不思議体験ファイル2023秋 ネタバレ一覧 宇宙人の死体、タイムスリップ、お尻の歌、推し活幽霊
23年9月26日「不思議体験ファイル 信じてください」で登場した宇宙人の死体、島根の無人集落タイムスリップ、お尻の歌、八木莉可子の推し活幽霊の検証結果などネタバレ一覧をまとめてご紹介。
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宇宙人の死体
舞台は2003年の三重県津市。
当時中学生になったばかりの投稿者の山本さん(仮名)が友人SとSの父親と一緒に砂浜で目撃したのは、どう見ても宇宙人としか思えないような生き物らしき死体。
いわゆるグレイと呼ばれる宇宙人の典型的なフォルムに驚きつつも、
「背丈は70cmほど」「ギザギザの鋭い歯」「顔は艶の無いマットな質感、体はイカのような半透明」「手には水かき」「指は3本か4本」「左わき腹に焦げ跡」という特徴。
流石に良く出来た作り物と疑いつつも、木の枝を使ってその体を裏返そうとすると飛び出してきたのは大量のハエと強烈な腐敗臭。
家にあったトイカメラでその死体を撮影して、後日近所の写真屋にフィルムを持ち込んで現像に持って行くと「おもちゃだから現像できない」と断られてしまい…
おもちゃとはいえちゃんとフィルムもあるのになぜ？と思いつつも子供相手にまともに取り合ってもらえず、改めてあの死体を確認しようにも再び砂浜に見に行くとあの死体は行方不明に。
いつの間にかカメラもどこかに行ってしまい謎は謎のまま。
一緒にいた唯一の大人であるS君の父は遠目にパッと見た瞬間に気味が悪いのであまり近づかず、そんなに興味も無かった様子で気にも留めなかった様子。
果たしてあの宇宙人の死体は何だったのか？
【検証結果】
砂浜周辺で宇宙人について取材をしてみると釣り人から裏返った状態のエイが宇宙人に見える事はあるけどと言われるだけで宇宙人に繋がる情報は得られず。
すると、砂浜から車で1時間ほど行った伊勢神宮に干物を専門に扱うお店があり、
「サカタザメ(エイの仲間)の干物」があの宇宙人の見た目に割と近い事が判明。
中世ヨーロッパでは宇宙人の死体として取引されていたというこのサカタザメ。
食べても不味いのであくまで飾り用として干物しているだけで、普通は捨てられる事が多く、死体が海に打ち上げられていても不思議ではないと干物や店主のお話。
ただし投稿者によると、あきらかに人間の形をしていたのでイカっぽいフォルムではなかったという証言で「宇宙人の死体＝サカタザメ説」はきっぱり否定。
続いて地元の新聞・三重ふるさと新聞に取材に向かってみると、昭和51年(1976年)の古い記事の中にあの砂浜から2kmほどの距離の海岸でUFOが目撃されたという数例が。
このUFOと海の関係性についてアメリカではUSO(Unidentified Submerged Object＝未確認潜水物体)と呼ばれて最近取り沙汰されるように。
そこで30年以上もUSOについて研究してきたというプレストン・デネット氏にコンタクトを取り、今回の砂浜の宇宙人について意見を聞いてみると、
よく似たケースの目撃者をリサーチした事があるという答え。
番組でその目撃者のドリー・サフラン氏を取材したところ、
1981年頃、アメリカの五大湖の一つであるエリー湖の砂浜で宇宙人の死体を遭遇したという証言。
その特徴は「尖った歯」「水かきがついた4本指」といったものであの宇宙人の姿とそっくり。
という事でアメリカでも同じような目撃情報はあったもののこれ以上は核心に迫れず検証は以上。
スポンサーリンク島根のタイムスリップ
舞台は2007年の島根県川本町。
投稿者の長門さんは広島から出雲に向かう仕事の道中、カーナビがいつもとは違う近道をナビしている事に気付く事に。
月2回のペースで車で通い慣れた道で初めてそんなルートを提示されたことに驚きつつもその日はその近道にチャレンジ。
街灯もない細い一本道に不安になりつつ、
- コンクリート造りの橋を渡って三叉路を直角に左折
- 古い舗装道路
- 舗装を抜けると砂利道
- サビだらけで読めないバス停と古い木造小屋に焦げ茶色のソファー
- 最終的に獣道になってそれ以上進めず
という結末で近道を進むのは断念してバックして引き返す事に。
するとバス停近くに3軒の木造家屋を発見し、他に行ける道がないか進んでみると人が暮らす気配は全くなく、行く当ても分からなくなってナビをふと見てみると、
カーナビの地図がぐるぐる回っているという不思議な現象に遭遇。
何とか記憶を頼りに来た道を戻っていつものルートに戻れたことで事なきを得たとの事ですが、
気になった長門さんはそれから2週間後に明るいうちに同じ場所に行ってみようと試みるも、そんな細い一本道は見当たらず、そこに通っていたのはしっかり舗装された二車線道路のみ。
あの不思議な体験は何だったのか？
【検証結果】
1976年の航空写真ではその当時かかっていた橋から直角に左折する道があったことが判明。
1993年には既に緩やかなカーブに改められていたため、2007年に橋を直角に左折する事は不可能。つまり1993年以前にタイムスリップした可能性あり？
続いてバス停と小屋の手がかりについて調査するも、それらしいものは見つかったものの核心には迫れず。
また、道から近くを流れる川までの高さが非常に近くて川がすぐ近くに感じられたという長門さんの証言に当てはまるような、そんな高低差の少ない場所は現在はほぼ見当たらず。
というのも川本町は洪水対策のために多くの道でかさ上げ工事が行われていたそうで、水害対策にあたっていた元町長の男性に話を伺うと、
1972年の1500軒が浸水する大きな被害をきっかけにして工事がスタートしたのが1975年。
現場周辺の工事が完了したと資料に残っていたのが1992年。
つまり2007年に川が近くに感じられるほどの低い道はその時代にはもう存在しなかったはず。
また、2007年当時に使っていたカーナビのメーカーに地図がぐるぐる回る症例について取材してみると、
該当する故障履歴は存在しなかったものの、GPSの受信状況によってはぐるぐる回るという現象は可能性としては起こり得るという回答。
ちなみに世界初のGPS衛星を使ったカーナビが搭載されたのはマツダ・ユーノスコスモで1990年のお話。
となると1990年以前にタイムスリップしたとすればカーナビがGPSを受信できずに地図がぐるぐる回転する可能性も？
という所で5つあった手がかりのうち3つはタイムスリップの可能性アリという所で検証は以上。
お尻の歌
それが起きたのは2021年9月21日。
塚田さん一家が投稿したのは家族で車で走っている時に突然男性の低い声で「お尻の歌」が聞こえて来たという不思議体験。
その日は弟の車を借りていて、車内でかかっていたのは弟が普段聴いている曲。
SDカードに入っていた曲が順番に流れる中、突然音楽が止まったかと思うとしばらくの静寂が続いた次の瞬間に流れてきたのは、
「おしおしり」「叩いてつねって縛って欲しいの」「しりが好き」といった歌詞の歌。
伴奏の無いアカペラの曲で曲の長さは1～2分ほど。
帰宅後に弟に「あの歌はなに？」と聞いてみるも「そんなの入れてるわけないじゃん。」と否定されて謎。
思えば、あの道を通っている時に近くある廃ホテルの話題を会話していたのでもしかして幽霊の声？
【検証結果】
ネットで歌詞を検索をしてみるも該当する曲は見当たらず、
となると車のラジオから流れた？もしくはSDカードに何らかの原因で紛れ込んだ？の二つの説。
番組ではまず声が似ていると投稿者が挙げた和田昌昭さんに協力してもらってサンプルとなる音源を作成。
そしてあの時間帯に流れた可能性のあるラジオ番組は12番組という事で、出演者がアドリブで歌ったりしていないか？調査してみると該当ゼロ。
そこで試しに現場を車で走ってみると、謎のチャンネルを受信する事を確認。
周波数をもとに確認してみると離れた地域のコミュニティFM・プラスきりしまである事が判明。
周辺環境の何らかの影響でそのエリアに限って受信できたようでコチラでお尻の歌について聞いてみると、残念ながらこれも該当せず。
これでカーラジオ説は否定。
続いてSDカードについて調査してみると、カード内に残っていたのは「Blank」というデータ。
実は40秒間の無音の後にシークレットソングが流れる仕掛けを施したアーティストの曲(BUMP OF CHICKENの『ドスコイ』)が存在していて、これがあのお尻の歌に非常に近いという結果。
ただし「叩いてつねって縛って欲しいの」といった歌詞が含まれておらず、塚田さん親子もあの日聴いた伴奏の無い曲とは違うと否定。
という事で核心に辿り着いたような、もう少し届いていないような微妙な所で検証は以上。
スポンサーリンク番外編：推し活幽霊
コチラはゲスト出演者の八木莉可子が海外のホテルで実際に体験したエピソード。
夜中にホテルで手紙を書いていたら、突然テレビが鳴りだしたかと思いきや歌手のアデルが歌っているMV映像が流れ出したというお話。
アデルが好きな幽霊もいるのかな？と考えて、テレビはそのまま点けたままにしてあげたとか。
以上、不思議体験ファイルまとめでした。