世界一受けたい授業 ヨシタケシンスケ絵本の又吉直樹おすすめ作品4冊一覧
22年8月20日放送の日テレ系「世界一受けたい授業」では又吉直樹が大人にもおすすめするヨシタケシンスケの絵本を紹介という事でヨシタケ先生のセルフ解説なども一覧でまとめて。
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ヨシタケシンスケ絵本一覧
又吉「どうしても嫌いな人って誰かに操られてるんじゃないか?という気づきからの展開が素晴らしくて、40代の自分でも嫌な事があった時にこういう風に考えるのは有効だなと思いました。人間関係に悩む大人に是非読んでもらいたい本です。」
実際に嫌いな人の事を思い浮かべると仕事も手に付かなくなるというヨシタケ先生が、そんな時に誰か良いアイデアはないかな?と考えながら構想して行った作品との事。
又吉「左のページでやりたい事とかポジティブな気持ちを提示した後に右のページでまだそこには及ばない現状が明かされるんですけど、そのギャップが面白くて。希望を持つのは自由で現実との距離を恥じる事はないという気持ちにさせてくれる本です。」
左から右に向かって読むだけではなく、右から左に向かって読むことでポジティブシンキング。
ヨシタケ先生「良い事と悪い事をどっちを先に読むのが今日の気分に合ってるかな?だったり、自分なりの読み方が出来る、本の構造を利用してメッセージにつなげられないかな?と思って考えました。」
又吉「人の死をテーマにした絵本ですが大人も子どもも心が温まる素晴らしいお話です。後半の、でもちょっと待てよと思った。から始まる気付きの所でまた違った視点が生まれるんですね。恐怖、寂しさを想像力で乗り越えていく手本になる優しくて面白くて素晴らしい絵本だと思います。」
ヨシタケ先生「早めに両親亡くしてるんですけども、身近な人と死の話って出来ないんですよね。死んだらどうして欲しいかとか。でもいざ亡くなってみるとそういう話をちゃんとしておきたかったと思う事がいっぱいあったんですね。今日元気だから明日も元気だとは限らない。いつも隣にある死っていうものを面白おかしく情報交換できるきっかけがあれば、そういう死の本を作りたかったんですね。」
最後に又吉直樹&ヨシタケシンスケのコラボ本について。
作品中には「その本は」から始まる短いストーリーが2人別々に書かれている構造ですが、お互いに相手のすごいと思ったお話を挙げてもらうと、
又吉「(顔写真が表紙になった本)どういう風になってしまうんだろう?っていう期待で読んでいく中で、何も起こらなかったっていう本人がちょっと物足りなさを感じてしまっている。絵の面白さもあって素晴らしいなと思いました。」
ヨシタケ先生「(悪魔が封印されているらしい本)”想像していた以上に悪魔だ。”っていう文章の上手さっていうか面白さというか。挿絵がついてないんですね又吉さんの部分には。文章で物語を語る。絵がついてないからこと余計に想像力を刺激される。」
以上「世界一受けたい授業」から又吉直樹がおすすめするヨシタケシンスケ絵本まとめでした。