ワイルドスピード森川葵のスポーツスタッキング日本代表戦記 アジア大会で金銀銅 それって実際どうなの課
23年11月28日「それって実際どうなの課」はゴールデンでワイルドスピード森川葵のスポーツスタッキング日本代表戦(国内記録会&アジア大会)に密着という事でまとめてご紹介。
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スポーツスタッキング国内記録会
森川葵のスポーツスタッキングをテレビで見て競技を始めて今や日本代表選手という谷川文嶺に軽くプレッシャーをかけられながらいよいよ国内記録会当日。
大会スケジュールは、
- 3-3-3:ジュニアの部、マスターズの部
- 3-6-3:ジュニアの部、マスターズの部
- サイクル:ジュニアの部、マスターズの部
と進んでいき、森川葵はマスターズの部への出場
初めて挑む公式大会なので流石の森川葵も緊張。
3-3-3
独特の緊張感が会場を包む中いよいよ大会スタート。
3-3-3ジュニアの部で森川葵に憧れる谷川文嶺が1.911秒の13-14女性部門日本記録マーク。
コーチとの特訓では日本代表入りを十分狙えるタイムを出している森川葵。
実力通りの力を発揮できれば問題ないハズですがまずは一番得意な3-3-3で自信をつけたい所。
勝負は3回。
一発で選考基準タイムの3.1秒台を突破。
特訓でも出せなかった2秒台をここに持って来る強烈な勝負強さ。
1回目は安全にタイムを出しておいて、2回目、3回目でタイムを狙っていくのが正攻法なところをいきなり全開で入るのがワイルドスピード森川葵の真骨頂。
公式大会での記録なので日本新記録2.998秒が認定されて日本記録保持者に。
こうなるともっと速いタイムで自らの記録を更新できるか?そこだけに注目が集まる場面。
あっさり記録更新。
どれだけ速くなるのか…もはや2.8秒台に突入。
前の日本記録3.050秒を0.2秒上回って2.855秒で日本記録保持者確定。
3回のタイム計測で全て基準タイムをクリアする抜群の安定感というか全て日本記録。
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本番前のウォーミングアップで自己最速タイムとなる4.234秒を出して勢いに乗る森川葵。
勝負は3回。
1回目4.861秒。
動きにスムーズさが見られずまずまずのタイムからスタート。
普段はあまりつまずかない片付けのパートで引っかかった事で動揺する森川葵。
出だしでつまずき、さらにカップを落としてボロボロの記録。
大会のプレッシャーが遂に森川葵に襲い掛かる事に。
全てがかかる最後の挑戦へ。
選考基準タイムを超えられず3-6-3は終戦。
サイクル
最後の種目は森川葵が最も苦手とする最難関。
練習ですら一度も選考基準タイム13秒台を出したことがない不安要素。
勝負は3回。
人生初の13秒台を大会本番に持って来る鬼メンタル。
3-3-3に続いてサイクルでも選考基準タイムを超えて来たのでこの時点でほぼ日本代表入りは確実。
2回目14.094秒、3回目28.679秒とその後は記録更新とはならなかったものの初参加した記録会で快進撃。
これで日本代表として韓国で開催されるアジア大会派遣選手の座を手にする事に。
森川葵「日本代表かぁ…日の丸背負う日が来たんですね。私にも。」
スポンサーリンクアジア大会
アジア大会3日前にコーチと共に最後の特訓。
アジア大会ではチーム競技にも参加する森川葵という事で、4人1組で行う3-6-3リレーを練習。
森川葵は日本代表チームのアンカーとして出場。
いよいよ大会当日。
個人&団体の計5種目で戦う森川葵ですが、まずは予選突破で決勝進出が目標。
アジアから計10チーム総勢357名の代表選手が集まっていますが、森川葵が旗手を務めてチームジャパン入場。
個人予選
森川葵が出場するMasters1女性部門の参加選手は5名で予選上位4名が決勝進出。
個人3種目を連続してタイム計測して記録を出していきますが、国内記録会同様にそれぞれ挑戦権は3回のみ。
3-3-3では3.143秒を突破すれば上位4名に入れるという場面がやって来たので日本記録保持者の森川葵からすれば十分に突破可能。
しっかりタイムを出して予選突破。
予選4位ギリギリでの決勝進出。
3-6-3では4.515秒を突破すれば上位4名入り。
ここも一発で予選突破。
ここも予選4位ギリギリでの決勝進出。
3種目目のサイクルでは自己ベストの13.223秒を出したものの、
4位の11.584秒には遠く及ばずサイクルに関しては予選落ち。
スポンサーリンク個人決勝
3-3-3では、
- シンガポール代表 ヘーゼル 2.591秒
- 韓国代表 ウンジ 2.755秒
と記録を出していく中で森川葵の出番。
1回目で2.882秒を出すものの、2回目3回目は精彩を欠いて挑戦終了。
3-6-3では、
- マレーシア代表 シャイラ 3.020秒
- シンガポール代表 ヘーゼル 3.317秒
- モンゴル代表 ボロルトゥヤ 8.796秒
と記録を出していく中で森川葵の出番。
多少ミスしても無難にこなせばほぼメダルは確実。
2回目4.079秒でまずまず。
ラスト3回目はタイム上は3.830秒だったものの最後でカップを倒してしまって惜しくも記録なし。
4秒を切るチャンスをあと少しの所で逃してしまって悔し涙。
ダブルス決勝
2人1組になって片手でサイクルを行うダブルス決勝に残ったのは5組。
メダルを狙うには12秒台、金メダルには11秒台が必須という状況が到来。
この時点で銀メダル以上確定。
安全にタイムを狙いに行ってこの結果という事でさらにギア上げ宣言。
あと一息。0.35秒の差。
3回目13.226秒。
11秒台は出したものの1位のマレーシアペアには及ばず銀メダル獲得。
スポンサーリンク最終種目タイムリレー予選&決勝
最後は4人1組で3-6-3を一人ずつこなしてバトンを繋いでいく白熱のリレー種目。
数歩の距離を離して待機した所からダッシュして競技台につき、自身がクリアしたらすぐに避けるという個人ではまず無い動きが求められる団体競技。
さらに森川葵はアンカーを任されているのでそれまでチームメイトが積み重ねたタイムを台無しにするか?勝利に導くか?究極のプレッシャーゲーム。
予選は4組が出場して上位3組が決勝進出。
22.157秒を上回れば予選突破という状況でチームジャパン出陣。
最後の最後でカップを弾くミスがあってあわや!?という場面が訪れるものの、
何とか首の皮一枚残して決勝進出。
決勝のプレッシャーかマレーシア代表がカップを落とす大きなミスを犯して24.363秒と精彩を欠く中、
1回目記録なし。
今までコーチ指導してくれていた先生が途中でカップを落とし、アンカーの森川葵もカップを倒してしまい記録なし。
実はリレー種目で日本人チームが優勝するのはスポーツスタッキング史上初の快挙。
そこにしっかり名を刻んだワイルドスピード森川葵。
森川葵「やっぱ世界は強い。みんなの気持ち、熱さが。世界ってすごい所なんだなって思わせるパワーがありました。」
個人として金銀銅の3つのメダル獲得。チームジャパンは合計35個のメダル獲得。
おつかれ森川。
という事でどうなの課ゴールデンよりワイルドスピード森川葵のスポーツスタッキング日本代表戦アジア大会活躍編でした。
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