あさイチ 孤独感を感じた時のおすすめ本紹介 ムーミン、山頭火、シャネル
22年7月13日放送のNHK「あさイチ」では孤独特集の一環として本紹介コーナーも。という事で特集に登場した齋藤孝がおすすめする孤独を楽しむ本を一覧でまとめてご紹介。
スポンサーリンク
たのしいムーミン一家
「しっかり読み込むと大変充実した孤独の教科書みたいなものなんですね。一人一人が自分自身という存在にちゃんと向き合っているんですね。」
自由と孤独の中で生きる旅人スナフキンは代表的なキャラクター。
「旅をしながらムーミン谷に来て、そこでみんなと過ごしてまた何気なく去っていくんですね。ムーミンは寂しがりますけどスナフキンは一人でいる時間がどうしても必要だと思ってるわけなんですね。孤独感にさいなまれてないんです。単独行動で行く先々で交流が持てる。バランスの取れた自由人。こういう自由人の孤独が贅沢ではないかと思っています。」
山頭火句集
旅をしながら俳句を詠んで来た種田山頭火の句集。
おすすめの一句は例えば、
『蜘蛛は網張る 私は私を 肯定する』
「蜘蛛は網を張るのが仕事。自分は自分の生き方してるから肯定できる。自己否定になっちゃうとせっかくの人生もったいないと思うんですよね。」
「寂しいという感情も全部否定的なものではなくてそれも含めて味わいなんですよね。寂しいからイヤじゃないんですよね。その寂しさを味わう文化が山頭火にあると。」
シャネル
ココ・シャネルの語った言葉をまとめた一冊。
『孤独はわたしを鍛えた。わたしはきつい性格よ。精神も鍛えられたわ。わたしは誇り高い。からだも鍛えられて、とても丈夫よ。』
「シャネルは孤児院の屋根裏部屋がすごく好きだったんですね。いかにも一人の空間ですよね。そこで読んだ本のおかげで自分は誇り高い少女になれたと言ってるんですよね。自分のやる事に対して臆せずビビらずにに突き進む事が出来る。創造性と孤独が繋がっている感じだと思うんですね。」
以上、あさイチ孤独特集でおすすめされた本一覧でした。
コチラの記事も
あさイチ 原田マハがおすすめする本一覧 美術の教科書、生きる道標、太宰作品など
NHK「あさイチ」に関する全記事はこちらのリンクから