ジョブチューンのオリジン結果 2025年は8品合格ながら満場一致5品は最高記録
25年6月7日放送の「ジョブチューン」から2025年オリジンジャッジの審査員評価やランキング11品の合格・不合格、満場一致など結果一覧をまとめてご紹介。
審査員
ジャッジする審査メンバーたちは、
高円寺 中華銘菜 圳陽:山田昌夫
大阪北新地 避風塘 みやざわ:宮澤薫
六本木 隼 Toshi、私房菜 吉田:吉田隼之
静岡浜松 中国料理 正木:正木賢二
西麻布 香宮:有島浩昭
大阪 福島こと:古藤和豊
赤坂 Turandot臥龍居:小澤善文
の全7名。
ランキング&ジャッジ結果
【合格 5名、不合格 2名】
のり弁にとんかつが乗っているように錯覚するほどの濃い見た目に反して最後までペロリと食べられるバランスが良く考えられたカレーという評価で、カレールー・ご飯・キャベツ・とんかつ・ソースの好バランスが合格に繋がったという意見。
また、濃度のあるブラックカレーが意外にもお弁当向きで、インパクト抜群のビジュアルも相まってこのボリュームでこの価格設定は魅力的という声も。
【合格 1名、不合格 6名】あわや全員不合格
食べる前の第一印象は黒酢の良い香りがするものの、いざ口に入れると香りがあまり感じられず、その代わりにタレの粘度だけが嫌な感じで残ってしまう点がマイナス。タレの印象を強める事を意識し過ぎて失敗している印象なのでもっとサラっとしたソースでもいいのでは?というアドバイス。
他の審査員からはレンコンの食感や玉ねぎのシャキシャキ感が感じられてお肉よりも野菜の美味しさを味わえる酢豚という評価で、タレに加えられた梅肉も丸みのある酸味に繋がっているのでこちらも好印象という意見も。
【合格 4名、不合格 3名】
香港の焼きそばは基本的にオイスターソースを使わないのでなぜ香港風なのか?という所が議論の的で、さらには油に加えられた香味油の良い香りもあまり感じられないのでちょっとボヤけた印象で要改善という辛口評価。
ただし、この値段でこのボリュームというコスパの高さが合格の最大の理由で「オイスター焼きそば」の商品名であれば悩むこともなくスッキリと合格だったという意見も。
一方、不合格を出した審査員からはこれはあくまで焼きそばではなく「和えそば」というダメ出しでオペレーション上難しいとはいえ、やっぱり各店舗で麺を焼いた本物の焼きそばが食べたいという評価。
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
縮みやすいナスの角が立つ揚げ方の技術力が高く、変色させないための正しい調理工程で作られているので美味しい揚げナスという高評価。シンプルながら非常に細かく考えて作られている丁寧な仕事を感じるという意見。
ビールのおつまみに相性抜群で「ここにビールがあったらいってます」という審査員の声も。
スポンサーリンク【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
2025年4月の発売から月に13万個を売り上げるヒット商品は審査員がほぼ完食してしまうほどで会心の満場一致パーフェクト合格をゲット。
もち米のモチモチした食感や鮭の塩味が良いバランスで美味しかったとシンプルな誉め言葉。
他の審査員からは「おにぎりの概念がぐるっと変わった。おにぎりってこんなに美味しんだと思って」という賛辞で、食べた時におにぎりがほぐれる優しい握り方は驚きとの事。
シンプルな塩味ながら、もち米や雑穀で食感を補っているので食べていて楽しい「幸せを感じられるおにぎり」というコメント。
【合格 5名、不合格 2名】
ちょっとタレの粘度が高すぎる点が気になったものの、鶏肉は火の通し方が上手でレンジで再加熱しても美味しく食べられる程度に火入れされている点は高評価。また、ねぎは機械加工されていて繊維を潰してしまっており、辛味や雑味が出てしまうカットになっているのでそこは是非改善して欲しいというリクエストも。
不合格を出した審査員もやはりねぎについてのダメ出しで、ねぎの良い香りではなくふたを開けた時にもわっと感じられる嫌なニオイになっているという意見。
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと1票
ゼラチンで固めるプリンには出せない食感に仕上がっていて、企業秘密というその製法についてはプロの料理人でもなかなか再現が出来ないレベルという評価。
他の審査員からも甘み・香り・質感・舌触りと全ての点で美味しかったとこちらも絶賛。
一方で不合格を挙げた審査員からは昔ながらのプリンを目指すのか?トロっと食感のプリンを目指すのか?その方向性が中途半端という厳しい意見。
【合格 7名、不合格 0名】
大きめにカットされた鶏肉に野菜を乗っけて食べられるように中華料理のセオリーに反して野菜をあえて細切りにしている点も高評価で、野菜のフレッシュ感やシャキシャキ感も一緒に味わえるようにすごく計算されて作られているというコメント。
また、他の審査員からのキレのあるお酢が活きるタレと鶏肉の組み合わせは好バランスでタレと一体となったナスの瑞々しさなども全て美味しかったとの事。
スポンサーリンク3位 野菜炒め弁当 香味醤油だれ 1日に必要な野菜の1/2使用 (不合格)
【合格 2名、不合格 5名】
発売から15年のロングセラーでオリジンのり弁と肩を並べる人気商品がまさかの不合格。
ほとんどの審査員が気にしていた「野菜から水分がかなり出ている」のが足を引っ張ったようで、水分のせいで味の乗り方が弱くなっている点を問題視。また、豚バラの食感があまり感じられないのもマイナス。
他の審査員からもキャベツの食感が突出してしまっているので、他の野菜とサイズ感を合わせて一体感を出した方が良いというアドバイスも。
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
年間売上4億円でお総菜部門の人気2位を誇るとり天が盤石の満場一致パーフェクト合格。
塩味・揚げ方・青海苔の香りと高次元でオリジンに行ったら食べるのが楽しみになるレベルと大絶賛。
審査員によっては中身のジューシーさが物足りないという厳しいダメ出しがあったものの、衣の付け方が秀逸で周りのシーズニングも美味しかったのでギリギリ合格という判断も。
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
夏季限定の商品ということもあって夏場の売り上げ圧倒的ナンバーワン商品で、さらには年を追うごとにその売り上げ個数がどんどん更新されて行っているというオリジンの夏を代表するお弁当が満場一致パーフェクト合格で有終の美。
最後の最後に出て来て完食する審査員が続出するほどの完成度で、単調になりがちな料理ながら辛さを上手くコントロールしていて、香りや醤油の使い方などの複雑な要素を活かす事で食べ進めてもずっと美味しく感じられると大絶賛。
他の審査員からも八丁味噌のバランスが秀逸でナスや豚肉にも上手く絡んで、お米にも合うので「これ以上褒めようがない」と3年前のジャッジで出された時よりもリニューアルを経て格段に美味しくなっているというコメントで〆。
スポンサーリンク最終結果
自信のあったランキング3位の野菜炒め弁当で不合格をもらうというまさかの波乱を含む、2品不合格で自己最高記録は更新できず。
ただし満場一致は5品で自己記録をしっかり更新という結果に。
以上「ジョブチューン」から2025年オリジンランキング&ジャッジ結果一覧でした。
TBS「ジョブチューン ジャッジ企画」に関する全記事はこちらのリンクから
一覧:「ジョブチューン」