グッとフレーズ 世代別の歌詞が刺さる名曲32連発で紹介された全曲リスト
21年7月20日放送のTBS系「この歌詞が刺さった…グッとフレーズ32連発!」では歌詞に注目した音楽番組として名曲の「心にグッと刺さる歌詞」を32連発で紹介。10代~50代の世代別アンケートで選ばれた自分史上No.1の歌詞の全曲リスト&有名人が選んだ9曲を一覧で。
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10代が選曲した5曲
あいみょん『君はロックを聴かない』
「君はロックなんか聴かないと思いながら 少しでも僕に近づいてほしくて」
好きな人を自分の好きな音楽で元気づけたいという男子目線の淡い恋を歌った歌詞。
Official髭男dism『Pretender』
「たったひとつ確かなことがあるとするのならば 君は綺麗だ」
好きと言ってしまうと今の関係が終ってしまうそうで言えない…その複雑な気持ちを表現。
YOASOBI『群青』
「朝も夜も走り続け 見つけ出した青い光 もう今はあの日の透明な僕じゃない」
2020年音楽配信サービスAWAユーザーが選ぶ「この夏一番刺さった歌詞」で1位に選出されたこの曲。
夢を探して大人への一歩を踏み出そうとしている10代にとってはグッと来る歌詞に。
優里『ピーターパン』
「大人の言う常識なんてものは 丸めて捨てちまえ」
夢を追い続ける事を否定されて来たという無名時代の優里が、そんな否定的な周囲をいつか見返してやるという思いが込められた一曲。
WANIMA『ともに』
「どれだけ過去が辛くて暗くても 昨日よりも不安な明日が増えても 悩んだり泣いたりする今日も 進め 君らしく心踊る方」
将来に不安を抱える多くの10代に刺さる一曲で「共に」「友に」という2つの意味が込められたタイトル。
20代が選曲した5曲
DISH//『猫』
「猫になったんだよな君は いつかフラッと現れてくれ」
作詞・作曲を担当したのはあいみょん。
多くの20代から失恋ソングとして歌詞が刺さるという回答でしたが、
北村匠海さん主演の映画『君の膵臓をたべたい』の劇中で描かれた「彼女との悲しすぎる死別」からインスピレーションを受けたあいみょんが書き上げた歌詞。
彼女を失くす「悲しみ」ともう一度会いたいという「願い」をネコをモチーフに。
THE BLUE HEARTS『人にやさしく』
「マイクロフォンの中からガンバレって言っている 聞こえてほしい あなたにも ガンバレ!」
シンプルなフレーズが世代を超えて愛される一曲。
80年代の曲が20代に響いているかというと、その一つの理由が江頭2:50のYouTube動画。
動画チャンネル内でアップされたエガちゃんの歌唱動画をきっかけで知ったという人が多くいたとか。
菅田将暉『虹』
「一生そばにいるから 一生そばにいて 一生離れないように 一生懸命に」
「さみしい夜を半分 僕に預けて欲しい うれしい日々は十分に 笑い合っていたい」
映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌。
のび太くん目線で書かれたウエディングソングと解釈するファンが多く、愛する人へのメッセージがグッと来るポイント。
劇中でしずかちゃんのお父さんがかける言葉が歌詞にリンクするという声も。
嵐『Happiness』
「走りだせ 走りだせ 明日を迎えに行こう 君だけの音を聞かせてよ 全部感じてるよ」
二宮・櫻井W主演のドラマ『山田太郎ものがたり』の主題歌。
ONE OK ROCK『キミシダイ列車』
「Just Hold on tight, It can be all right We take it back 取り戻すのさ 過去の自分が 今僕の土台となる」
英語歌詞部分は「しがみついていれば 大丈夫 取り戻しに行こう」という日本語訳。
男子フィギュアスケート羽生結弦は試合前に聴いて気持ちを高めているとか。
スポンサーリンク30代が選曲した4曲
Mr.Children『HERO』
「でもヒーローになりたい ただ一人 君にとっての」
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロの際に多くの人命を救う警察や消防の姿を見た桜井和寿が「大それたヒーローにはなれないとしても、身近な人のヒーローになりたい」という思いで書いた歌詞。
岡本真夜『Tomorrow』
「涙の数だけ強くなれるよ」
幼い頃に祖父母に育てられた岡本真夜が祖父から言われた言葉から着想したとか。
元々ピアニストを志していたものの、高校1年生時に歌手を目指す事に決めた岡本真夜に祖父は強く反対。
それでも反対を押し切って高校卒業と同時に上京。すると1年後に祖父からの一通の手紙が。
そこに書かれていたのが「涙が多いのが、人生だよ」というフレーズだったそう。
DREAMS COME TURE『AGAIN』
「あの最強の笑顔を AGAIN」
元・女子バレーボール日本代表選手の木村沙織にとっても思い出の一曲だそう。
TOKIO『宙船』
「おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな」
中島みゆきが作詞を担当。
オールは「舵取り」と「全部」のダブルミーニングという声も。
40代が選曲した4曲
DREAMS COME TRUE『未来予想図Ⅱ』
「いつもブレーキランプ 5回点滅 ア・イ・シ・テ・ルのサイン」
Mr.Children『終わりなき旅』
「高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな まだ限界だなんて認めちゃいないさ」
元・サッカー日本代表選手の鈴木啓太にとっても思い出の一曲。
KinKi Kids『硝子の少年』
「ぼくの心は ひび割れたビー玉さ のぞき込めば君が逆さまに映る」
松本隆が作詞を担当。
中島みゆき『糸』
「縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布は いつか誰かを 暖めうるかもしれない」
縦の糸、織りなす布に大切な誰かや何かを当てはめて共感する人が多数。
スポンサーリンク50代が選曲した5曲
玉置浩二『田園』
「生きていくんだ それでいいんだ」
コロナ禍という事もあって、シンプルな応援歌として刺さるという回答も。
渡辺美里『My Revolution』
「夢を追いかけるなら たやすく泣いちゃだめさ 」
50代女性からの支持が厚い一曲。
SMAP『夜空ノムコウ』
「あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ… 全てが思うほど うまくはいかないみたいだ」
作詞はスガシカオが担当。
尾崎豊『僕が僕であるために』
「僕が僕であるために 勝ち続けなきゃならない 正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで」
DREAMS COME TRUE『何度でも』
「何度でも何度でも何度でも 立ち上がり呼ぶよ」「10000回だめで へとへとになっても 10001回目は何か変わるかもしれない」
青山学院大学陸上競技部の原晋監督が夫婦ともに選曲。
有名人が選曲した9曲
コチラは番外編として有名アーティスト、スポーツ選手などの有名人9人が選曲した曲たち。
Mr.Children『PADDLE』
「新しい記号を探しに フラスコの中飛び込んで どんな化学変化を起こすか 軽くゆすってみよう It’s OK」
「もしかしたら今日は何も起こんないかも でも明日へとパドリング」
コチラは陸上男子100mを舞台に世界と戦う山縣亮太が選んだ一曲。
度重なる怪我や病気で苦しんでいる時に背中を押してくれた曲なんだとか。
荒井由実『やさしさに包まれたなら』
「カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の やさしさに包まれたなら きっと 目にうつる 全てのことは メッセージ」
吉岡里帆の選曲。
大人になると優しくない朝ばかりでも、その気持ちの持ち方をちょっと変えてみるだけで、当たり前のことを見落としてはいけないと思えるようになるとの事。
EPO『う、ふ、ふ、ふ、』
「気ままな時間 今はもうないけど 本当の自由を 手に入れたのネ」
「大人になって なにかに追われ出しても 心の感度は 磨いていたい」
1983年の資生堂の春のCMソングですが上白石萌音の選曲。
仕事が増えて忙殺されていた頃に2番の歌詞にハッとさせられたとの事で、好きな仕事をして忙しくなっている事を自由と呼ぶんだと気付かされたそう。
スポンサーリンク小田和正『言葉にできない』
「la la la …… 言葉にできない」
SixTONESジェシーの選曲。
オフコースのボーカルを務める小田和正が脱退するメンバーの鈴木康博に向けて作詞したとファンの中で広まっている一曲ですが、恋愛に置き換えて解釈したというジェシー。
中島みゆき『瞬きもせず』
「瞬きひとつのあいだの一生 僕たちはみんな一瞬の星」
鬼龍院翔が選んだ一曲。
プレッシャーのかかる場面でドンと構えて生きようと思わせてくれるフレーズなんだとか。
AI『みんながみんな英雄』
「悩んでは忘れて 忘れたは悩んで あした あさって しあさって あたらしい未来がやってくる」
「走っては 休んで 休んでは 休んで 泣いて 笑って 飯食って あたらしい明日が待っている」
元ラグビー日本代表選手の五郎丸歩の選曲。
浮き渋みがあるスポーツ選手にとってはグッと来る歌詞で苦しい時期を支えてくれたとの事。
Creepy Nuts『助演男優賞』
「誰も待ってないかもしれないけど お・ま・た・せ!!」
売れていない頃の、いつかは主役を張りたい!という野心が表れる歌詞をきゃりーぱみゅぱみゅが選んだ理由が、
ワンマンライブではファンに囲まれて盛り上がっていても、フェスのステージで自分のファン以外に見てもらう際のアウェー感がプレッシャーになっていた頃、この曲の歌詞に鼓舞されたからだそう。
椎名林檎『TOKYO』
「どんな最期を迎えて 死ぬんだろう。変わらず誰にも甘えず、ずっとひとりなら長いわ。高が知れた未来。短く切上げて 消え去りたい。飲み込んで東京。」
ヒャダインが創作活動を続けている中、周囲との差異から感じてしまう死にたいとさえ思えるほどの孤独に襲われた際に自分を救ってくれた曲として選曲。
セリーヌ・ディオン&ピーポ・ブライソン『Beauty and the Beast』
「Ever just the same Ever a surprise Ever as before Ever just as sure As the sun will rise」
日本語訳派「いつも同じなのに いつも驚かされる いつも疑問で 毎朝昇る太陽と同じくらい 確かなこと」
細田守監督の下積み時代を支えてくれた一曲だそうでディズニーのアニメ映画『美女と野獣』も大好きな作品との事。
以上「この歌詞が刺さった…グッとフレーズ32連発!」で紹介された32曲でした。
TBS「この歌詞が刺さったグッとフレーズ」に関する全記事はこちらのリンクから
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