元木大介20キロ激ヤセで糖尿病克服の方法は「炭酸水」「趣味を兼ねた散歩」
25年12月9日放送の「主治医が見つかる診療所」では元木大介氏が20キロ以上激ヤセして糖尿病を克服したその食事法や運動について密着カメラで紹介という事でその方法を簡単にまとめ。
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元木大介の糖尿病
過去に番組出演時に糖尿病と診断された元木大介でしたが、言われた直後こそは心配になって通院していたようですが、それもいつしか足が遠のいて病院通いはすぐにストップ。というのも自覚症状が全くなかったのがその要因で、特にこれといった治療に対するモチベーションが上がらなかったために結局もとの生活にすぐに戻ってしまった様子。
ところが巨人でコーチを務めていた2020年に盲腸で入院し、その際に受けた血液検査で改めて血糖値が悪化しており糖尿病の状態が進行していて足の壊死や失明などのリスクが以前にも増して差し迫っていると医師から指摘を受けたとか。
そこからコーチ業を離れて私生活での変化なども経験したのをきっかけに生活態度の改善に真剣に取り組む決意をして投薬治療も始めたと本人談。その結果が現在の姿で20キロの減量に成功したとともに血糖値も改善して、徐々に飲む薬の量も減らしていき、現在は薬を飲まなくてもコントロールできているのでOKと医師からお墨付きをもらっているとか。
この日のスタジオゲストだったそのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニックの森利枝医師によると糖尿病は一度発症してしまうと基本的に治るという事は無く、薬を飲んだり生活改善をしながら血糖値をコントロールして上手に付き合って生きて行くのが基本との事。ただし元木大介の例にあるように生活改善が上手く行った結果「寛解」として病状も検査の値も安定してキープできている状態にもっていったり、さらには薬がいらない生活に戻すことは可能という解説。
という事で糖尿病を寛解にまで回復させた元木大介の生活について密着カメラで追いかけてみる事に。
スポンサーリンク炭酸水と散歩
番組では血糖値モニタリングが出来る機器を元木大介に装着してもらって、その一日に密着。
この日は朝10時から自身のYouTubeチャンネルの撮影という仕事でスタートしたものの、撮影の合間に頻繁に口にしていたのが無糖の炭酸水のペットボトル。ごくごく飲むというよりかはほんの一口を口に含む感じでちょこちょこと飲んでいるようで「お腹がいっぱいになっている感じもあるし、シュワシュワ感もあるし、水とかよりも炭酸水が多いかな。」との事。
これについてゲストの昭和医科大学病院 糖尿病内科の山岸昌一医師は、無糖の炭酸水であればほとんど血糖値は上がらず、炭酸水を飲むと炭酸ガスの影響で胃が膨らんで脳の満腹中枢が刺激されて食べすぎや間食が抑えられて血糖値の急上昇と急下降が起こる血糖値スパイクを防ぐ働きがあると太鼓判。
お昼12:30になるとYouTubeの撮影を終えて次の現場に移動しますが、ここでは15分ほど歩いて移動する元木大介。歩く以外の運動は全く行っていないようで、他はペットの犬の散歩ぐらいで基本は歩くだけとの事。
基本的に「歩きたい時に革ジャンとブーツを履いて歩くだけ」だそうで、気が向いた時にやればいいとリラックスモード。
歩くのが目的というよりもブーツを育てるのが目的ぐらいのモチベーションでOKとの事で、趣味を兼ねた散歩が無理なく運動を続けるコツだそう。
スポンサーリンクお昼の仕事を終えて午後3時と遅いランチタイムにはお蕎麦屋さんの莉々庵 六本木店に立ち寄って、まず注文したのは炭酸水と枝豆でこれをつまみながらメインの料理はもずくつゆせいろ。
つけ汁にもずくがたっぷりと入っていて十割そばと絡めてゆっくりペースで食べて行きますが、一口でしっかり噛んで30回以上。
そうこうしているとお腹がいっぱいになったようであっさりとお昼ご飯終了。この時の血糖値は食後も血糖値がほぼ変わらずで安定しており、血糖値スパイクは起こらず。
山岸医師によるとたんぱく質豊富な枝豆を先に食べた事と水溶性食物繊維がたっぷり含まれるもずくをメインで食べた事で血糖値の上昇が緩やかになったという見解。そしてゆっくり噛んで食べた事も血糖値スパイクが起こらなかった要因と分析。
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また、別日の午後7:30は友人と飲みの席に出かけていた元木大介でしたが、そこで飲んでいたのは炭酸水。家でお酒を飲むのはほぼゼロで、お酒のお付き合いの時は焼酎の炭酸割を注文して、徐々に炭酸水の割合を増やして後半はほぼ炭酸水にする方法でお酒付き合いをしているというテクニック。
スポンサーリンク焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は糖質をほとんど含んでいないので血糖値への影響が少なくおすすめ。それでも飲み過ぎには要注意。反対にNGになるのがビール、ワイン、日本酒などで糖質が多く含まれているので血糖値が上がりやすい要注意リストに。
また、お酒のアテとして食べていたのは味噌味の芋煮のみで夕食は一日の中で一番量を抑えるようにしているとの事でその成果は血糖値を見ても一目瞭然。血糖値の上昇は最小限に抑えつつ血糖値スパイクは一切起こらず。
山岸医師によると夜は食事の時に使われるエネルギーが一日の中で最も低く太りやすいので夕食を少なめにするのは理にかなった食べ方との事。
食事量を減らすのは最初はつらく、胃を小さくして少ない食事量に自分を合わせていく苦労があるそうですが、そんな時は野菜や炭酸水を上手く使って満腹感を上手に得るように工夫がいると元木大介。また、体重チェックについては毎日乗るとちょっとした体重の増減で一喜一憂してしまうので1週間に1度くらいの頻度で、1週間かけて少しずつ痩せるのを意識すればいいと自身の体験談からアドバイス。
こういった意識づけのおかげで一日のうちで95％は血糖値を正常値の範囲にキープできているようで、このぐらいの管理が出来ていればほぼ問題なしと医師からもお墨付き。
まとめると、
- 炭酸水をちょこちょこ飲む
- 炭酸水と野菜を多く摂取して少ない食事量に慣れて行く
- 無理に運動は意識せずに趣味を目的に歩く
- メインの食事の前にたんぱく質豊富な枝豆と炭酸水
- 食事はよく噛んでゆっくり食べ、水溶性食物繊維を意識
- お酒の席では焼酎の炭酸割でほぼ炭酸水に途中から切り替え
- 夜ご飯は食べる量を一日で一番抑える
- 体重計に乗るのは1週間に1回だけにして少しずつ痩せる
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以上、主治医が見つかる診療所で紹介された元木大介の糖尿病克服の方法いついてでした。