プレバト水彩画2024夏タイトル戦 出演者&ランキング結果 こがけん初優勝で常連組が総崩れ
24年6月6日放送の「プレバト」は夏の水彩画コンクール2024開催という事で出演者や作品ランキング結果など一覧でまとめてご紹介。
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夏タイトル出演者
スポンサーリンク作品ランキング結果
筋肉の描写も含めた人物の完成度は高く、サーフボード裏の淡い影、帆の膨らんだ感じなど描写量は申し分なし。
ただし「風を感じない」のが最大の敗因で、構図が縦に切られていてモチーフがきっちりハマり過ぎていて余白や開放感が無いのがその原因という野村先生の分析。
- 構図 25
- 正しい描写 30
- 明暗 30
- 風 4
- 合計 89点
横の構図を選んで動いていく前方かもしくは進んだ後の後方のゆとりを持った構図にする事で空間で動いている感じを演出。
白波を薄く描くことでマンガの効果線のような役割をさせるという小さなテクニックも。
背景の森や滝のの自然物や人の形など描写力は申し分なし。
一方でもっと遠くにあるはずの滝が近くに感じてしまう構図が最大の敗因
- 構図 26
- 正しい描写 30
- 明暗 30
- 風 5
- 合計 91点
滝を遠くに描き、さらには元のモチーフには無いロープを間近に描くことでダイナミックな動きやスリルを強調。
飛び出す瞬間ではなく、その少し後を切り取る事で風を感じさせる工夫。
スポンサーリンク全体の色使いが綺麗で意外にこういう色使いが出来る人はあまりいないという野村先生の評価。
ロウソクを消した時の煙も尾を引くように長く漂わせるのではなく、あえて特徴的に描くことで風を上手く表現できていると高評価。
ただし、ただでさえゴチャっとした所に手やジュースまで描いている点が余計というダメ出し。煙の上手い描写が活かしきれない物が多い構図がマイナス。
- 構図 26
- 正しい描写 30
- 明暗 30
- 風 8
- 合計 94点
構図をシンプルにして煙の動きがしっかり見えるように修正。
絵そのものに風が吹いているようにも感じられる画作りの巧みさは空の雲や光の筋を効果的に使ったおかげ。
斜めに入ってくる光の筋に対して交差するように雲がダイナミックに横切っている画面構成でスピード感アップ。
ただし「構図が暇に見える」という野村先生のダメ出しで路面に何か一工夫欲しかったという厳しい注文。
例えば光の筋を路面にまで伸ばすというちょっとした工夫でもかなり見え方は変わってくるという野村先生のアドバイス。
- 構図 28
- 正しい描写 30
- 明暗 30
- 風 7
- 合計 95点
路面に光の筋があるだけで隙の無い構図が完成。
スポンサーリンク本来ならば後ろに漁港が映っていたものの、背景がごちゃごちゃしていると主役の大漁旗が目立たないので開放的な海に漁船を置くというこの構図は大成功という野村先生の評価。
また、筋雲を描くことで疾走感が強調され、空が雄大に広がっている様子から大きな風が吹いている印象が伝わって来る点も高評価。
- 構図 30
- 正しい描写 30
- 明暗 30
- 風 6
- 合計 96点
大きな減点ポイントは無かったものの、必ず差をつける相対評価の風評価で後れを取って第3位に。
穏やかな向かい風を受けながら進んでいく雰囲気がよく伝わる広い構図の妙。
意図的に広い構図を取ったことで自転車、草、空を舞う綿毛と細部の描写によって風を表現できていると高評価。
さらに遠景に持って来た橋は描き過ぎず、省略し過ぎずのちょうど良い塩梅でサイクリング中の二人という主役を邪魔していない点も評価の対象に。
ただし端っこに描いたベンチが中途半端で、あまり効果的に活かせていない点が足を引っ張って準優勝に。
- 構図 29
- 正しい描写 30
- 明暗 29
- 風 9
- 合計 98点
野村先生「ちょっと上手すぎですね。笑。スゴイな…」
ただ流れるだけではない表情豊かな髪の毛の動きのおかげで風を感じさせるテクニック。
扇風機に声を出して遊ぶ人物の表情の正確な描写もバッチリ。
さらに全体の基調色に青や緑の寒色系を選んだことで涼しげな色合いでコチラも風を表現するのに一役買っているというコメントも。
- 構図 30
- 正しい描写 30
- 明暗 30
- 風 10
- 合計 100点
野村先生「これ以上の絵はなかなか難しい。」「こがけんさんか!?ますますびっくりだね!めちゃくちゃ器用な人なんだね。」
文句なしの満点評価。
という事でこがけんが2024年夏の水彩画コンクール優勝という事でこれがおめでたい初優勝という結果に。
以上、プレバト夏の水彩画コンクール2024でした。
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