車酔いするのはなぜ?酔い止めのベストな方法は?チコちゃん
26年3月13日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『なぜ車酔いする?』の答えなどまとめてご紹介。専門医がおすすめする車酔いしないベストな方法とは?
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【ゲスト】戸塚純貴、横澤夏子
【VTRゲスト】なし
なぜ車酔いする?
1問目の出題は、
なんで車酔いするの?
チコちゃんの答えは、
自分がどんな動きをしているのか分からなくなるから
解説は耳鼻咽喉科専門医の細野研二先生。
人間は自分が動いていると認識するために「目からの情報」「内耳からの情報」「筋肉や関節からの情報」という3つの情報を正しく脳に伝える必要があり、これを車に乗っているシチュエーションに当てはめてみると、
- 目:道や景色の動く情報
- 内耳:車の加速・減速・カーブの揺れなどの動き
- 筋肉や関節:体の動きや揺れ
これら3種類の情報を脳でシンクロさせる事で自分がどんな動きをしているのかを私たちは認識していますが、これらの情報に矛盾が生じると脳がきちんと情報を処理できなくなって混乱状態に。
車中でスマホを見たり、本を読んだりすると酔いやすいといわれる事がありますが、これは内耳や筋肉が車の揺れやスピード感を感じている一方で目から入って来る情報が止まっているために情報に食い違いが起きているため。
この脳の混乱状態は自律神経の乱れを引き起こしてふらつく感覚や胸のむかつきや嘔吐へと段階を踏んで体調を崩していく事に。
スポンサーリンクこれらを踏まえて細野先生に車酔いしない方法についてアドバイスしてもらうと、重要になるのが「動きの混乱を防ぐ」「自律神経の乱れを防ぐ」という2つの要素。
【座る場所】
望ましいのは「助手席」で、後部座席に座ってしまうとカーブなどで体に大きな揺れを感じやすく、助手席から見える進行方向の景色が後部座席からだと見えにくいので視覚情報としても酔いやすい事に。
特に脳は予測できない急な揺れや振動を感じると混乱を起こしやすいので、前もって景色が見えていればそろそろカーブなので体が振られるはずといった予測が立てやすい助手席は酔いにくい席という事に。また、運転手の場合は自分の運転によって車が動くために動きの予測がさらに高精度になるので最も酔いにくい席という面も。
ちなみに電車の場合は発車や停車の時以外はスピードの加減速があまり起こらず、カーブの遠心力などで体が大きく振られるような動きが少ない乗り物なのでそもそも酔いにくいとの事。
確かに車の運転が初心者という人の車に乗ると急ブレーキや急発進が多くなったりして普段なら酔わない人でもすぐに酔ってしまったりしますよね。
【目線&姿勢】
もし気分が悪くなってきたなら「遠くの雲など動かない物を見る」のが正解。車に乗って自分の体が動いているという情報をシンクロさせるにはゆっくり流れる遠くの景色を見るのがおすすめの方法。気分が悪いと思わずうつむいて目を閉じてといった行動をとってしまいがちですが、こうしてしまうと視覚情報が遮断されて動きの情報とシンクロせず、下を向くと首が不安定になって揺れや傾きを余計に感じやすくなるとされているので絶対NG。ヘッドレストに頭を固定してアゴを軽く引く事で揺れを抑えるのがベストという事に。
ちなみに、もし目を閉じるのであればいっそのこと眠ってしまうのも効果的で寝てしまえば脳の働き自体を休ませることが出来るので車酔いは起こりにくい状態に。
スポンサーリンク【子どもの頃】
子どもの頃はブランコに乗るなど出来るだけ体を動かして揺れやスピードに慣れる事で内耳の能力が鍛えられるといわれているので結果的に車酔いしにくい体質に。
車酔いしやすい人=三半規管が弱い人という認識は正確ではなく、
- 車の刺激に慣れていない
- 運動不足
- 不安な気持ちを持っている
という要素が強く影響するようで、年齢だと4~12歳の頃が最も酔いやすく、大人になっても頻繁に乗り物酔いしてしまうという人は耳や脳に病気が隠れているケースがあるので気になる場合は病院の受診がおすすめ。
【満腹?空腹?】
満腹状態も空腹状態もどちらも自律神経が乱れやすくなるので、ご飯を全く食べないのもいっぱい食べてもNG。正解は車に乗る前段階ではバナナや梅おにぎりなどの軽食で小腹を満たしておくだけに。
ちなみに「車酔いするかも?」と不安な気持ちになるのも良くないので、車中ではしりとりやカラオケなど楽しい気持ちになるもので過ごすのがおすすめ。
という事で1問目は以上。
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