プレバト水彩画2023 特待生＆名人大会の作品結果一覧 光宗薫の最高段位は？
23年6月29日「プレバト」は水彩画の名人・特待生一斉査定という事で出演者や作品査定結果＆先生お手本など一覧でまとめてご紹介。4ランク昇格の飛び級から降格まで野村先生の査定は？
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作品ランキング結果
大貫勇輔『霞がかかった空と海』(特待生5級 → 5級・現状維持)
空と海の微妙な違いを塗り分けようとしていて悪くない描写ながら、足を引っ張ったのが「波」の描き方で、
引き波が都合よく揃い過ぎていて不自然という野村先生のダメ出し。
先生のお手本がコチラ。
空、海、砂浜と全て青を基調にしながらもしっかりと描き分け。
砂浜のスペースを狭くとった構図のおかげでボテっと太く見える人物のシルエットのアンバランスさも修正。
不自然だった引き波の描写は無理に描く必要はないと省略。
こがけん『奥様は溶接工』(特待生5級 → 1級・4ランク昇格)
紙の白を塗り残すことで明るい閃光を表現していて音が聞こえてきそうな火花の細かい描写は完璧と絶賛。
さらに服の陰影が濃く描かれているおかげで溶接のまぶしい光との対比もばっちり。
室内の細かいディテールや工具のサビなど全て申し分なし。
スポンサーリンク平美乃理『宇宙に浮かぶ海月』(特待生4級 → 3級・1ランク昇格)
触手の動きが自然に描かれていてクラゲが上手く描けていると野村先生太鼓判。
暗闇にぼんやり浮かぶ室内の照明も自然な色。
一方で天井の描写がやや甘くて違和感が残る点が足を引っ張って飛び級昇格はナシという判断。
先生のお手本がコチラ。
指摘していた天井部分を修正したうえでクラゲのディテールもアップ。
蛙亭・中野周平『颯爽の勇』(特待生1級 → 2級・1ランク降格)
足先が切れている構図にしたことが最大の失敗で、足の動き・つま先の向き・踏ん張り具合などが描く無くなるのでもったいないというダメ出し。
先生お手本がコチラ。
ドリブルする選手の足先を描いたのはもちろんですがディフェンスする選手の手の動き・表情もしっかり描いて躍動感アップ。
スポンサーリンク中村嶺亜『雄気堂々』(特待生1級 → 1級・現状維持)
頭の複雑な形状、骨の太さや明暗の表現など骨格標本は上手く描けているものの「構図がよく分からないですね。」と野村先生の厳しい評価。
恐竜に重なるようにして背景などを細かく描き過ぎているせいで主役が立っていないのが最大の問題点。
先生お手本がコチラ。
恐竜を見上げるアングルの構図に変更して背景と被らないように配慮。
白い台座を広くとり過ぎていて無駄に見えていた部分はばっさりカットし、その分天井を入れた事で迫力を出す工夫。
くっきー！『小窓』(名人2段 → 3段・1ランク昇格)
形・質感・立体感・雰囲気などバイクの細かな描写を絶賛。特にライト周りの描き方は透明感とガラスの質感＆フレームの金属を上手く表現。
「何かアレですよね…大人っぽい絵。」といつもの厚塗りてんこ盛りの画風からすると拍子抜けした様子の野村先生ですが、
水彩画らしい軽やかな感じが出ていてこれは良い方向の進歩「写真よりカッコよく見える。綺麗。」という感想。
光宗薫『一撃』(名人9段 → 10段・1ランク昇格)
野村先生も「何これ…すげぇな…」と笑うしかない作品で”何もかもすごい超絶技巧”と大絶賛。
レスラーの躍動感、筋肉の盛り上がりに沿って歪めたコスチュームのパンツ、髪の毛など人物描写はパーフェクト。
さらにコーナーポストのビニールの質感やきつく縛った紐まで細かい描写力を発揮。
一方でレスラーの顔にかかる背景にはボカしを入れて主役の表情が際立つ細かい工夫。
よく描けている作品というのは部分を切り取っても何を描いているのか分かってしかるべきという野村先生の指摘通り「隙が無い…」「持って帰りたい」と感嘆。
田中道子に続いて光宗薫も最高位10段の頂に到達。
コチラが今回の査定結果一覧。
以上、プレバト水彩画の一斉査定でした。
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