Qさま 春の京都観光名所ランキング10選＋番外編 1位は世界遺産の東寺
24年3月4日放送の「Qさま」では平安時代を感じさせる春の京都観光名所ランキングベスト10＆番外編を発表という事で一覧でまとめてご紹介。
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春の京都観光ランキング
1位 東寺
平安京にあった建造物や街並みは基本的に一切残っていないものの、796年創建の東寺の建物の配置は当時から一切変わっていなかったり、当時と同じ道幅だったりという点で非常に貴重。
京都で平安京の姿が最も色濃く、そして唯一残されているのがこの東寺。
2位 平等院
平等院鳳凰堂も平安時代の姿のまま残る貴重な建築物ですが、収蔵されている国宝の阿弥陀如来坐像は天井の装飾や壁にかかった仏像一つ一つなどもすべて含めて同じ空間に60以上の国宝が存在するという圧巻の光景。
鳳凰堂内部は定員制の予約をすれば誰でも拝観可能。
3位 醍醐寺
国宝の五重塔は951年完成で京都最古の木造建築物。
平安時代の建築物はその大半が戦乱で焼失または老朽化で再建を経たものが多い中、五重塔は今も平安時代に建てられたままの姿という大変貴重なもの。
日本のさくら名所100選に選ばれている醍醐寺は戦国時代に歴史上もっとも有名な花見といわれている「醍醐の花見」の舞台。
スポンサーリンク4位 仁和寺
背が低いのが特徴の御室桜が約150本植えられていて4月上旬に満開になるのが春の風物詩。
国宝の阿弥陀如来坐像の手の形は定印を結んでいて、定印を結ぶ現存最古の阿弥陀像として超貴重。
5位 大覚寺
876年建立の大覚寺は時代劇の撮影でも使われる事が多い有名ロケスポットという一面も持つ寺。
本堂のすぐそばにある大沢池は外周1kmとかなりの規模ですが、平安時代に造られた現存する日本最古の人工池がある庭園といわれているとか。
池と桜の共演が見られる3月下旬から4月上旬が見ごろで、平安時代から月見の名所としても有名だった大覚寺は奈良の猿沢池、滋賀の石山寺と並んで日本三大名月鑑賞池の一つとも。
スポンサーリンク6位 石清水八幡宮
紫式部の源氏物語にも登場する歴史スポットであり、平安時代から続く桜の名所。
3月から4月にかけて開催される男山桜まつりでは演舞やお茶席などが楽しめる趣向。
ここに残されている992年の公文書「大宰府符」に記されているのは藤原宣孝(紫式部の夫)の直筆で、直筆が残っている唯一の史料という貴重さ。
鎌倉幕府成立後の1195年には源頼朝、北条政子が参拝したと伝わっていて、鎌倉から松の苗木を持参して境内に植樹したといったエピソードも。
7位 鞍馬寺
4月上旬から桜が咲き誇る京都屈指の桜名所。
国宝の毘沙門天三尊立像など平安時代の文化財が多数収蔵してあり、毘沙門天の像は各地にありますが鞍馬寺の像は三体が並ぶ三尊形式という全国的に観ても非常に貴重なもの。
鞍馬寺は天狗でも大変有名で、木の根道と呼ばれる場所は若き日の源義経が天狗と修行をしたという伝説が残っていたり。
散策コースを通って約1時間で貴船神社にも足を伸ばせるのもポイント。
8位 笠置寺
平安時代以降の仏教(弥勒信仰)の聖地のひとつで春から夏にかけて青もみじで彩られて写真映えスポットに。
虚空蔵磨崖仏は巨大な岩に刻まれた仏様で約1200年前のものと伝わっているとか。
ちなみに清少納言の枕草子にも当時の有名な寺として登場していたり。
スポンサーリンク9位 六波羅蜜寺
平安時代の僧で教科書にも載っている空也が開いたお寺。
あのインパクトのあるビジュアルで有名な空也上人立像や平清盛坐像などを収蔵。
国宝の十一面観音立像は平安時代につくられたもので、テレビで公開するのは禁止されている秘仏。12年に1度一般公開され2024年11月に公開予定との事。
10位 北野天満宮
菅原道真を祀る北野天満宮の境内には約1500本の梅があって3月下旬までが見ごろ。
約1000年前に作られて源頼朝、新田義貞などの手に渡った名刀・鬼切丸や貴重な工芸品などが特別公開される事も。
安土桃山時代に豊臣秀吉が大茶会を催した際に振舞われたとされるみたらし団子は今や北野天満宮周辺の名物グルメ。
番外編 ゆば工房 半升
伊集院光おすすめの湯葉屋さんで購入の際には2日前に連絡必須。
京都に湯葉を出す店は数あれど、その仕入れ元になっているケースが多いのがこの半升で知る人ぞ知るプロ御用達のお店。
番外編 焼肉 有楽
名取裕子が京都で撮影がある際に行くという焼肉店。
テレビで言ってしまうと混むので秘密にしておいたほうが…というスタッフの忠告を無視して情報公開。
以上「Qさま」から2024年春の京都観光名所ランキングでした。