トリセツショー 脈拍(心拍数)を下げる呼吸ヨガ ハミングビーレスのやり方
22年9月1日のNHK「トリセツショー」は脈拍の取扱説明書。脈拍(心拍数)をコントロールする自律神経を落ち着かせる呼吸はヨガのハミングビーブレスが効果的という事でそのやり方を簡単にまとめてご紹介。
スポンサーリンク
ハミングビーブレス
やり方は、
- 両耳に親指を入れて4本指で目を覆う
- 気持ち良く息を吸って口を閉じ、ハチの羽音のような「ん~」という音を出しながら長く息を吐く
- 息を吐き切ったらまた息を吸う
- 5回繰り返す
- 寝姿勢、座り姿勢などリラックスできる姿勢であれば何でもOK
- 食事前、夜寝る前などの時間帯に行うのがおすすめ
耳と目を覆うのは呼吸に集中する環境を作るためなので、静かな環境であれば覆わなくても良いとの事。
音を出すのは無音で吐く息を長くしようとすると意識し過ぎて緊張してしまうので音を出す事で無意識に息を吐けるようにする工夫。
また、あくまで呼吸が大事なのでヨガはヨガでも動きが伴う(ポーズを作る)ヨガでは心拍数は上がってしまうので要注意。
番組でモニターの方々にハミングビーブレスを試してもらうとたった7分のレッスン1回で心拍数が低下。
さらに3週間毎日(1日12分間、3分を4回のように細切れOK)続けてもらって追跡調査してみると、
この数値は5日間の平均値なので日常的に安静時の数値が下がっている事になりますね。
自宅で測る心拍数が”70″より高いと要注意という事なので数値が改善されて皆さん笑顔。
モニターの中には「朝までぐっすり眠れるようになった」「普段からリラックスできるようになった」という違いを感じている方も。
なぜこれだけで心拍数が下がるのか?というと、
肺の周りには交感神経(興奮状態)を抑制させるセンサーが集まっていて、深い呼吸によって肺が大きく動いてこれらのセンサーたちが一斉に働いてリラックス状態になるというメカニズム。
深い呼吸がクセになって自然に行えるようになってくると普段の心拍数も下がっていくわけですね。
ちなみに心拍数をモニタリングしてくれるデバイスとして番組で紹介されていたのはApple Watchの事ですね。
以上、脈拍(心拍数)を下げるハミングビーブレスのやり方についてでした。
トリセツショーで「呼吸」に焦点を当てるのは今回が初では無くコチラの呼吸ストレッチもぜひ実践したい所。やっぱり呼吸って大事なんですね。
トリセツショー 呼吸ストレッチ 呼吸の数を減らして不安症、冷え性、肩こり改善のやり方
NHK「トリセツショー」に関する全記事はこちらのリンクから
一覧:「トリセツショー」