世界くらべてみたら パスタソース総選挙ランキング 1位は青の洞窟か?キューピーの和風か?
24年10月9日放送の「世界くらべてみたら」は日本のパスタソース10種をイタリアで食べてもらって人気投票という事で総選挙ランキング結果を一覧でまとめてご紹介。
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ランキング一覧
イタリアを代表する都市のミラノ、ローマ、ナポリの3つで試食会を実施して人気投票。
パスタの種類については現地で最も一般的なパスタ(ペンネ、タリアテッレなど)を使用。
「組み合わせが好きじゃない。」「目と鼻でも食事を楽しむのでこれは見た目にも良くない。」「後味が腐った魚みたい。」
汁気が多すぎるせいで失敗パスタの烙印を押される羽目に。というのもイタリアではスープパスタ=具合の悪い人の療養食という扱いだそうで「ぐじゅぐじゅ食感が許せない。気持ち悪い。」とダメ出し連発でさらに肝心のあさりの味もしないと散々な評価。
また、山の食材と海の食材を組み合わせるのはイタリア人にとってはタブーのようで食べ合わせを聞いただけでしり込みする人続出。
「結構しょっぱい。」「見た目と味が違う。」「ジェノベーゼペースト?あれ?青臭いな。フレッシュすぎ?しょっぱいね。チーズの味もしないとジェノベーゼとは言えない。」
イタリアで売られているジェノベーゼといえばバジルとチーズの組み合わせが定番で、バジルが前面に出ている日本のバジルソースは大不評。
フレッシュすぎてバジルではなくミントやズッキーニのような青臭い香りに感じて違和感を覚えるイタリア人(特にローマで)続出。
一方でナポリではそんなに悪くないという意見もあって地域によってジェノベーゼの味にかなり違うこだわりがある様子。
スポンサーリンク「チーズをかけたらもっと美味しくなるかも。」「イタリアの味ではないわね。」「甘くて美味しい。キノコとピーマンはイタリアではない組み合わせ。ベジタリアン用の野菜パスタみたい。」
ケチャップを使った日本オリジナルのパスタであるナポリタンはイタリアではイマイチの評価。
甘くて美味しいと好印象を抱く人がいる一方で、甘すぎると酷評する人もいて真っ二つ。とにかくケチャップをパスタに使うのはあり得ないという人が多い様子。
日本で勝手に名付けられた感のあるナポリではトマトは酸味が美味しい食べ物なので甘いのはちょっと…とやはりこちらでも否定的。
「本物はもっと濃厚な味わい。これは味があまりしない。」「お湯で薄めたの?」「お肉がカリカリしてなきゃダメだよ。。これが店で出て来たら文句を言うよ。」
ローマ生まれのカルボナーラという事もあって、ローマでは並々ならないこだわりを持つ人が多くイマイチの評価に。
一方でその他の都市ではちょうど良い固さのクリーミーさを家で出すのが難しいので、このソースは助かると好印象。ただしクリーミーな代わりにチーズが足りないとしっかりダメ出し。
ちなみにイタリアでは「俺の作るカルボナーラ食べに来ない?」と誘い文句として使われているという豆知識も。
「見た目が鮮やかですごく好き。」「日本とイタリアの融合って感じでいいね。」「すごくしょっぱい!」
イタリアにはイワシとバターのパスタ、カラスミパスタがあって、それらに似ているということもあって、たらこ初体験でも違和感のない味とかなり高評価。
ナポリでは海藻の入った揚げ物=ゼッポリーネが食べられているので海苔の風味も問題なし。
スポンサーリンク「美味しくない事はないけど、イタリアの味じゃない。」「クリーミー感もあったしイタリアでもいけるよ。」「乱雑な味じゃないし口の中で味わいが広がる。こっちのトマト系パスタと似ているよ。」
高評価を与える人がいる一方、お肉感を前面に出すイタリアのミート系パスタに比べて「甘すぎる」と感じる人も多く順位としては伸び悩むことに。
「ほどよい辛さ。」「今まで食べたペペロンチーノで一番美味しいかもしれない…持って帰って今晩も食べたいぐらい。」
「ペペロンチーノ?嘘だろ?こんなニンニクが強いとキス出来なくて恥ずかしい思いをするよ。」「これはコーンフレーク?ローストガーリックを具として残すのはイタリアではNGなんだ。」
否定的な意見の人がいる一方でカリカリニンニクの食感とニンニクたっぷりのパスタに「人生イチ」と評する人も現れる事態に。
ただし、ペペロンチーノは自宅で簡単に作れるパスタなのにわざわざレトルトを買う意味がないと致命的な意見も。
スポンサーリンク「学校の食堂の味がする。懐かしい!」「これは美味しいね。パセリも感じるしちゃんとしてる。」「ちゃんとイタリアの味がするわ。」「レストランで出て来ても遜色のない味だね。」
高評価が続く中で「辛さが足りない」というダメ出しも。
「きのこだけ食べてもちゃんと味がするし美味しい。」「香りがとても良いね。ローマの大衆食堂のカルボナーラはすごくヘビーなんだよ。これは軽くて食べやすいよ。」「すごく美味しかったから家でやってみます。」
日本でも定番のバター醤油はイタリアでもかなり高評価。
塩こしょうをふった牛肉の薄切りに小麦粉をまぶしてたっぷりのバターでソテーし、このソースで味付けするアレンジレシピを考案したローマのミシュラン店シェフ。
イタリアにはきのこと仔牛のスカロッピーネという料理があり、その味に近くなるとミシュランシェフの自信作。
「お肉の味もするし、ソースの絡み方も良いね。」「大人の味ね。パーフェクト。本場の味と言っても遜色ないわ。」「ボローニャの人を呼んで食べてもらいたいよ。」
ミシュランシェフも感想も本場のボロネーゼに非常に近くて完璧な煮込み具合と絶賛。
以上、世界くらべてみたらからイタリア人が選ぶ日本のパスタソース総選挙ランキングでした。