サッカー日本代表戦でゴールの度に流れる曲「Song 2」サッカーと音楽の関わり
サッカー日本代表戦を観ていて気になるのがゴールシーンで会場に流れている「ウーフー!」と叫ぶあの曲。あの印象的なゴールセレブレーション曲はBlur(ブラー)の”Song 2(ソング2)”という曲なのですが、あの曲とスポーツ、特にサッカーとの関係性についてご紹介。
多くのアーティストからカバーされているSong 2ですが、実はその歴史を紐解くとサッカーとスポーツとの関わりがかなり深いとか。
スポンサーリンクサッカーとSong 2
まずは何はともあれBlur(ブラー)”Song 2(ソング2)”を聴いてみましょう。
ゴールシーンで毎回かかるのが「ウーフー!」という印象的なフレーズ。
海外でも”Woo Hoo song”という通称で広まっていたりして、日本語訳すればそのまんま「“ウーフー”の曲」。
1997年に発表されたイギリスのロックバンド、ブラーのアルバム『ブラー』に収録された曲なので既に20年以上前の曲というわけですね。
デモの時点ではアコースティックによるもっとスローテンポな曲だったそうですが、後にパンキッシュでアップテンポの曲に変更。
その際にアメリカのグランジっぽさを出すためにわざと素人臭い音、ゴチャついた音を意識して音作りが進められたなんてエピソードが残っていたり。
そしてこのSong2に転機が訪れるのは、とあるゲームのテーマソングとして使用された事から。
それが1997年発売のEA SPORTSによる、
FIFA: Road to World Cup 98
ゲームのヒットもあって一気に知名度が上がったSong 2は、その後様々なシーンで使われるようになっていき、例えばインテルCPUのコマーシャルソングに使用されたり。
スポーツの現場だとサッカー、アイスホッケー、NFL、MLBなどのスタジアムでゴールや得点に合わせて流れたり、ホームチームの勝利を祝う曲として試合終了時に流れる事も。
あらゆるスポーツシーンで流れる曲となっているSong 2ですが、サッカーに関して言えば、
セリエAのユベントスのゴールチャントとして2020年の試合から使用スタート。
その他はプレミアリーグのリバプールがゴールの際に使っていたり。
というわけで以上、サッカー日本代表戦でゴールの度に流れる曲「Song 2」についてでした。