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THE W 2025の粗品の審査員コメントや優勝者など決勝結果一覧


25年12月13日放送の「THE W 2025」から粗品の審査員コメント、優勝者などの全結果を一覧でまとめてご紹介。

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審査員

【審査員一覧】

ハイヒールリンゴ、麒麟川島、アンガールズ田中、笑い飯哲夫、友近、さらば森田、粗品

以上7名。

決勝ルール

8組の出場者がA、Bブロックに4組ずつ分かれ、

ブロックごとに1組ずつネタを披露し、その都度、審査員7名による投票審査を経て、最終的に勝者の座にいたブロック勝者1組が最終決戦に進出する勝ち残りノックアウト方式を採用。

敗退した6組はdボタンによる視聴者投票によって1組のみが敗者復活として最終決戦へ進出。

【最終決戦】

ブロック勝者の2組+敗者復活の3組による三つ巴戦で、3組によるネタ披露が全て終わった所で審査員7名による投票審査が行われ9代目女王を決定。

投票結果が3票vs3票vs1票になった場合は3票を獲得した2組で決選投票。

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Aブロック

【1組目:もめんと、2組目:電気ジュース、3組目:とんでもあや、4組目:紺野ぶるま】

もめんと(6票) vs 電気ジュース(1票)=勝者:もめんと

オープニングから「女やからおもんないとか、女のくせにおもろいとかそういうのは一切抜きにして真摯に審査したいと思います。」と会場をピリつかせて「笑いを愛するがゆえの男ですから。」とMCのフット後藤にフォローされていた粗品。

リンゴ「トップであの順番繰りでやって実力出せるのってすごいなって。ものすごい練習されてるんだなっていうのと、トークが一往復で全部状況を説明できるようになってるんですよ。すごいよく練られたネタやなと思いました。」

川島「もめんとは子どもが大人っぽい事言うみたいなそういうカラクリなんかなと思ったんですけど、どんどんマウントが変わって行って会話だけで展開していくっていうのは演技力もあるんかなっていう。見てて全然飽きなかったです。」

粗品「もめんとは最初に木村かぁってつぶやく所。好きな人の名字やって考える一瞬とか細かい配慮とか良かったんですけど、まず大前提ウケすぎ。そこまで面白くなかったです。逆にこの山絶対取りましょうねってウケるべきなのにウケない。そんな異質な会場でした。前半がフリにしてもおもんな過ぎるし、そこまでして…」

後藤「ちょちょっと待ってください。探偵の方ですか?」

粗品「本気の審査員です。前半捨てた分の伏線回収的な旨味が全く足りてない。利害関係を結びませんか?って言うまで3分以上かかってるんですよ。こっからやっとおもろなんのに持ち時間4分のコンテストであまりにスロースタートすぎる。1分半までに面白くない時間を済ませると3分半ぐらいでもうひと展開ぐらい行ける。こういうコントの定石は立場の逆転の応酬なんです。常に劣勢な方に良いタイミングで有利な情報が出て来て立場逆転。それを繰り返すっていう。二人が協力して行く構造のネタって難しいと思うんです。だから手出すの早かったんちゃうかなと。やりたい事分かるんですけど、二人がネタ作りに向き合う時間と脳みそが足りてへん。ただ芝居の技術はあると。ストーリーの魅力以外の笑える部分が子どもが大人びた事言うっていうやり尽くされ過ぎた手法なんで審査的には割引でした。電気ジュースね。センスの良いフレーズは飛び出してるんですよ。買い物カートがBMWとかテセウスの船とか、みんな分かってないと思うけどパラドックスの事は。これは良いセンス言ってんねんけどまずツッコミが最低でも1.2倍のフレーズを言わなアカン。決めのツッコミがギリ個性にならんラインの、これは言うたら拙いツッコミとして伝わってしまう。これうっすら蔓延してる女性芸人のツッコミって下手くそだよねっていう理由の一つになってもうてんねん。感情を整理せずにそのまま口に出すっていう。いやちゃうねん。ツッコミとして口に出さなアカンねん。いや黙ってー!じゃなくて、黙ってくれやお前!とかそこまで行かなアカンし。」

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森田「もう黙ってくれやお前!」

粗品「いやスカしたらアカンよ。今スカしましたこの人。交換日記の構造が全く漫才の意味をなしてない。ラジオとかXの一言ネタの羅列の発表会や。ツッコミの日記のターンが何のフリにもなってない。お題与えてるだけです。面白いボケをただ発表して大きい音を鳴らしてるだけやねん。もっとツッコミちゃんと入れな。ツッコミがなんで日本書紀タイプやねん!って言ったら10倍ウケるよ。めっちゃおもろかったくだりのツッコミがp.s.やめろ!ってもったいないって。おもろい事言えてるし考えれてるから、そこのちっちゃなコツだけ蓄えて頑張ってください。電気ジュースの方が面白いと思いました。僕は。」

もめんと(5票) vs とんでもあや(2票)=勝者:もめんと

田中「最初何やってんだろ?この人って思ったんですけど、後半に向けてこの人のこうやりたいっていう部分の縁取りが段々見えて来るネタだったし、ここまで人生ぶっこんだネタなかなか無いじゃないですか。私終わっちゃうってアレ良かったですよね。ウケなかったんですけど生放送でそんな事言った人。僕は攻めてる感じでウケたんで入れちゃいました。」

哲夫「とんでもあやさん。訳が分かりませんでした。すいませんでした。何とか意味をくみ取りないなと思ったんですが。もめんとの方がドリフがやってたような顔芸を巧みに使ってらっしゃったなって。」

粗品「とんでもあやの準決勝でのハネ方も知ってるだけに、日テレが集めた今日の客の勘が悪すぎてあんまウケて無かったのが可哀そうです。欲を言えばとんでもあやの芸歴と生き様がちょっと足りてない。20歳から30年売れて無いです。でも昔からやってる事変わらんくてアホな事好きなんですやったら分かるんですけど、とんでもあや俺より後輩で正直、このネタもとんでもあやが考えてない部分も多いやんか。そこが惜しいかなと。他の審査員の方の票をもっと入れる為にはホンマにヤバイ奴ってだけじゃなくて、よう聞いたらおもろい事言うてんなっていう一瞬が欲しかったなって思います。」

もめんと(0票) vs 紺野ぶるま(7票)=勝者:紺野ぶるま

友近「こっちが面白い所を探そう探そうって一生懸命になる事無く、面白いものを提供してくださったっていう感じで安心して見れたのが紺野さんかなって思いましたね。」

森田「もめんとは設定しっかりおもろかったんですけど、設定の差で見た時にこっち(紺野ぶるま)の方が秀逸だなというか。あの女…えぇ奥さんが、空席以外は満席っていう枕が手前の笑いって分かり方してるのに、落語の所作をボイパと思ってるとかその辺の感じとかもおもろくて、大なり小なりおいなりは是非見てみたい。」

Aブロック勝者=紺野ぶるま

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Bブロック

【1組目:エルフ、2組目:パンツ万博、3組目:ニッチェ、4組目:ヤメピ】

エルフ(7票) vs パンツ万博(0票)=勝者:エルフ

川島「僕の中でここまで(7-0)の差は無いと思ってるんですけど、エルフが例年決勝は難しいネタもあるんですけど、今年は開き直って荒川ちゃんのギャルを前面に押し出して原点に返って。そうなると爆発力、笑いやすさが沢山あったので経験の差でエルフかなと。」

田中「やっぱりギャルだとちょっと無理っぽいボケも押し付けられる良さもすごく出てて面白かったなと。最後に大きな笑いも取れてたし。パンツ万博は設定がすごい惜しい感じがしてて、あのマンションって犬をやってる人間多いじゃないですか。その辺にもうちょい言及してあのマンション自体の怖さも膨らませていけたら面白い感じになりそうだったなと思って。若いのにこのぐらいの設定にチャレンジしてるのを僕は素晴らしいと。」

リンゴ「(パンツ万博は)設定が面白かったと思うし、女の漫才師って設定すごく限られてくるんですよね。コントする以外は。そんなコントでもないし次、来年見たいって思うコンビ。」

粗品「パンツ万博は正直、一秒も面白くなかったです。君らがしつこくおもろがってた犬やと思ったら人やった、人やと思ったら犬やったって根幹ははっきり言って面白くない。漫才における叙述トリック。漫才師ごとにルールあるから成立しづらい。このメインの根幹がウケへんかった時に保険の細かいやり取りを用意しとかな。お客さん離れて行くん待ってください私たち面白いですよのアピールを、人だー!の後に数発撃たなあかん。エレベーターの中で犬と一緒になるっていう設定は審査員の皆さんおっしゃる通り良いので、そんな中で非常ボタン、階のボタン、棺桶運ぶ時の後ろのスペース、乗り合わせたウーバーの配達員とか大家さんとか山ほどあるからそういうのを散りばめないといけなかったんですけど、ボケの子はクールでいいし、ツッコミの子のツッコミ方も何か形になりそうな掴めそうな所あるからテレビで見てる人も誤解せずに劇場に足を運んで応援してあげて欲しいなと。」

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エルフ(3票) vs ニッチェ(4票)=勝者:ニッチェ

哲夫「ホンマ同点です。全く同じぐらい。もう趣味で入れさせてもらいました。ニッチェさんも好きですよ。チロルの使い方って過去最高に上手やったんちゃうかなって。よくネタで使われるもんですけど、その後に100万円というベタ、ベタを綺麗に並べてらっしゃるっていう。答え合わせしていく所も3つ目にこれは本当のお土産って。3つ目でズラして行って欲しいんですよね。それを綺麗にされてるっていうので本当にニッチェさんにしたいなと思ったんですけど、リズム感がエルフの方が好きだったんですよ。テンポが良くて。本筋にいらん所が僕好きなんですけど、それをエルフの方が入れてくれてたなと。その辺が趣味で入れさせていただきました。」

友近「これ難しかったです。ニッチェの場合は全部が面白くて。まとまりもあって全員が笑ってるやろなって。テレビの前の人もって想像が出来たんですよね。でエルフは細かい所を入れて来るところを私が好きなので、設定は彼氏彼女や色恋であぁそのパターンかぁ…てなるんですけど、入っていくと細かい所を突いてくれるのと、家族になり過ぎてるってくだりもすごい面白かったんでずば抜けてどこってなるとエルフ。」

森田「お土産のとこって最初の順番と違うけど、確かに考えたらあの順番で出て来なあかんというか、しょうがないっちゃしょうがないけどあそこまでウケてるからズラしは別に大丈夫っていうのと、エルフのTikTokとニッチェのYouTubeカブりというか、後半のニッチェの方が不利やろなって思ったけどこれが相乗効果のウケ方じゃなかったからこっち(ニッチェ)の方がちょっと上回ったかなっていう感じに。」

粗品「ニッチェさんは本当にただのお土産が入って来たりとかチロルチョコ分とか良いペースで構築していた思うんですけど、このネタを考えたら絶対やりたい裏切りとかマストのボケを早めに消化した分、後半に期待がちょっと高まり過ぎて100万円何かなって期待してたんですけど、YouTube配信がってちょと残念やったんですが。エルフなんですけど、あのシャンパンとヘイ!の写真をふっといて後半に回収すんのも漫才コントにこんなん入れとけば評価されるやろうみたいな思惑が客に透けてしまうレベルの稚拙さやったんですよ。だから合わせ技とかノリツッコミとかようやってたけど、普段質の悪い客の前でしかネタ試せてないからこんな全国の賞レースの決勝戦であんな事やってしまう。あれでおもんない客を笑かしてるようやったらあかんと。せっかくな、フリスクのボケとか家族になり過ぎてるとかちゃんと通用する事も言ってんねんし、荒川もちろんキャラも立っててお前おもろいし、はるもおもろいツッコミする、ツッコミ上手いってみんな知ってんねんからもっとシャバいやり取りをネタから削って渋いやり取り増やして頑張ったら絶対に女王どころか王にもなれますから。」

荒川「粗品さん。すいません。本当にありがたいんですけどWから出て行ってくれませんかー?」

後藤「固まるな!」THE Wの粗品vs荒川

粗品「スカしたか!スカしたなお前も。分かった分かった。」

ニッチェ(6票) vs ヤメピ(1票)=勝者:ニッチェ

川島「ヤメピの漫才も時間が経てば経つほどめちゃくちゃおもろなってきて、うかりさんは3億ぐらい借金あるんですか?ニッチェの完成度という所で、一発目のこれはバウムクーヘンの分の最大風速はこれはクリリンの分ぐらいの。」

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田中「ニッチェのネタのスッと入ってき具合と、ヤメピ見た時にちょっと見づらいっていうか。ツッコミがボケたりするのがなかなか見づらいっていう感じで、ボケるならもうちょいウケないと。ツッコミの感情がどんどん積み重なっていくっていうのが見えづらくなってるように僕は感じてしまったんで。」

粗品「ヤメピもっとウケていいのにと思いました。今日はウケてたらあかん奴がウケてたり、ずっと間違ったお笑いの常識がテレビで放送されてるのが本当に歯痒いです。テレビ見てる素人って笑い声あるかどうかでしかおもろい、おもろない判断出来ないんでね。ちょっとそれが(ヤメピには)可哀そう。一撃で関係性ってツッコむ勇気とか裏で呼ぶやつ表でとかは僕は良いセンスしてるなと思いました。ツッコミのうかりが言い方もそうやけど、自由にナメた感じでやるっていうのが今日出たツッコミの中では僕は印象に残ってていいんですけど、たぶんタキノと同期やんな?例えば炎の。世に出るのが一歩遅れた感が正直あって、このスタイルのツッコミってホンマはまだブルーオーシャンなんでそこをタキノと取り合うというよりは、うかりにしか出来へん場所を探してやって欲しい。でも他の審査員が言うように王道コントでボケを羅列して行くならやっぱり全弾で拍手を貰うくらいにホンマはウケたいなという所でした。」

後藤「その後に森田さんいかがだったでしょうか?」

森田「そうですね…えっ何で?なんなん?そんなMCに悪意いります?ヤメピのうかりさんが見るたびにクセになるんすよ。言い方とかめっちゃいいんすけど、つかみ?ペガサスの。つかみって色々試して一番ウケるやつ行くじゃないですか。ホンマに一番ウケるやつかそれ?って。なんかそういう感じとかもめっちゃ粗削り。来年めっちゃ見たいなっていう。精査してもらえればなっていう。」

Bブロック勝者=ニッチェ

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最終決戦

【最終決戦1組目(敗者復活投票):エルフ、2組目:ニッチェ、3組目:紺野ぶるま】

最終決戦の投票結果は、

  • 1位優勝 ニッチェ 3票 (川島、田中、友近)
  • 同率2位 紺野ぶるま 2票 (リンゴ、哲夫)
  • 同率2位 エルフ 2票 (森田、粗品)

この結果をもってTHE W 2025優勝者そして9代目女王はニッチェに決定。

リンゴ「色々下馬評ありましたけど、皆さん面白くて、また来年この場所でネタを見たい組が2組、3組ございますので1年間頑張ってください。」

川島「迷いましたけど、一発目の笑いとる早さといい、テンポも良かったんですけど文句なしの。最初の笑いで逃げ切ったかなっていう印象もありますけど。今頭の中に残ってんのは(とんでもあやの)私男をとっかえひっかえっていう。」

粗品「賞金1000万円にしてはレベルの低い大会やったなとは思うんですが、でも面白い人も何組かいたし、最終決戦残った3組の方もこれからももっと活躍して欲しいです。ニッチェさん優勝おめでとうございます。」

友近「やっぱニッチェの演技力で見せてくれたって言うのもありますし、川島さんもおっしゃってましたけど最初の笑いがガッと来て3組の中でどの笑いが一番多かったかなと思ったらニッチェのつかみがすごかった。」

以上「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」の結果まとめでした。

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