トリセツショー トマトレシピ一覧 トマトソースパスタ&5分バターチキンカレーの作り方
22年4月7日放送のNHK「トリセツショー」ではトマトの取扱説明書を特集。という事で番組で取り上げられたトマトソースパスタ、5分バターチキンカレー、トマトペーストキムチといったトマトレシピの作り方を一覧でまとめてご紹介。
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フレッシュトマトソースパスタ
作り方は、
- 鍋にオリーブオイル90ml(大さじ6)を入れて厚めに切ったにんにく1かけを強火で炒める
- 1分ほどしてにんにくの色が変わって来たら一口大カットトマト400g(中玉3個程度)を入れる※油はねに注意
- 30秒ほど待って、鍋をこまめに振ってトマトを混ぜながら炒める
- 3分ほどするとトロトロソースに(トロトロにならないようなら加熱時間を伸ばすか、火を止めて20秒間フライパンを前後に強く振る)
- お湯2Lに(全体の味付けも兼ねた)塩40gを入れてパスタ200gを茹でる
- 茹で上がったらよく湯切りしてトマトソースと和えたら完成
※トマトソースを他の料理に使う場合はトロトロになった時点で塩を加えて味を調えましょう
ポイントは大量のオリーブオイル。
ほぼ揚げ焼きに近いような量なのでトマトを入れた時にジュワ!と音がするように強火の火加減が必須条件。
日本で栽培されるトマトには大量の水分が含まれているので、
その水分量とバランスを上手くとるためにはそれに見合った大量の油分が必要と言うのはイタリアンの奥田政行シェフ。
海外産トマトと比べると加熱で蒸発して行く水分が多い日本産トマト。
比較すると一目瞭然ですよね。
水と油のバランスをとって加熱すると乳化が起こってトマトソースがトロトロになるので濃厚なソースに感じられるように。
スポンサーリンク試食した人たちの感想は、
「イタリアで食べてるみたい!」
「トマトしか入ってないのに。」
「トマトの甘みやフレッシュさを感じる。」
「酸味はもちろんあるけど甘さもあって。こんなにコクがあって深みのあるソースは出来ないと思ってた。」
など。
トマトに含まれる成分として有名なリコピンは油で調理する事で吸収率が4倍に上がるという嬉しい効果も。
5分バターチキンカレー
作り方は、
- 小さめにカットした鶏肉200g、トマトペースト40g、カレー粉小さじ2、砂糖小さじ2、塩小さじ1、すりおろしにんにく小さじ1/2、すりおろし生姜小さじ1/2をボウルに入れてよく混ぜる
- オリーブオイル小さじ2をひいたフライパンで1分半強火で炒める
- 生クリーム200ml(乳脂肪分35%以上)、水120ml、お酢小さじ2を入れて時々フライパンを揺らしながら3分半強火で煮込む
- 火を止めてバター20gを入れてなじませたら完成
野菜の中でも旨味成分のグルタミン酸が豊富に含まれているトマトは、
トマトペーストでギュっと凝縮させると昆布レベルの旨味成分の塊に。
スポンサーリンクそんな旨味の塊であるトマトペーストを活用することで、
たった5分でもコクのあるバターチキンカレーが完成。
ちなみにトマトペーストとトマトピューレではその濃縮度が違っていて、
- トマトペースト – 6倍濃縮
- トマトピューレ – 3倍濃縮
というのが一つの目安になっているそう。
今回紹介のトマトペーストレシピはペーストを使う事を前提としているので、
ピューレではなく旨味がよりギュッと詰まったペーストを使う方が理想的という事ですね。
トマトペーストキムチ
作り方は、
- 皮を剥いていちょう切りにした大根200g、塩2gをビニール袋に入れてよく揉み込み5分置く
- トマトペースト40g、お酢大さじ1、醤油小さじ1、ごま油小さじ1、一味唐辛子小さじ1/2、にんにくすりおろし小さじ1/3、塩小さじ1/5、砂糖ひとつまみをよく混ぜて漬け汁を作る
- 漬け汁をビニール袋に入れてよく和えたら完成
塩の量は大根の重さの1%が目安。
大根以外にもキュウリや菜の花、王道の白菜など色んな野菜で応用可能。
以上、トリセツショーのトマトレシピでした。
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