妄想会計 温泉ナイトプールを自宅の庭に造ったら8億6450万円かかる見積もりに
22年6月24日放送のテレ朝系「妄想会計」では都内に建つ家の庭に温泉ナイトプールを造ったらいくらなのか?ドリームガーデン株式会社が計算した結果8億円オーバーかかるという事でナイトプール費用、温泉掘削費用、土地購入など番組内容をまとめてご紹介。
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温泉ナイトプール
温泉ナイトプールを設置するのは東京都目黒区の一軒家を想定。
グランピングリゾートなどを手掛けてきた会社が最高のプライベートナイトプール設計。
木々で囲まれたロケーションを見てライトアップ計画なども浮かんでいる様子。
温泉開発
今回はただのナイトプールではなく”温泉”も付加する必要があるので、
全国500件以上の温泉掘削を手掛けて来た株式会社エオネックスが温泉開発を担当。
まず都内に温泉が湧くのかどうか?という問題ですが、
東京中心部の地下は粒の細かい砂や砂利の地層になっているので雨水が溜まりやすく、それが地熱で温められると温泉に。
つまり都内でも平野部であれば温泉が出る可能性は高いという見解。
ところが現場を視察した時点で「無理ですね。」という一言。
スポンサーリンク深さ1500m以上の大深度の掘削作業が必要になるので大型の機械を置くスペースを確保する事になりますが、その肝心のスペースが不足しているという問題。
これだと家も含めて自宅の土地全てを作業スペースに充てないと掘れないわけですね。
そこで自宅の近くにちょうど良い広さの敷地を確保してそこで温泉を掘る計画に変更。
現状駐車場になっている約200坪の土地を購入する妄想を追加してプラン続行。
ここで温泉を掘るためのプロセスをまとめておくと、
- 温泉が出るかその土地を調査
- 各都道府県の温泉審議会に申請して知事の許可を得る
- 許諾を得て温泉堀りスタート
- 高さ30mの巨大やぐらを組む
- 掘削作業
- 掘った後は温泉を汲み上げる施設・地下から出る天然ガスの処理装置を設置
- 温泉が出るまで1年、ガス処理に1年と実際に温泉として使えるまで2年
ここからさらに地下に配管を埋設して自宅へ温泉を送り込む事で自宅の庭に温泉ナイトプール完成。
ちなみに事前調査で確実に温泉が出ると判断してから本格的に作業が始まるので、
いざ掘ってみたら温泉が出ないという事はまず無いのでそこは安心との事。
スポンサーリンク会計はいくら?
見積額は、
プールだけだと1500万円。ナイトプールなのでライティングは不可欠という事で50万円。
装飾も施していくとナイトプール単体だと2350万円という見積もり。
そして温泉を掘るための土地購入に6億6000万円とココが一番の金食い虫。
維持費は年間50万円、汲み上げポンプは5年に1回更新して500万円。
以上、妄想会計から温泉ナイトプールの費用計算についてでした。
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