魔改造の夜 ヒルトップ、東レ、島津製作所の結果 ビニール傘滞空時間優勝は東レが衝撃的
25年1月30日放送の「魔改造の夜」ではヒルトップ、東レ、島津製作所がビニール傘滞空時間マッチの種目で対決という事でルールや優勝チームなどの結果をまとめてご紹介。
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ルール
ルールは以下の通り。
高さ1.5m地点からビニール傘を手で投げ、手から離れた瞬間から着地までの滞空時間が最も長いチームが優勝。
プロペラ・ヘリウムガス・熱気球は禁止。
閉じた状態で手から放たれて空中で傘が開くこと。開かなければ失格の判定。
会場に用意された雨ゾーンで傘をさして雨をしのぎ、傘としての機能を有しているかテストした直後に試技へ。雨水を払うのはその場で出来うる限り。
傘の重さは324g。
参考タイムとして4.7mの高さ(投げ上げた高さを想定)から自由落下させた場合の滞空時間はたった2秒。
試技は2回。
改造費は5万円以内 (材料費のみ)。
スタンバイが5分をオーバーすると失格。
開発期間は1か月半。
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その名も『傘ぶらん花』
ゼンマイ仕掛けのロックが外れて傘がオープンすると、垂直のビニールでひっくり返るのを防止しつつヒラヒラと空を舞う作戦。
重さは305gでオリジナルとほぼ同じ重量。
雨除けの部分を大きくすると開くためのパワーが必要になるので、素早く開けるか?がポイントに。
目標タイムは開発スタート時は40秒だったものの最終的には15秒に。
その名も『傘RISE(サンライズ)』
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その名も『開く君へ』
濡れた面が内側に閉じる逆さ傘の形状にどよめく会場。
傘が投げられると頂点で開くと同時に持ち手を下にしつつオープンし、くるくると旋回しながら降下する作戦。
重さは114.5gと大幅に軽量化。驚異的な数字にこれまたどよめく会場。
骨にあたる部分にカーボンロッドを採用し、関節はカーボン樹脂を使って3Dプリンターで成形。流石カーボン素材には並々ならぬ自信を持つ東レ。
もとも70ミクロンの厚みをもったポリエチレンの雨除けを15ミクロンに薄化。
徹底的に軽量化が施されたパーツが空気抵抗に耐えられるのか?どのような挙動をするのか?がポイント。
目標タイムは開発スタート時は3分だったものの最終的には12秒に。
スポンサーリンクその名も『うきうきアンブレラ』
重さは210g。
目標タイムは20秒。
スポンサーリンク島津製作所
その名も『ぱたぱたカサフライ -わたし揚がってますよ-』
ネーミングから羽ばたき系だと察した他チームは「出たか…」という反応。
5分以上もつバッテリーを搭載しているので理論上目指せるタイムは5分で天井や壁に当たるまで飛ぶ可能性があるとの事。
重さは975gで1kgに迫るヘビー級。
目標タイムは開発スタート時は150秒だったものの最終的には20秒に。
羽が大きくなるほど重くなって浮き上がる力がなかなか稼げないというジレンマにどれだけ挑めるかがポイントに。
スポンサーリンク試技一回目
【ヒルトップ 試技一回目】
傘に残った雨水の影響でビニール同士が張り付いてしまって開かなかった模様。
結果:失格
開く機構に使っていたゴムパーツを増やすなどを検討しつつ2回目へ。
【東レ 試技一回目】
狙い通り頂点で傘が開いて、くるくる旋回ではなくヒラヒラと揺れながら降下して無事着地。
結果:8秒
投げるのにやや力んでしまったようで、まっすぐ上にあがらなかったために目標タイムの12秒には届かず。
スポンサーリンク【島津製作所 試技一回目】
羽ばたいたものの、もがくかの如く斜めになりながらゆっくりと落下。
結果:2秒
片方の羽が正しく羽ばたかなかったために傾きが発生して落下したという分析。
スポンサーリンク試技二回目
【ヒルトップ 試技二回目】
グライダー型の2号機は傘がしっかり開き、ほんの僅か滑空したように見えたものの落下して着地。
結果:3秒
【島津製作所 試技二回目】
羽ばたいた後に、横に大きく傾いたことで横に向かって飛びだして落下。
結果:3秒
【東レ 試技二回目】
既に優勝が決まっている中で2回目の試技。野心作の2号機で挑戦。
滞空時間を稼ぐまでは至らなかったものの飛行距離で見るとケタ違いの記録。
結果:4秒
試技一回目で確実にタイムを出しておいて、二回目では夢の羽ばたきをしっかり成功させて現実的な目標と夢の目標という2つを成し遂げた東レが文句なしの優勝。
- 1位 東レ 8秒
- 2位 ヒルトップ 3秒
- 2位 島津製作所 3秒
以上、魔改造の夜からビニール傘滞空時間マッチの結果でした。
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