プレバト俳句2023 出演者&千葉ランキング結果まとめ 優勝者や山口航輝の成績は?
23年1月26日の「プレバト」では千葉のお題を使った写真俳句でふるさと戦2弾を開催という事で出演者やランキング結果など一覧でまとめてご紹介。
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出演者
【ふるさと戦千葉ブロック】小倉優子、皆藤愛子、立川志らく、ぼる塾田辺、フルポン村上、千葉ロッテ・山口航輝
ランキング結果
ワード同士の取り合わせの基本は押さえてあるので「ちゃんと勉強しているのが分かる。」と夏井先生も一定の評価。
ただしマイナスなのが「五分着まで」の中七。
これだと意味が正確に伝わらないので「あと一本 あの子を待てば 風光る」という添削案。
また、想いを寄せるあの子に会えるかな?と電車をズラすというのはあくまで通勤通学のようなシチュエーションであって、
写真の明らかに観光のようなイメージとは大きなズレが生じているのが最大の問題点と夏井先生。
ちなみに俳句単体として見ると基礎がしっかりしているものを感じるのでレギュラー回ではかなり勝負できるのでは?と夏井先生も太鼓判。
まさかのオファー。
取り合わせの基本は押さえているものの「少女のような祖母」で表情や性格などを指す事が出来ているので「顔」のワードをわざわざ付けるのは損。
そこで「春日傘振って 少女のような祖母」と祖母の動作を入れ込むことで写真との小さな接点が作られて相乗効果。
こうすることでトロッコ列車で帰省してきた孫を無邪気に迎える祖母の姿がくっきり。
「俳句そのものは頑張って作っている苦心作」という夏井先生の寸評。
ただし内容を詰め込もうと苦心のあとが見られ、韻律がガタガタしている印象なのがマイナス。
さらに写真と俳句が離れすぎている点も気になるとの事。
「地磁気逆転」のワードでチバニアンを指す事は明確なので「房総」のワードは省略し、
代わりに補足情報なども交えつつ「春風や 地磁気逆転せし 地層」という添削案。
スポンサーリンク「春日和」の季語が動いてしまうのがマイナスポイント。
また、お弁当を水平にするのはなぜ?と疑問が残ってしまうのも問題点で、
「チャー弁は 膝に車窓の 春日和」とすれば列車の中である事が分かるし、
「チャー弁は 膝に二人の 春日和」とすれば二人で乗っている事が分かるという添削案。
2位 フルポン村上『てふてふの過(よぎ)る トロッコ列車かな』
写真の菜の花に対して「蝶」を持ってくるのは俳句ではベタな手法ながら、季語の探し方としては悪くない選択と夏井先生。
その一方で後半の「トロッコ列車」は写真と合わせた時にそのまますぎる、写真の情報とダブってしまうという指摘。
そこで少しディティールを加えるテクニックを使い「蝶よぎりゆく 吹き抜けの展望車」が添削案。
トロッコ列車とそのまま書くのではなく「展望車、吹き抜け」と情報をプラスしてやる事で写真と俳句の相乗効果によって光景がより鮮明に。
夏井先生「こう書いておけば今日はこれが1位だったと思います。」
惜しくも優勝を逃した永世名人の悔しそうな表情。
足すと17音になる破調でまさに”志らくの韻律”らしい作品と夏井先生。
「菜の花を行く」だと写真とそのまま過ぎるのでは?と思いがちですが、
そのままだと菜の花畑を歩いている光景がまず浮かびますが、そこで写真が合わさることで列車である事が初めて分かる仕掛け。
また「忘れ物を探しに」ではあえて写真から離れたイメージを提示する事で絶妙な距離感を演出していると写真俳句のお手本のような作品とべた褒め。
千葉県に所縁のある出演者たちが3位以下に並ぶという不甲斐ない結果に。
という事で千葉ブロック優勝者の立川志らくには黄金のタスキ贈呈。
以上、プレバト俳句ふるさと戦2023千葉ランキング結果でした。
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