行っている喜多見チーフなので鍛錬の賜物。
遠くで見つめる音羽先生をよそになぜかシャツを脱ぎだして上半身裸に。
菱形筋や大円筋などの形がしっかり出ているのが分かりますが、懸垂などでしっかり背中を鍛えているのでこの結果も納得。
もはやただのサービスショットのように思えますが、
フジテレビ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」でも山下智久さんの着替えシーンがサービスショット的にちょくちょく入っていたのを思い起こさせます。
コチラは決してスポーツクライミングをやっているわけではなく、ただの洗車なのでお間違えなく。
“黒塗りの車に乗った連中”が喜多見チーフを監視していたようですが、筋肉の仕上がりでもチェックしていたんでしょうか。
スポンサーリンク第7話
エンディングシーンではハンギングレッグレイズにいそしむ喜多見チーフ。
なぜわざわざコチラ側を向いているのかは謎です。意外にかまちょな喜多見チーフなのかもしれません。
腹筋を縦に走る腹直筋などに強い刺激が加わるトレーニングメニュー。
上体を起こすいわゆる腹筋運動と呼ばれるクランチやシットアップよりもコチラの方が筋トレ効果は高いという研究データもあったり。
脚を上げる角度や上体を捻る動きなどで横腹の腹斜筋のトレーニングも応用化。
鉄棒にぶら下がっているので当然ながら握力のトレーニングにもなりますし、懸垂が一回も出来ないという人はぶら下がるだけでも懸垂の為の補助トレーニング効果があるので是非。
筋トレに打ち込む喜多見チーフをよそにお喋り中のMERメンバーたちはもうすっかり慣れっこの様子ですね。
後ろで筋トレ中の喜多見チーフのうめき声が聞こえるのにスルー。
メンバーが去った後に遅れて音羽先生が登場。ぶら下がったままやり取り。
喜多見チーフのレッグレイズと音羽先生と言う謎の2ショット。
ちなみに番組公式ツイッターアカウントでも、
【七夕企画🎋 その②】
/
いろんな場所で筋肉を鍛えている
喜多見先生( #鈴木亮平 さん)の写真が見たい!
\MER了解!
2階の手すりを使って💪
椅子を使って💪
おまけにMERチームも喜多見先生を見習って😆!!#tokyomer #中条あやみ #菜々緒 pic.twitter.com/16THewUTqW— 【公式】TOKYO MER 走る緊急救命室-TBS日曜劇場- (@tokyo_mer_tbs) August 20, 2021
既に紹介済みですが手すりを使ったディップスや、椅子を使ったTRXクランチ(リバースジャックナイフ)。
蔵前&弦巻の2人が行っているのはアキレス腱伸ばしではなく、恐らく段差を使ったブルガリアンスクワットでしょうか。
スポンサーリンク第8話
ベスト・キッドのワックスシーンを思い出しますね。
タオルを首からかけている姿は完全にジム終わりですが、ただ洗車しただけ。
喜多見涼香「なんでいつもお兄ちゃんが洗車してるの?」
喜多見幸太「みんな病院の仕事あるだろ。MER専属(で筋肉見せられるの)は俺だけだから。」
続いてはMER本部のいつもの場所でスター・トゥー・タッチを行う喜多見チーフ。
右足左足と交互にタッチして、ひねりを加えて同僚たちに視線を送る喜多見チーフ。
仰向けの状態で自転車を漕ぐように足を動かすバイシクルを行う喜多見チーフとそれを取り囲むMERメンバーたち。
喜多見チーフの筋トレ姿をみんなで見ようの会状態。
腹筋を鍛えるメニューを連続して行ってジャイアントセット法の一種でしょうか。
転んでもただは起きぬ喜多見チーフここにあり。
スポンサーリンク第9話
TOKYO MER解体の危機を前にして流石に筋トレどころではなかった模様の喜多見チーフ。
ここまで毎話恒例だったトレーニングシーンが遂に第9話にして途切れる事に…。
トレーニングは合間に休養期間を設けるのも大事なので今回はそういう事でしょうか。
それだけだと流石に寂しいので、超重量級のシャッターを担いで持ち上げる千住隊長の雄姿。
かなり珍しいですが、みこし担ぎ状態で行うワンショルダーバーベルスクワット。
その前に閉まりかけたシャッターを持ち上げるシーンがありますが、
この姿勢だと恐らく力が十分に発揮されないので、デッドリフト姿勢をベースにする方が良いのではないでしょうか?
千住隊長とか身体のサイズが違い過ぎますが、これだと世界記録ラインで500kgとか持ち上げられますので。
重量挙げのクリーン&ジャークだとこんな具合。
もしくはシャッターを背にして持ち上げる姿勢でも良いかもしれません。
お尻の後ろを通すリバースデッドリフトの要領ですね。
そして、成人男性をお姫様抱っこして息を止めたまま走る喜多見チーフ。
お姫様じゃなくて大使様抱っこですけどね。
スポンサーリンク第10話
第10話はいつもの場所で膝を立てた状態の喜多見チーフからスタート。
分かります。その気持ち。恐らく先ほどまでやっていたトレーニング(膝立で仰向けなので恐らく体幹系トレ)の調子が良くなかったんでしょうね…。
それでも継続は力なり「必ずやり遂げる」という意志が大事ですから、トレーニングを続けなければと気合を入れ直したわけです。
ちなみにジャンプで懸垂バーや鉄棒に飛びついて、そこからゆっくり体を下げる方法(ネガティブレップ)でも懸垂のトレーニング効果は望めますので、懸垂がなかなか持ち上がらないという人にはおすすめ。
また、第1話の懸垂シーンと何かが違うのがお分かりになりますか?
答えは「グリップ幅」と「親指」。
グリップ幅を広くしたり、狭くしたりする事で刺激する筋肉に変化をつける事が出来ますよね。
第10話では親指をかけないサムレスグリップになっていますよね。
サムレスにするとバーを握るというよりも「指を引っかける」意識が強くなるので懸垂であれば背筋を追い込みやすくなるというメリットがあったり。
反対に握力を鍛えられなくなるデメリットもあるので目的によって使い分けるのが大事ですね。
懸垂で握力も一緒に鍛える場合にはタオルを掴むタオルグリップという方法も。
第11話(最終話)
喜多見幸太「なんだか疲れがどっと出たみたいで。なかなかこう思うように体が動かなくて。あんなに筋トレしてたんですけどね。笑」
MERメンバーの前では気丈に振る舞う喜多見チーフ。
思い返せば第1話からほぼ毎回筋トレに励んでいましたよね。
最終話という事もあって筋トレをやってる場合ではないほどの怒涛の展開だったわけですが、
有毒ガスの影響で意識がもうろうとする音羽先生を抱えて持ち上げる喜多見チーフ。
片手でパートナーを上手くコントロールする喜多見チーフは流石です。
特別編 隅田川ミッション
屋形船の状況確認のためにダッシュ。
今回一番体を張ったのは彼女。
残念ながら特別編ではトレーニングシーンはゼロ。
以上、喜多見チーフの筋肉&筋トレシーンまとめでした。