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音楽を聴くと踊りたくなるのはなぜ?赤ちゃんが一番踊りたくなる曲は?チコちゃん


24年12月6日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『音楽を聴くと踊りたくなるのはなぜ?』の答えや赤ちゃんが一番踊りたくなる曲の実験結果などまとめてご紹介。

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ゲスト出演者

【ゲスト】シソンヌ長谷川、大塚愛

【VTRゲスト】なし

音楽を聴くと踊りたくなるのはなぜ?

1問目の出題は、

なんで音楽を聴くと踊りたくなるの?

チコちゃんの答えは、

人間が言葉を話す生き物だから

解説慶應義塾大学の藤井進也准教授。

「踊る」と一言で言っても音楽に合わせて足でリズムを取ったり、机を指でトントン叩いたりといった小さな動きも踊りの一種であると解釈すると、踊りとは耳で聴いた音に合わせてどこかしら体を動かすこと全般を指すというのがまず大前提。そしてこの能力は赤ちゃんの頃から備わっていると藤井先生。

そこには「言葉を話す」という人間のコミュニケーション方法が関わっているそうで、そもそも私たちが初めに言葉を学ぶ時というのは耳で聞いた言葉を自分で繰り返して徐々に覚えていくという学習プロセスが重要で、これが踊りとの関連大。

言葉を発するのは口や喉などのパーツを動かす事に変わりはないので、これは踊り全般に含まれることに。

つまり私たちは言葉を覚えるために聞いた音に合わせて体を動かすというお踊りと同じ仕組みの行動を日々行っているというわけで、言葉を日常的に扱う人間にとっては踊るという行動はとても自然。音楽を聴くと踊りたくなるのはなぜ?赤ちゃんが一番踊りたくなる曲は?チコちゃん

また多くの人と一緒に踊るという行為は踊りを通して集団の心を一つにして協力して大きな問題に立ち向かうという人間の祖先の記憶が現代の人間にも受け継がれていると藤井先生。

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ちなみに人間が一番踊りたくなる音楽についてはイギリスの研究で「複雑すぎず、かといって簡単すぎないちょうどいい難易度の音楽」がベストとされていたり、アメリカの研究ではスティービー・ワンダーの『Superstition』が候補に挙がっていたり。

とはいうものの、どういう曲で踊りたくなるかはそれまで生きて来た環境や過去の経験とも密接に関係しているようで、それまでの経験などが影響しない赤ちゃんが一番踊る曲を番組で独自リサーチ。

藤井先生が候補に挙げた曲はマイケル・ジャクソン『Black Or White』

日本人200人の該当アンケートで候補に挙がったのはCreepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』

上記の3曲を生後1年以内の赤ちゃん3人に聞かせてどんな反応をするか観察してみると、赤ちゃんが一番踊りたくなる曲の実験結果 チコちゃん

『Black Or White』はイントロからの反応は上々だったものの、途中から入るラップパートが複雑すぎたようで急に反応が悪くなるという結果に。

『Bling-Bang-Bang-Born』は言葉がたくさん入っているせいで言葉を追いかける方に集中してしまって踊りだすまで行かなかったのでは?と藤井先生の見解。

『Superstition』を聴いた時の赤ちゃんの反応は明らかにリアクション多数で曲に合わせて「あ~う~」と言葉まで発して一緒に歌おうとしているような様子すら見られる状態に。赤ちゃんが一番踊りたくなる曲は『Superstition』 チコちゃん

という事で1問目は以上。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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