ホンマでっかTV ムダ努力まとめ 冬のあの習慣は逆効果で意味が無かった？
22年2月23日放送のフジテレビ系「ホンマでっかTV」では冬のムダ努力と題して冷え性対策の長風呂、洗濯物外干し、観葉植物、LINE返信テクニックなどの効果のウソホントを専門家が解説。
スポンサーリンク冬のムダ努力
「湯船に入る前に体を洗う」
湯船で体を温めて毛穴が開いた状態で洗う事で全身の汚れが効率的に落ちるので、家では真っ先に湯船に入ってしまうのが正解。
シャワーだけで済ませている人の場合も、温かいシャワーを浴びて体を温める時間を作ってから体を洗う方が良いとの事。
「42℃以上の長風呂」
千葉科学大学が行った65歳以上の男女約3000人のアンケート調査によると、入浴中に体調を崩した人のうち熱中症が疑われるケースが”8割”にも上り、温度差によって体調を崩すヒートショックは”1割以下”というデータも明らかになっているとか。
つまりお風呂場が寒いから意識を失うのではなく、お風呂場で温まり過ぎて熱中症になって意識を失っているケースの方が多いというわけですね。
これは冬の熱中症(入浴中の熱中症)と呼ばれ、実は交通事故での死亡者よりも多いとの事。
その点でいうと例えば「42℃で20～30分入浴」すると健康な人でも体温が40℃まで上がってしまう可能性が高く、これはいわば熱中症状態。
目安としては「40℃程度で5分」が安全との事。
「気になる女性が悲しんでいたら声をかける」
こんな時は声をかけないのが大正解。
僕だけは君の気持ちが分かっているからという精神で寄り添うのはムダ努力。
ピッツバーグ大学の女子大生800人を対象にした調査によると、この中で「あなたにだけ打ち明ける秘密の話」をした人は400人に上り、平均42人の男性に同じ話をしている事が明らかになったとか。
このように、この人だけには自分の気持ちを分かってもらいたいという独占的接近意欲の対象を4～5人は常にキープしておいて上手く慰めてもらおうと考えている人はかなり多いので、優しく声をかけても相手の自己満足を満たすだけの存在になってしまうとの事。
自律している女性は自分の悩みを隠す傾向にあるとも。
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食事内容(摂取する脂)の違いによって精神にどのような影響を及ぼすかをリサーチした研究では、
肉類(飽和脂肪酸) vs 魚・植物(不飽和脂肪酸)で比べると肉類(飽和脂肪酸)を食べたグループは11%ほど集中力・注意力が低下したという結果が得られたそうで、
たった1食でも変化があった事を踏まえると、大事な試験や試合などの直前は肉類では魚や野菜を主に摂るべきという事にも。
前日であればOKだそうですが、当日は避けるべきとか。
「冬でも晴れていたら洗濯物は外干し」
冬場の洗濯物は屋外に長時間干していてもなかなか乾ききらず、そのままクローゼットにしまってしまうと生乾き臭の原因に。
外の冷たい洗濯物を暖かい室内に取り込むと、その瞬間に結露が起きて洗濯物が湿気るのに気づいていない人はかなり多く、
それでも外干ししたい人は洗濯物を取り込んだ後、室温に慣れさせるためにも部屋干しをもう一度するのが良いとの事。
「リップクリームを横に塗る」
唇は食べる時や笑う時などに横に伸びるのが普通で、という事はつまり表面には無数の「縦ジワ」があるのが真実。
乾燥で唇が切れたりするのも横に切れずに縦に切れますよね。
という事はつまり、横に塗ってしまうと保湿成分が浸透しにくいので、リップクリームは縦に塗るのが正解。
「部屋の観葉植物で空気が浄化される」
観葉植物でも浄化作用が全くゼロというわけではありませんが、実は45平米(ワンルーム、29畳)の部屋を浄化するためには鉢植えだと5000本ほど必要というのが真実。
それどころか植物を育てる為に必要な土の影響で環境が悪化するリスクもあるので要注意。
暖かい室内で土に水を与えるとカビ・ダニが繁殖しやすくなるので空気が汚れる可能性も。
つまりちょっと観葉植物を置く程度だとほぼ意味が無いムダ努力。
それよりかは換気を適切に行う方がよっぽど効果が高いとの事。
ちなみに植物による加湿効果は多少は期待出来るものの、植物も室内を舞うホコリの影響を受けてしまうので、ホコリをしっかり掃除してやる手間もあり、素直に加湿器を使った方がよっぽど得策だったり。
また、植物を置いてはいけないエリアとして「寝室」はNGポイントだそうで、
夜、暗くなった寝室に植物を置いておくと植物もしっかり呼吸して酸素を消費して二酸化炭素を放出しているので、二酸化炭素濃度に影響が出るかもしれないという話題も。
特に6畳ほどの狭い寝室で人間2人が寝ているだけでも二酸化炭素濃度が上がって頭痛を起こす可能性が考えられるので、そんな環境にさらに植物まで加わってしまうとリスクアップ。
二酸化炭素を吸って酸素を放出するのは光合成ができる昼間に関してのみなので注意。
スポンサーリンク「気になる相手とのLINEでわざと返信を遅らせる」
LINEの返信を焦らして効果が出るのは「頻繁に連絡を取っていたのにパタッと止まるケースに限ってのみ」というのが真実。
ちなみに手書きの手紙とLINEなどのデジタルな文字で比べると、
- 手書き – 内容が記憶に残る
- デジタル – 文章の長さが記憶に残る
という傾向の違いがあるそうで、相手に本音や想いを分かって欲しいという場合にはデジタルは不向き。
その代わり「文章の長さ」を逆手に取る作戦として、いつも同じような分量の文章をLINEで送るよりも、時には短く、時には長いLINEを送ると相手の印象に残りやすいという話題も。
以上「ホンマでっかTV」の冬のムダ努力まとめでした。
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