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ハロウィーンにかぼちゃを飾るのはなぜ?チコちゃん


26年10月16日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『ハロウィーンになぜかぼちゃを飾る?』の答えなどまとめてご紹介。

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ゲスト出演者

【ゲスト】村上佳菜子、さらば森田

【VTRゲスト】なし

ハロウィーンになぜかぼちゃを飾る?

2問目の出題は、

なんでハロウィーンにかぼちゃを飾るの?

チコちゃんの答えは、

アメリカに大きなカブが無かったから

解説は多摩美術大学の鶴岡真弓名誉教授。

そもそもハロウィーンとは2000年以上前に北ヨーロッパの文明を築いたケルト文化の暦で「厳しい冬の入り口の夜」という意味で、現代の10月31日にあたるこの日は後にアイルランド語でサウィンという祭日に。

このサウィンはケルトの人々がご先祖や死者から寒い冬を乗り切るパワーをもらうために供養や祈りを捧げる日とされ、民間の伝承ではサウィンの夜は一年に一度だけこの世とあの世の間の扉が開いて死者たちの霊が家に帰って来ると考えられていたとの事。

ところが中世ヨーロッパになるとケルト文化が根ざす北ヨーロッパにキリスト教の文化が広まりを見せ、キリスト教では11月1日を全ての聖人を祝う「All Hallows’ Day (オール・ハロウズ・デイ)」と定め、その前夜のサウィンを「All Hallows’ Eve (オール・ハロウズ・イブ)」略して「Halloween (ハロウィーン)」と呼ぶように。

そのうちもともとあったケルト文化の風習は弱まっていきますが、古くからの文化を守る人たちは死者の霊になり切る仮装などで家々を回ったりという供養を絶やさず、その際に家の戸口に置かれたのが顔の形を彫った大きなカブのランタン「ゴースト・ターニップ (意味:お化けカブ)」と呼ばれるアイテム。

ケルト文化には「ジャックの伝説」と呼ばれる古いお話が伝わっていて、ジャックという素行の悪い男が悪魔を言葉巧みに騙して「俺が死んでも地獄には落とさないでくれ」という約束を取り付ける事に。やがてジャックの寿命が尽きると悪魔との約束の通りに地獄に落ちる事は無かったものの、日頃の行いが悪かったために天国に行く事も出来ずに暗闇をひたすらさまよい続ける事に。すると悪魔はそんなジャックの姿をあざ笑って一粒の火の塊を投げつけますが、ジャックは畑に転がっていた大きな白いカブをくり抜いてその火の塊を収め、暗闇を照らす「ジャック・オ・ランタン」に。こうしてジャックの魂はカブのランタンと共にあの世とこの世の狭間を今でもさまよい続ける羽目に。

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また、ケルト文化が根付いていたアイルランドやスコットランドでは沼地などに揺らめく不思議な火の事を悪霊の鬼火とする考えがあり、火には突別な力が宿っているという考えが広まっており、前述のジャックの伝説と合わさる事でジャックの魂や成仏できずにさまよい続けている悪霊が家に寄り付かないようにという思いを込めて顔が彫られたカブのランタンを魔除けとして窓辺や戸口に置くという風習が誕生。

そして19世紀前半にアイルランドで巻き起こった大飢饉によって多くのアイルランド人が故郷を離れてより良い環境を求めてアメリカへ移民すると、移り住んだ土地でもケルト文化伝統のハロウィーンを行おうとしましたが、そこで一つの問題が発生。

ハロウィーンで使う大きなカブはアメリカに持ち込まれていたものの、その生産量はまだまだ少なく、行事に使える程の量がまかなえなかったため苦心した人々はカブの代わりに大きなかぼちゃに目を付ける事に。

原産地の中南米からアメリカ全土に広まっていたかぼちゃは長期保存に向いた食材としてアメリカでは欠かせない存在となっていて、ハロウィーンの時期の10月までに収穫されるかぼちゃはまさにハロウィーンにぴったりとばかりに、かぼちゃで作られたランタンが初お目見え。その後、霊を供養するために行っていた仮装が娯楽化したり、子どもたちにお菓子を配るといったエンタメ要素が加わって世界中に伝播。同時にアメリカ式とも言えるかぼちゃのランタンが広まっていつの間にかハロウィーン=かぼちゃというスタンダードが確立。

最後に野菜やフルーツに彫刻を施す達人の石川さちこさんにチコちゃんをかぼちゃに彫ってもらうとこんな感じに。チコちゃんのかぼちゃのランタン

同様に岡村隆史をデザインしてもらうとなんだか京劇の孫悟空的な事に。岡村のかぼちゃのランタン

という事で2問目は以上。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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