あさイチ 今日の映画紹介 Flow、教皇選挙
25年3月7日放送の「あさイチ」特選エンタ映画紹介ではゲストの鈴木のりたけとアカデミー賞受賞の2作品『Flow』『教皇選挙』を紹介。
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Flow
一匹の猫の旅路を描いたアニメーション映画でハリウッドのメジャー作品を抑えてラトビア発の作品がアカデミー賞を受賞。
森に建つ廃屋でのんびり暮らしている一匹の黒猫はある日突然の洪水に見舞われてそれまでの生活が一変。
水を避けて何とか高台にまでやってくると、そこに流れてきたのは一艘のボート。
意を決してボートに乗り込むとそこには先客のカピバラの姿があり、初めはお互いに警戒していたものの、次第に打ち解けていく事に。
なおも流れていくボートで黒猫はこれまで見た事が無い様々な光景を目にし、困難を乗り越えていくうちに次第にたくましく成長。
やがてボートに一緒に乗る動物たちも次々と増えて行き、にぎやかになった旅の一行が向かう先とは?
セリフやナレーションなどが一切なく、動物たちの鳴き声や表情などだけで物語が進行していくのも特徴的。
教皇選挙
カトリック教会の最高指導者であるローマ教皇を決める選挙の舞台裏を描くミステリー映画でアカデミー賞受賞作品。
教皇が心臓発作で急逝した事で慌ただしくなるバチカン。
悲しみに暮れる暇もなくローレンス枢機卿は新教皇を決める教皇選挙(コンクラーベ)を首席枢機卿として取り仕切る事に。
システィーナ礼拝堂の固く閉ざされた扉の向こうで始まるのは108人の枢機卿による無記名投票による選挙で新教皇が決まる必須条件は3分の2以上の票を獲得する事。
選挙に挑む有力候補者は4人で一回目の投票では誰も必要獲得票数に達さなかったことで投票は翌日に持ち越しに。
票が割れる中で動き出す陰謀、差別、スキャンダルの数々に頭を悩ませるローレンス枢機卿。
「これはコンクラーベだ。戦争ではない。」「これは戦争なんだよ!」
新教皇誕生を前に厳戒態勢下のバチカンを大きく揺るがす大事件まで勃発して事態はさらなる混乱へと。
外部からの介入や圧力を一切シャットダウンするためにマスコミなどの立ち入りも一切許されず、関係者しかその内情を知らない完全なベールに覆われた世界で最も有名な秘密選挙の内幕を垣間見れるというのもポイント。
ちなみに原作はコチラ。
以上、今日の映画紹介でした。
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