世界一受けたい授業 下肢静脈瘤を予防・改善する4つの方法はマッサージ、靴下、腹式スクワット
21年11月27日放送の日テレ系「世界一受けたい授業」では下肢静脈瘤を予防・改善する4つの方法を医師がアドバイス。ふくらはぎマッサージ、着圧靴下(弾性ストッキング)、横隔膜を動かす腹式スクワット、ポリフェノールという4つがポイントという事で一覧でまとめてご紹介。
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下肢静脈瘤チェック
解説は目黒外科院長の齋藤陽先生。
- 足がよくむくむ
- 夜寝ていると足がつる事がある
- 膝の裏側の毛細血管が目立つ
- 便秘がち
- 座りっぱなしであまり動かない
- 出産経験がある
2つ以上当てはまった人は下肢静脈瘤になりやすい人という判定。
ちなみに出産経験者の2人に1人は下肢静脈瘤を経験すると言われていて、
妊婦さんは赤ちゃんに栄養を届けなければいけない為、血液量が約1.5倍に増量。
さらに骨盤周辺を流れる静脈が赤ちゃんで圧迫されるので、自然と足の静脈にも圧力がかかりリスクアップにつながるとの事。
医療機関にてエコー検査する事で下肢静脈瘤の診断が出来るのですが、気になる方はこれからご紹介する4つの予防・改善法を要チェック。
- ふくらはぎマッサージ
- 着圧靴下(弾性ストッキング)
- 横隔膜を動かす腹式スクワット
- ポリフェノール
それでは以上4つの項目を順に見ていきましょう。
スポンサーリンクふくらはぎマッサージ
ふくらはぎマッサージのやり方は、
血液を下から上に向かって流していくようなイメージ。
1日1分やるだけでOK。
行う時間帯ととしては夜寝る前がベストタイミング。
【さらに効果をアップするには?】
さらにふくらはぎマッサージの効果をアップさせるのが、
お風呂に入りながらマッサージ
との事。
お風呂で血管を温めながらマッサージする事で血液の流れが良くなり、マッサージ効果アップ。
お風呂までいかなくても足湯をしながら末端を温める事でも効果があるとか。
スポンサーリンク着圧ソックス
履く事で足の血流が良くなり足のむくみ改善に効果がある着圧ソックスも改善法として有効。
ドラッグストアなどで市販されているものと、医療用の弾性ストッキングでは圧力が違いますが、基本的な機能は同じ。
足首周辺の圧力が最も強く、上に向かうほど圧力が弱まる段階設定になっているので、着用する事でふくらはぎの筋力をサポート。
さらに静脈を締め付けて血管を強制的に収縮させる事が出来るので血流もアップ。
その結果、重力に逆らって心臓に運ばれる静脈の血流を促進する効果があるんですね。
【履くタイミングは?】
履くタイミングとしては座りっぱなしの状態など「ふくらはぎを動かさない状態が続く時」に履くのが基本。
横隔膜を動かす腹式スクワット
ちなみに下肢静脈瘤の予防・改善の為にはふくらはぎ以外にも、
「横隔膜」
をよく動かしてやるのがポイントで、
横隔膜の運動によって足の静脈に流れる血液が吸い上げられて血流が良くなるそう。
ふくらはぎを動かす事で血液を押し上げ、上がった血液を横隔膜を動かしてさらに吸い上げるというイメージ。
腹式呼吸で深い呼吸を意識する事で横隔膜はよく動くようになるそうで「腹式スクワット」がおすすめ。
やり方は、
- イスに座った状態から両腕を上げながら3秒かけて立ち上がる
- 立ち上げる際に鼻から息を吸ってお腹を膨らませる
- 腕を広げながら5秒かけて下ろしつつ座る
- 座る際に口から息を吐きながらお腹をへこませる
- 5回繰り返して1セット
1時間ごとに1セット行うのがベスト。
時計の針などを見ながらしっかり3秒と5秒をカウントしましょう。
スポンサーリンクポリフェノール
下肢静脈瘤の予防に効果が期待できるといわれている成分は、
ワイン、コーヒー、ブルーベリー、チョコレートなどに含まれるポリフェノール。
ポリフェノールが静脈を強化してむくみを防いでくれますので、適量を守って生活に取り入れるのがおすすめ。
佐藤栞里の2週間検証
普段から足がむくみがちで、足がつる事がよくあるという佐藤栞里さんが、
ご紹介した4つの予防・改善法を2週間続けて試してみてその効果がどれほどなのかを検証。
本人の体感としても、一日中仕事をしていても足が軽い感覚があるという事で効果を感じているようですが、
特に着圧ソックスの効果は抜群だったそうで、これまで全く履いてこなかったものの、1日の終わりに感じる足の疲労感が全く違うと驚いていた様子。
以上「世界一受けたい授業」から太る人痩せる人12の違いについてでした。