チコちゃんに叱られる 手の平の線(手相、皮線)はなぜ出来る?答えは胎児の時に手を握るから
21年12月3日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」の第2問は『なぜ手の平には線が入っている?』という問題。答えは胎児の時に手を握ったからだそうで、妊娠2か月ぐらいで初めて手の平に線が刻まれて手相が出来きあがってくるとか。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】中村勘九郎、キムラ緑子
【VTRゲスト】島田秀平
なぜ手の平には線が入っている?
2問目の指名は、
この中で一番、きれいな手をしているステキな大人ってだーれ?
謙遜していますが説得された結果、キムラ緑子さんが回答者に。
視聴者から寄せられたおたよりを基に出題されたチコちゃんの疑問は、
なんで手の平に線が入っているの?
手を開いたり、握ったりする為に線が入っているという答えですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
続けて岡村さんに聞くと、細胞分裂の残り物という答えですが残念。
VTRでは手相芸人の島田秀平さんにも同じ疑問をぶつけてみると、
流石に手相芸人なだけあって見事にチコった模様。
というわけでチコちゃんの答えは、
お母さんのお腹の中で手を握ったから
解説は東京慈恵医科大学の宮脇剛司主任教授。
手の平の線は医学的には皮線とも表現され、この線によって手の神経や血管の位置を推測できるので非常に重要。
そしてこれが最初に出来てくるのは胎児の時代。
妊娠2か月ほどで骨や筋肉が形成されると、この時筋肉の誕生と共に「手を握る」という動作が初めて可能に。
この時にお母さんのお腹の中でグーパーを繰り返して皮線が誕生。
手の平を半分にするよう折る動きで手相でいう所の「感情線&頭脳線」が刻まれ、
これらの長さや形に個人差があるのは、
胎児の時に握りしめる強さや回数、骨の大きさなどが一人一人微妙に違うせい。
スポンサーリンクこうした個人差のせいで紀元前3000年の古代インドにおいて手相占いが誕生し、その後中国や西洋に広まっていったりなんて事も。
ちなみに大人になってこの手に平の線が変化する事はあるか?については、
手を握る力の変化や使う頻度によって線が濃く刻まれたりという事はあり得ると宮脇先生。
他にもスマホを多く使っていると親指の使用頻度が上がるので手相でいう所の生命線が濃くなったり。
最後に岡村さんの右手の手相から2022年の運勢を手相芸人の島田秀平さんに占ってもらうと、
- 神秘十字線がいくつも刻まれているので何かあっても強い運の力だけで何とかなってしまう
- 結婚線が真っ直ぐなので結婚生活では非常にフラットな関係性を築いていく
という診断結果。
ついでにチコちゃんの知り合いのおじさんである木村祐一さんの手相もみてもらうと、二重感情線があるので「別人格」があるのでは?なんてお話も。
というわけでコチラが結論。
手の平に線が入っているのはお母さんのお腹の中で手を握ったから
でした。
手をギュッと握るほどドキドキする時はどんな時?という質問には「探し物を探す際に『あそこの引き出しに入れたんじゃなかったっけ?』と思い立って、そーっと開けてみる時。」とチコちゃん。
最後に塚原愛アナの手相診断については、おしゃべり線(アナウンサー線)があるので今のお仕事は天職という結果に。※ちなみにこの線は明石家さんまさんには3本入っていたとか
一方でよちよち幼児線もあるので塚原愛アナは心を許した相手には赤ちゃん言葉を使いがちな甘えん坊では?という手相占い結果も。
ということで2問目は以上。
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