あさイチ今日の本紹介は日日是植物、園芸家12ヵ月、デレク・ジャーマンの庭、牧野富太郎植物画集
26年10月9日放送のNHK「あさイチ」特選エンタ本紹介コーナーはいとうせいこうが選ぶ園芸・植物の本特集という事でおすすめ書籍一覧をまとめてご紹介。
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日日是植物
『日日是植物』
選者のいとうせいこう自身が手がけた植物にまつわる3冊目のエッセイ。ベランダで植物を育てる「ベランダー」から室内園芸家「ルーマー」に転身したことで家の中に組み立て式のビニールハウスを建てて植物を育てる中で感じた事を綴った一冊。
猛暑の影響は植物にもしっかり及んでいるようで、暑すぎるベランダは植物にとっても過酷になってしまったことで「ベランダが信用できない」と嘆くいとうせいこうは室内で育てるスタイルを取り入れ始めて新境地に。
本人曰く植物を育てていると宇宙の真理に近付ける心境になるそうで、植物に当たる陽の光を調整しているうちに惑星の動きについて注目したりと植物を育てる生活とは何か?その一端が覗ける作品に。
園芸家12ヵ月 新装版
『園芸家12ヵ月 新装版』
チェコの作家カレル・チャペックの園芸界では外す事が出来ない作品として「こんなものが書けたら本当に素晴らしい。ユーモアがとんでもないんでクスクス笑いながら、でも悲しい命に対する想いを綴っていて。」といとうせいこうも絶賛。
同じ園芸家であれば「その気持ちわかる!」と思わず共感してしまうエピソードが出て来たと思えばぶっ飛んだ発想のナンセンスも随所に盛り込まれて園芸初心者であっても読んでいて楽しい一冊。
デレク・ジャーマンの庭
『デレク・ジャーマンの庭』
映像作家デレク・ジャーマンのエッセイと友人で写真家のハワード・スーリーが撮影した写真と共に綴られる作品。
HIVを宣告されたのちにイギリスの田舎の漁村に小さな家を建て、その庭で死の直前まで庭づくりに没頭したデレク・ジャーマン。
製版のデジタルリマスターで約30年ぶりに新訳復刊されるほどの人気を誇る一冊とあっていとうせいこうも「また出たんだ。やったー。」と喜んだとか。
いとうせいこう「綺麗な植物をバンバン咲かせて、どうだ!が一個もない。そこにあるようなただの植物と自分がコミュニケーションしている。日本の庭のわびさびとどこか通じているのがよく分かる。めちゃめちゃカッコいいです。」
植物の他に家の近所で拾って来た廃材を組み合わせたオブジェも置いていたデレク・ジャーマンのおしゃれなセンスについても感銘を受けるといとうせいこう。
園芸初心者目線だと「枯らしても綺麗なんだって事が分かると思うんで。僕も言い訳に使ってます。デレク・ジャーマンも枯らしてるんだからって。」との事。
牧野富太郎植物画集
『牧野富太郎植物画集』
NHK朝ドラ「らんまん」のモデルになった牧野富太郎博士が発見・命名した植物を中心に集めた画集。植物好きであればどこかで牧野富太郎に行きつくほど、その業界では絶対に外せないビッグネーム牧野富太郎といえば、とにかく緻密で繊細に描かれた植物画がトレードマークの一つで浮世絵の手法を用いて描かれた日本風の植物画は見事の一言。
以上、あさイチでいとうせいこうがおすすめした園芸・植物の本一覧でした。
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