あさイチ 絵文字の意味や使い方は世代によって変わる?”要注意”絵文字一覧
22年4月11日放送のNHK「あさイチ」では絵文字などのSNSコミュニケーションを特集。という事で絵文字の意味が世代によって違うという話題や使い方の目安についてまとめてご紹介。
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絵文字の科学的効果
中央大学で行われた「絵文字がある文章が様々な感情をどの位伝えるのか?」を調べる研究。
絵文字を使った時の書き手の感情レベルを数値として記録しておき、
その文章を見た読み手がどの程度の感情レベルで受け取ったかを比較。
数値が大きければ大きいほど”より伝わった”という意味になりますが、
「喜び・安心・悲しみ・恐れ」の4項目については大きく数値が上がっているのが分かりますね。
これは絵文字によって書き手の感情が増幅されて読み手に伝わったという意味に取れますね。
これらの感情については書き手が思っている以上に受け手に”伝わり過ぎてしまう”可能性もあるのでその点は少し注意。
「驚き・好き・恥ずかしい・高揚」については書き手の意図に近いレベルで読み手に伝わっている傾向にあるようですね。
いずれにせよ「絵文字を使う事で感情が伝わりやすくなる(時としてはややオーバーにも伝わる)」というのがこの実験の一つの結論。
スポンサーリンク研究を行った中央大学の庄司裕子教授は、
「出来るだけ(感情を)絵文字に代用させて言葉を少なくしていく。だんだん慣れていくと簡単でリッチなメッセージが送れる。」
“要注意”絵文字
日本感性工学の学会における発表「絵文字で表現される笑顔」の研究結果は、
総じて「口角が上がっている・目が三日月の形」という共通点。
「口角が下がっている・目を伏せている・涙が描かれている」のが特徴。
そして一番要注意なのが”どちらとも言えない(どちらとも言える)”グループ。
これが最も厄介。
10代から60代の100人にその意味について街頭リサーチしてみると、
普通のあいさつという意味で使う人が全世代を通して多い傾向にあるものの、
10代・20代の若い世代では「皮肉・無表情」を表すちょっとネガティブな意味の絵文字にもなるという結果に。
スポンサーリンク上下さかさまは「皮肉」で使う事があるようですがあくまで親しい間柄に限るという使い方。
上下さかさまはその他の意味を選ぶ人が圧倒的多数で、
その意味は人それぞれで定まっていないというのが実際の所。
全世代を通して「苦笑い」が圧倒的多数。
一方で若い世代になると「困惑」の感情も表すケースも多い様子。
上の世代では「照れ」の意味になると答えた人もいましたが、若い世代ではゼロ。
以上あさイチから絵文字の意味についてでした。
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