人間国宝って何?人間国宝の条件とは?チコちゃん
26年4月10日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『人間国宝って何?』の答えなどまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】和田アキ子、アインシュタイン河井ゆずる
【VTRゲスト】なし
人間国宝って何?
1問目の出題は、
人間国宝って何?
チコちゃんの答えは、
実は非公式な通称 人間が国宝ってわけじゃなくてその人の持ってる「わざ」が国の宝ということ
解説は大阪樟蔭女子大学の森西真弓名誉教授。
人間国宝という呼び方はマスコミが付けた通称にすぎず、さらに言うとすごい技術を持った「人」が評価されて人間国宝に認定されるという認識も誤りで、正確にはその人の「わざ」が国の宝で、そのわざを重要無形文化財と呼ぶというのが正しい認識。
無形文化財とは形の無いわざの事で建物や陶器のように形が目に見える有形文化財とは異なってわざを使って作られた作品はあってもそのわざ自体は形として残るものではないので「無形」という事に。
ところがわざ自体を文化財に指定してもそれを受け継いでいる人がいないと成り立たないので形の無いわざを伝承していくため、わざの持ち主たちを保持者・保持団体に認定する制度で保護。
この認定には3つの種類があり、
- 総合認定
- 保持団体認定
- 各個認定
【総合認定】
人形浄瑠璃文楽のように太夫・三味線弾き・人形遣いなど複数の人が一体になった共演によって成り立ってるもの。
【保持団体認定】
輪島塗のように完成までに下地→上塗り→磨きなど複数人で別の工程を分業して完成するわざの事で特定の人ではなく団体が技術を持っていると認定されるのがこのカテゴリー。
【各個認定】
古典落語など指定されたわざが個人によって受け継がれているもの。
スポンサーリンクこれら3種類のうちで各個認定の保持者がいわゆる人間国宝と呼ばれる事になるわけですが人間国宝の条件については、わざが重要無形文化財に指定されるのが大前提となりますが、それを選ぶのが文化審議会。
文化審議会(の専門調査会)で調査されるのは主に3つのポイントで、
- わざに関する歴史・文化
- わざ
- 後継者の育成
【歴史・文化】
歴史上または芸術上価値が高いものの中でさらに重要な物と評価できるかがポイント。
【わざ】
高度に体現・体得している人だと評価できるかが重要で古くから伝わる技法を独自に発展させたオリジナリティなども評価の対象に。
【継承】
多くの弟子を育成したり歴史的作品の保存活動を行っているといった観点も判断材料に。
これまでは歌舞伎・文楽・古典落語といった芸能と陶芸や染織などの工芸技術の2つの分野のみが人間国宝の対象となっていましたが2025年12月に新たに食文化を含む生活文化が対象に追加されたという大きな変化も。
という事で1問目は以上。
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