神図解池と沼の違い、谷と沢の違いを簡単に分けると？関東に谷が多い理由は？

23年3月24日「一発でわかる神図解」では日本の沼と池、沢と谷の違いについて神図解を使って説明という事で関東に”谷”の地名が多い理由と合わせて簡単にまとめてご紹介。

沼と池

沼と池だけ地図

引用元：地理Bの旅

東日本は「沼」で、西日本は「池」である事が一発で分かる図解。

そもそもこの2つの違いは、

西日本は飛鳥時代・奈良時代など古くから栄えた地域で、

稲作や畑作のための人工的なため池が多く整備されていたために西日本＝池の傾向があるとの事。

一方で東日本は特に関東地域で降水量が多く、

人の手が入っていない沼状態の場所が多かったために東日本＝沼の傾向。

沢と谷だけ地図

引用元：地理Bの旅

ここでも東西がくっきり分かれている形ですが、

新潟県親不知と三重県桑名を結ぶ線を境界として、

西日本＝谷、東日本＝沢が付く地名が多いとの事。

ところが関東に注目してみると、ここは東日本にもかかわらず「谷」が多い傾向。

これは鎌倉時代に日本の中心となった鎌倉の地に、

「谷(やつ)」が付く地名が多く存在し、それが影響したためと言われているそう。

以上、日本の池と沼の違い、谷と沢の違いが分かる神図解でした。