ホンマでっか 食欲が止まらない時抑える方法は？評論家先生おすすめダイエット
22年4月6日放送のフジテレビ系「ホンマでっかTV」では食欲が止まらない食いしん坊集団人生相談企画。という事で評論家の先生たちが教える食欲を抑えるダイエット方法を一覧でまとめてご紹介。
スポンサーリンク趣味＝食べる事？
植木理恵先生によると、
ついつい食べ過ぎてしまう人というのは、それを悩みとして捉えつつも「本気でダイエット」する気にまでは至っていないと分析。
この心理状態はストレス過食に分類されるそうで、
食べている時の脳波を測る研究では、凄まじい集中状態で食に没入しているとも言えるとか。
植木先生「食事をしている時だけが物事に全集中出来ている時間なんですね。」
そんな時人というのは「食べている時＝本当の自分」と認識してしまっているそうで、
ところが真実は自分を誤魔化しているだけという見解。
食事に集中している時間はストレスから解放されるので、
イライラしたら何かを食べるという癖がある人はストレス過食になっている可能性大。
このストレス過食に陥りやすい人の特徴としては、
- 食事以外の自分時間を持っていない
- 食べる事が趣味
など。
心理学の分野では自分を飾るもの、楽しませるもの、夢中にさせるものを最低でも3つ以上持つように指導するそうで、
食べる以外の自分時間をいくつか持っている人にストレス過食の人はあまりいないとの事。
ただし食べながら出来る事にハマるのは要注意で、スポーツ観戦、映画やアニメ鑑賞などは手持ち無沙汰を補うために何かを食べたりしがちなので他の趣味も作るべき。
工藤孝文先生による補足では、
「また食べ過ぎてしまった…」と自己嫌悪に陥るのは良くない事で、そのストレスが引き金になってまた食べ過ぎてしまうループにハマるだけなので落ち込むのはNGとの事。
といっても罪悪感も何も感じずにただただ食べるだけだと太っていく一方。
そこから発起して前向きに自分を変えようと取り組む方が精神衛生上も良いのでポジティブなメンタルが大事。
食べ過ぎてしまってヤバい＝危機感を感じているうちはダイエットに対するモチベーションが一番高まっているタイミングでもあるので有効活用しましょう。
スポンサーリンク歯磨き回数
植木理恵先生によると、
食べる事がルーティンや習慣化されてしまっているのが問題と指摘。
例えばラーメンを食べたら残った汁にご飯を入れて〆るのがクセになっていると、
お腹が空いているから〆にご飯もプラスしているのではなく、お腹が満たされていたとしてもいつものクセでついやってしまっている傾向が強いとの事。
これは多くの人が心当たりあるんじゃないでしょうか？
また、口の中に旨味成分が残っていると「もっと欲しい。もっと欲しい。」とさらに食べたくなるので要注意。
その為には歯磨きなどで口を一度リセットしてやるのが効果的だそうで、
歯磨きで口をさっぱりさせるとケジメの心理が働きやすいそう。
実際に「1日の歯磨き回数が多い人ほど血糖値と体脂肪が低め」というデータもあるそうで、
他にもお箸やコップなどの食器をキレイに洗うのも同じような心理効果を生むと植木先生。
歯磨きが面倒であれば洗口液などを使って、
うがいで口をさっぱりさせるのもテクニックですね。
たんぱく質重視
梶本修身先生によると、
高炭水化物かつ高脂肪な食べ物(ジャンクフードなど一般的に高カロリーといわれる食品)というのは本来自然界にほとんど存在しないもので、
たんぱく質単体で豊富な食物、脂肪だけたっぷり含まれる食物とはまるで異質。
栄養単体であれば食べ過ぎないように食欲を調整したりという満腹中枢のセンサーが働きやすいのに対して、
高炭水化物かつ高脂肪の食物の場合はセンサーが反応し辛くついつい食べ過ぎてしまう原因になるとか。
ですからこういった食品群については最初から食べる量を決めておくことが大切と梶本先生。
また、栄養素の中でもたんぱく質が非常に重要で、
人間は摂取する「たんぱく質量が一定量に達すると」満腹を感じる性質があるので、たんぱく質を食事に取り入れることが大事とも。
普通の人であれば1日に摂取する全食事量のうち15～20%がたんぱく質由来だそうで、これを例えば10%にまで減らしたとすると全体の食事量が12%以上増えてしまうという研究データもあるので、とにかくたんぱく質は意識して摂った方良いというアドバイス。
その為には食事の初めにまずたんぱく質を摂るプロテインファーストなどを取り入れると良いと梶本先生。
どうしてもおやつが止めらないのであれば常に一緒にプロテインバーも摂るようにすると、
満腹感が得られやすく、トータルの摂取カロリーも低く抑えられるのでおすすめ。
プロテインドリンクだと液体状でなかなかお腹が膨れる事はないので固形物の方がダイエット効果は高くなるんですよね。
深夜のラーメン
工藤孝文先生によると、
お昼に食べるラーメン vs 深夜に食べるラーメンで比べると深夜の方が美味しく感じるのには理由があって、
それは脳内ホルモンの一種であるオレキシンが犯人。
オレキシンが分泌されると食欲が増して食べ物が美味しく感じるそうで、
その分泌量が増える時間帯が夜。
ただしこのオレキシンは目を覚ます覚醒ホルモンであり、同時に太るホルモンでもあるので夜更かしすればするほど目が冴えてさらにお腹を好きやすくなるので要注意。
ちなみにチーズは含まれる成分のカゼインに依存性があるので、チーズを食べるのがクセになるとその高カロリーさが仇になって太る原因にもなるので食べるならあくまで少量に留めておくべきとの事。
これらを踏まえて工藤先生おすすめの食べ物は明太子スパゲティだそうで、
明太子に含まれる亜鉛が脳内物質のドーパミンとセロトニンを増やすので代謝アップにつながり痩せ体質になるとか。
パスタは白米、パン、うどんなどに比べて血糖値が急上昇しにくいのでその点もメリットですね。
炭水化物は冷えるとレジスタントスターチに変わってこれも血糖値上昇を緩やかにしてくれるので熱々よりも冷製パスタがよりおすすめ。
食欲コントロール
工藤孝文先生によると
食欲を上手にコントロールするためには、
「満腹・腹八分目まで食べる → 腹二分で十分」
と考え方を大きく変える必要があるとアドバイス。
痩せている人というのは、
「お腹が減ってしょうがない飢餓状態になってから初めて食卓につき、ご飯を食べ始めてから”飢餓感”が無くなったら食べるのをストップする」
という食事パターンで生活しているケースが多く、
空腹を感じてから空腹感が無くなるまで食べてストップするのがダイエットのコツと工藤先生。
ですからお昼の時間だから食べるといった時計に縛られた食事パターンもNG。
以上「ホンマでっかTV」の食欲を抑える方法まとめでした。
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