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第26回 NHK「チコちゃんに叱られる!」連続テレビ小説「きっとこんな感じなんじゃないか劇場」がスタート?


10月26日の第26回放送では村上佳菜子さんと中尾彬さんがゲスト解答者で初登場。さらにVTRゲストにも目黒祐樹さんが初登場。そして展開する新企画(ドラマ?)連続テレビ小説「きっとこんな感じなんじゃないか劇場」。そして久しぶりにチコった(正解した)解答者が現れる!

ということで、10月26日に放送された第26回「チコちゃんに叱られる!」の様子を詳しく見ていく事にしましょう。

みなさんはハロウィーンの正式な仮装って何だと思いますか?

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出演者

【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)

【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)

【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)

【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史

【ゲスト】村上佳菜子、中尾彬

【VTR】伊藤みどり、尾木ママ(解説役)、目黒祐樹、池田鉄洋

チコちゃんの疑問その1

フィギュアスケートのフィギュアって何?

今日のゲストはどちらも番組初登場となる村上佳菜子さんと中尾彬さん。

チコちゃん「今日はフィギュアでは滑りまくってバラエティーでは滑り知らず。村上佳菜子ちゃんでーす!佳菜ちゃん、さっき私の後ろ姿見て『後ろハゲてんだ!』とか言ってたでしょ。」

村上「バレてた!」

チコちゃんは「刈り上げてんのよ~!」と否定。

続けて「ねじれたマフラーをフワッと巻いて緩んだ芸能界をキュッと締めてくれる中尾彬ちゃんでーす!」「いいキャッチコピーね。アキラ。」

中尾「かわいくないな。初めて見たけど怖かったよ?」

チコちゃん「あなたの方がよっぽど怖いわよ。」

オープニングトークはこの辺でチコちゃんから指名。

一番ウィンタースポーツが似合うステキな大人ってだーれ?

岡村「ウィンタースポーツ?誰やろな~。」「中尾さんかな?」

白々しい岡村さんw

中尾「いや俺は、ウィンターは温泉だけだよ。」

チコちゃん「佳菜子ちゃんじゃないの?ウィンターと言えば。」

中尾「そうだよ。」

チコちゃん「まあいっか。じゃあアキラちゃん。」

中尾「はいっ!?」

まさか岡村さんがボケたせいで中尾さんがそのまま解答者にw

チコちゃん「フィギュアスケートの魅力を一言で言うと?」

中尾「なんかクルクル回る?」

村上「笑。鼻水出ちゃった。」

チコちゃん「佳菜子ちゃん合ってる?そんな感じで。」

村上「間違っては無いです。」

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チコちゃん「じゃあアキラちゃんはフィギュアスケートは好きなの?」

中尾「大して好きじゃない。」

村上「えっえェ~~!!隣にいます!笑」

チコちゃん「大人なんだから好きって言いなさいよ。」

岡村「そんな事言うてるけど好きやと思いますよ~?」

村上「そうしといてください!」

中尾「いや。あんまり好きじゃない。」

改めて否定の中尾さんw

ここでチコちゃんの疑問、

フィギュアスケートのフィギュアってなに?

この疑問に対しては中尾さんは指で何かを描きながら、口には正解マークとピヨピヨ音。

おっと!これは久しぶりにチコった(正解した)様子ですね。

チコちゃん「つまんねーヤツだな・・・。」

岡村「まさかっ!?」

めちゃくちゃ落ち込んでいる様子のチコちゃん。

中尾「違う?」

チコちゃん「なに正解言っちゃってんのよ。」「はい!ペン持って!」

岡村「ペン持ってください!」

おっと!これは続けてあの展開ですね。

いつも手元に用意されているお絵描き帳を開くようにチコちゃんから指示。

チコちゃん「今から言うのを漢字で書いてください。」

岡村「出たよ!」

チコちゃん「はにゅうゆづる」

岡村「うわ!どうやったっけ!?」

ここで久しぶりに正解を言われてちょっと悔しいチコちゃんから漢字の問題。6月15日のレギュラー第10回放送以来ですね。

チコちゃん「アキラは書けるわね。フィギュア大好きだからね。」

吹っ掛けられる中尾さんは思わず吹き出しw

むしろフィギュア関係者として村上佳菜子さんは外せない所ですが、

チコちゃん「一斉にどうぞ!」

  • 岡村「葉乳結生」
  • 村上「羽生結弦」
  • 中尾「羽生結弦」

岡村さんだけ不正解。しかも「はにゅう」をそうやって書くとはw

岡村さんだけに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」が炸裂。

チコちゃん「書けてんじゃん!アキラ!何よあなた。フィギュア好きなんじゃん。」

中尾「フィギュアの事は聞いてくれよ。」

ノッてきた中尾さんw

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VTRではスケートリンクで独特の振り付けを披露する男性。人形のフィギュアという答えですが残念ながら不正解。

岡村「個性がスゴイねん。」

スタジオの村上佳菜子さんもフィギュア=人形説だったようですが違っていたようですね。

ということでチコちゃんの答えは、

フィギュア=図形

チコちゃん「ご名答でございました。佳菜子ちゃんはさ、フィギュアの意味知ってた?」

村上「知らなかった。」

岡村「ちゃんと知ってるクセに『いや~興味が無いんだよ。』みたいな。」

中尾「興味ないけど、そういうの知ってるよ。誰だって。」

岡村「本人(村上さん)知らんって言うてるのに。」

村上「止めて~。映さないで~。」

解説は日本スケート連盟のフィギュア強化部長も務めた千葉大学の吉岡伸彦教授。

フィギュアスケートとは本来、氷の上に図形を描く競技だったのがその由来。

英和辞典にはフィギュア(figure)に「図形」という意味が載っています。村上さんの言っていた人形のフィギュアは「肖像、人物像、彫像」の意味の方でしょうね。

元々の語源は「影」だったり。

この図形のルーツは17世紀のオランダまで遡ります。

そもそもスケート競技はオランダで貴族が行っていた「ダッチロール」というカーブに乗って優雅に滑るという遊びのようなものが起源。

むしろダッチロールと聞いて真っ先に思い浮かぶのは風の影響などで飛行機が揺れる動きの事を言ったりしますけど。

スケートのダッチロールとはこんなイメージのようです(番組内の説明とはやや異なりますが)。コチラが視聴動画。

両腕を組んで氷に円を描くように滑る様をダッチロールと言っていたようです。

このダッチロールがイギリスに伝わるとなぜか氷に図形を描くことが重視され、

Compulsory figures(コンパルソリーフィギュア)=決められた図形という競技が誕生。これがフィギュアスケートの名前の由来。

ちなみに英語ではschool figures(スクールフィギュア)とも呼ばれます。

では現在のように音楽に合わせて滑る競技は一体いつ生まれたのでしょうか?

当時、イギリスは図形を描くことを主張し、フランスやドイツでは音楽に合わせてバレエのように滑る芸術的なスケーティングが盛んだったために二つを合わせてフィギュアスケートとすることに決まります。

その結果、1896年に開催された第1回世界フィギュアスケート選手権では、図形を氷に描くコンパルソリーフィギュアと音楽に合わせて滑るフリースケーティングの合計点で競われる事に。

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日本ではコンパルソリーフィギュアは「規定演技」と呼ばれていたのは長年のフィギュアスケートファンであればよくご存知ですよね。

こちらは1988年カルガリーオリンピックの動画映像。フィギュアスケートファンならよくご存知の名前が出て来ているのがお分かりですか?※表示がブロックされますので「YouTubeで見る」でご視聴ください。

動画に映っているのは羽生結弦のコーチとして有名なブライアン・オーサーその人ですね。彼が規定演技に挑む様子。

演技が終わると氷についたスケートの跡を審判がじっくりと見て図形の正確さを判定します。

ここで選手たちが描いていた図形を細かく説明する吉岡教授。

ブラケットというのはフィギュアスケートで使われる片足ターンの一種ですが、そのブラケットを使用した「ブラケット・チェンジ・ブラケット」という図形。

まあその他にも数々の図形があるのですが、キリが無いので番組ではあえなく暗転でカットw

合計で41種類ある図形から事前に決められた3つの図形を描くコンパルソリーフィギュアは1990年まで行われていました。

ではなぜコンパルソリーフィギュア(規定演技)は現在では行われなくなったのでしょうか?

その理由はズバリ「地味だから」という元も子もないもの。

コンパルソリーフィギュアはそれだけで一日がかりで行われる手間のかかる競技形式。にもかかわらずテレビ映えもしない、非常に地味な画が続いてしまうので観客も見ていてつまらないというのが正直な所。

やはり華麗なジャンプや軽快なステップ、音楽と共に楽しめる芸術的なフリースケーティングとは比較になりません。

フィギュアスケートの魅力の一つでもある華やかな衣装もコンパルソリーフィギュアではただのジャージ姿。感情昂ぶる得点発表の瞬間(キス・アンド・クライ)もコンパルソリーフィギュアでは審判が得点ボードを掲げるだけという非情に地味なもの。

岡村「氷の上に上がってもうてるもんな。」

ナレーション「審判もどことなくつまらなそうな表情。」

確かに岡村さんの言うとおりにジャッジ達が図形を描く選手の横に突っ立っていますね。

ちなみに泣きまくる織田信成のキスクラでの映像が番組では流れていましたが、サンプルとしてコチラの動画をご紹介。

吉岡教授「放映権払ってまでこんなもの一日映せないよっていう。そういうことですよね・・・」

教授も苦笑いw

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こういった状況を受けてコンパルソリーフィギュアは1990年に競技から廃止。

ここで流れるBGMはGary Moore「Parisienne Walkways」日本語では「パリの散歩道」ですね。羽生結弦が2014年のSPで使用していた曲として有名。

コチラが視聴動画。

しかし競技としては廃止されたコンパルソリーフィギュアですが、フィギュアの名は今でも残っているんですね。

一方でコンパルソリーフィギュアが廃止されたことで恩恵を受けた選手も。

それが日本の伊藤みどり。

トリプルアクセルを代名詞に活躍したレジェンド。

「チコちゃーん!会いたかったー!」と言いながらスケートリンクで滑る伊藤みどりさん。

こちらが現役時代の伊藤みどりさんの3Aをメインにジャンプ映像を集めたもの。あまりに高く跳ぶために画面から顔が消えちゃってますね。

コチラが視聴動画。

こちらでも紹介しましたが安藤美姫さんも伊藤みどりさんのジャンプは格別との事。スタジオの村上佳菜子さんも拍手しながら「高い!今でもこんなジャンプ跳べる女子の選手はいないですよ。」というコメント。

そんなジャンプの女王・伊藤みどりさんは当時コンパルソリーフィギュアは苦手種目でした。

実際に伊藤みどりさんが規定演技の練習に打ち込む映像(1988年)も。

「苦手はコンパルソリー(規定演技)」としっかりテロップ表示されています。

練習時間5~6時間のうちの3分の2は規定演技の練習に充てるというほどだったそうです。

メガネをかけて滑り続ける伊藤みどりさん。

初めて出場した1988年カルガリーオリンピックでは

  • コンパルソリー:10位
  • ショートプログラム:4位
  • フリースケーティング:3位

の成績で総合順位は5位。

しかしその2年後にコンパルソリーフィギュアは競技から廃止。

すると、苦手種目が無くなった次のオリンピック(1992年アルベールビルオリンピック)では見事銀メダルを獲得します。

ただ、逆に苦手なものが無くなったことで「跳んで当たり前、成功して当たり前」という逆の緊張感に包まれたという伊藤みどりさん。

そんな伊藤みどりさんに今回は久しぶりにコンパルソリーフィギュアに挑んでみてもらう事に。

スタッフさんは当時を思い出してもらうためということで黒縁のメガネをしっかり準備。

伊藤みどり「似合いますか?笑」

挑むのは「フォア・チェンジ・ループ」という右足スタートの図形。

クルクルとスムーズな出だしのように見えましたが、ターンでまさかの大転倒。思いっきり尻もちをついてコケてますw

岡村「マジゴケやん!?」

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慌てて現地のスタッフさんが5人も寄ってきますが、

伊藤みどり「大丈夫!痛くないけど恥ずかしいっ!!」

お怪我が無くて何よりでした。

改めてもう一度チャレンジしてみますが、ターンでバランスを崩してヨロヨロ。

チコちゃん「危ない!危ない!」

伊藤みどり「10点の出来です!あとは上手く編集しといてください。」

チコちゃん「嘘つけ!出来へん。出来へん!」

というわけで、

フィギュアスケートの“フィギュア”は図形

好きなフィギュアスケート選手について伊藤みどりさんから聞かれたチコちゃんは、

「伊藤佳菜子ちゃんです。」だそう。

村上「誰!?誰!?混ざっちゃってる。笑」

チコちゃん「二人とも好きですよー。」「かなちゃんは全然(コンパルソリー)ダメなの?」

村上「ダメですね。出来ないです。でもあれが出来る人たちってやっぱスケートはすごく上手です。」

ここで塚原愛アナから補足情報。

フィギュアスケートには日本スケート連盟が規定している昇級試験があって、今もその試験では氷に図形を描く課題が盛り込まれているそう。

中尾「例えばどんな図形?」

塚原愛アナ「・・・。」

口を開けて何も言えなくなる塚原アナw

岡村「級があるんですか?何級とか?」

ちなみに村上佳菜子さんは級で言うと「7級」をお持ちだそう。

中尾「何だそんなもんか。」

岡村「何か低い感じ。」

実は一番上が8級で、初級から8級までのグレードなんですね。ちなみに7級以上を持っていると世界大会や全日本選手権に出場可能だそうです。

これを聞くと「何だすごいじゃない。」と中尾さん。確かにいきなり7級って聞くと「低い。」と思ってしまいますよね。

チコちゃん「いるの?8級の人って?」

村上「います。小塚崇彦さんとか、中野友加里さんとかも8級です。」

一度昇級すると永久に保持出来るという説明の村上さん。

中尾「だったら将棋の方が面白いな。」

結局最後はディスる中尾さんでしたw

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オープニング

ここで改めてオープニング。

おなじみのカリキュラマシーンのテーマがオープニングテーマ。

オープニングテーマ後にはすぐさま第二問目へ。

チコちゃんの疑問その2

ハロウィーンはなぜ仮装する?

中尾「俺に振るなよ。」

いきなりけん制する中尾さんw

指名は、みんなでワイワイお祭り騒ぎが好きそうなのはだーれ?

シレっと挙手の中尾さん。さっきは「振るな」って言ってたのにw

岡村「何か1問当てたから『わしが!わしが!』みたいに。なってもて。チコった(正解した)がばっかりに。」

ただ、中尾さんばかりになってもという事で岡村さんは村上さんに任せる事に決定。

ハロウィーンの出で立ちについて聞くチコちゃんですが、

ここでチコちゃんの疑問、

なんでハロウィーンで仮装するの?

村上「お化けと仲良くなるため。」「ゾンビが生き返る日。ゾンビって何!?」

自問自答しちゃダメですねw

チコちゃん「はい。ボーっと生きてんじゃねーよ!」とお叱り。

ここ数年で日本でもすっかりおなじみになった10月31日前後のハロウィーンイベント。

その市場規模はハロウィーンが約1305億円(2017年)に対してバレンタインデーが約1300億円(2018年)とほぼ同じに。データ出典は日本記念日協会。まあ仮装するのにお金もかかりますしね。

流れるBGMはきゃりーぱみゅぱみゅの「Crazy Party Night ~ぱんぷきんの逆襲~」

コチラが視聴動画。

まだハロウィーン前という事でスタッフさんは気分を盛り上げる為に「今年流行って欲しい仮装に変身」

オカッパ頭のカツラを被ってチコちゃんに扮します。

ここで流れるBGMは映画「アダムス・ファミリー」1991年版(日本では1992年公開)のサウンドトラックからですね。

コチラが視聴動画。

チコちゃん姿で街に繰り出すと「知ってます!」と食い付いてくれる女子もいますが、

「何か全然違う。かわいくない。」とイマイチな反応もw

ただ、概ね好意的に受け入れてくれているようで表参道での取材では記念撮影を頼まれたり。

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インタビューを敢行するも、そもそもハロウィーンが何の日なのかすら分からない状態。

ということでチコちゃんの答えは、

死者になりきるため

ゾンビのようにヒョコヒョコ歩き出すチコちゃんw

岡村「ほんだら、ウォーリーとかって間違うてんねや。そもそも。」

チコちゃん「それはホントにそう。ネジネジの人もいるんじゃないの?」

岡村「あっ!中尾彬やっ!っていう。笑」

中尾「あのね。(ネジネジ)半分捨てたよ。もう。」

解説は多摩美術大学の鶴岡真弓教授。

鶴岡教授「あっ!チコちゃんになっている!」

スタッフ「仮装がテーマなので仮装してみました。」

鶴岡教授「でもチコちゃんに叱られるかもしれませんね。笑」

鶴岡教授はチコちゃんのファンだそう。徐々に増えてきましたね。

そもそもハロウィーンのルーツは2000年以上前に北ヨーロッパで古い文明を築いたケルト文化の人々の伝統行事である「サウィン 万霊節(ばんれいせつ)」に遡るんですね。

古代ヨーロッパには約2700年前にケルト文化を築いた民族がいました。

彼らの暦では10月31日は「サウィン 万霊節(ばんれいせつ)」(英語ではSamhain)という1年の終わりの日。日本で言う大晦日に当たります。

このサウィンの夜は1年に1度、私たちが生きている「この世」と死者たちが住む「あの世」の扉が開いて、ご先祖様や死者たちの霊が家に帰って来ると考えられていたそう。

アイルランドでは現在でもハロウィーンの起源となったサウィン(万霊節)の当時を再現したイベントが開かれてますが、派手な仮装姿などはあまり見られません。

そもそもサウィンとは寒い冬を乗り切るパワーをもらうためにご先祖様や死者を供養して祈りを捧げる厳かな夜。

ではなぜサウィンが現在のハロウィーンになったのでしょうか?

歴史的に大きな影響を与えたと言われているのが中世キリスト教。

キリスト教が広まった中世ヨーロッパではケルトの慣習は異教とみなされて衰退して行きました。その過程でサウィンがハロウィーンに。

キリスト教(カトリック)では11月1日を全ての聖人を祝う「オール・ハロウズ 万聖節」(英語でAll Hallows)という祝日に。

その為にその前日の10月31日はオール・ハロウズ・イブ(All Hallows’ eve)。それが省略されてハロウィーン(Halloween)と呼ぶように。

しかし、ケルト文化の死者たちの霊を供養する慣習を忘れないために人々が行ったのが、動物の皮や布で仮面を作って仮装する事だったのです。

ハロウィーンの夜に人々はご先祖様や死者たちの霊になりきって家々を回って、死者たちの代理として供養する心を伝えたといいます。

これがハロウィーンの夜に仮装する由来。

この時、各家庭でお供えしたり、回ってきた人たちに渡していたのが「ソウル・ケーキ」(霊魂のお菓子)でした。

このソウル・ケーキのお菓子が用意されていないとご先祖様や死者の霊をおろそかにしたとして、お化けは怖い霊に変わってその家を懲らしめる・戒めると考えられてきました。

この伝統も19世紀前半にアイルランドから多くの人がアメリカに渡ったことで大きく変化。

ちなみにハロウィーンでおなじみの「かぼちゃのランタン(ジャック・オー・ランタン)」(英語でJack-o’-Lantern)はアメリカ生まれ。元々アイルランドではカブのほうが馴染みがあったので、カブをくり抜いた「カブのランタン」を作って供養の明かりにしていたのが由来。

そして先ほどのご先祖様へのお供えのお菓子が無いと怖い霊がその家を懲らしめるという伝統がトリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)と言って家を訪ねる子どもたちのイベントへと変化。

さらにアメリカでどんどん派手に変化していったハロウィーンイベントが現在のスタイルとなって世界中に広まったんですね。

そして今や日本でも各地で仮装パレードが行われる事に。

では、ハロウィーンではどんな仮装をすべきなのか?について、鶴岡教授に尋ねてみると、

鶴岡教授「人を驚かそうとするだけのキャラクターはうーん・・・どうですかね。キャラクターそのまんまというのも工夫が足りないように思えます。」

チコちゃんの扮装をしたスタッフさんに面と向かって言い放つ教授w

チコちゃん「辛らつ。」

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鶴岡教授によると、あの世とこの世をつないで人を戒めに来る魔女は間違いではないとの事。

ちなみにハロウィーンで用意される飾りのモチーフになっている、魔女・お化け(ゾンビ)・コウモリ・クモ・猫などはあの世との深いつながりを表しているとの事。

これらのキャラクターをモチーフにした扮装であれば「ハロウィーンに相応しい仮装」と言えそうです。という事はクモやコウモリがモデルのスパイダーマンやバットマンといったキャラクターも広い意味では意外と由緒正しきコスプレと言えそうです。

元々ハロウィーンの仮装はご先祖様や死者の霊を表現したものなのでその意味を忘れないように仮装したものですね。

ちなみにチコちゃんの仮装については、

鶴岡教授「チコちゃんは私も大好きで力をみんなに与えてくれますよね。パワフルなチコちゃんに力をもらえる夜と考えるとチコちゃんの仮装は歓迎できるんじゃないかなと思います。」

チコちゃん「やったー!」

そんな事言い出したら、全てのキャラクターがOKのような気もしますが・・・w

というわけで、

ハロウィーンで仮装するのは死者になりきるため

どんな仮装をしてみたい?と聞かれたチコちゃんは、

チコちゃん「先生(鶴岡教授)の仮装してみたいわ。」「あの先生好き。あの喋り方とか好きだわぁ~。」

中尾「あのまんまでイイよね。」

試合のシーズンが多くてハロウィーンの仮装は未体験と言う村上さん。

ということでプロスケーターは衣装も自由なのでゾンビ衣装で滑ってみたらどうか?とチコちゃんから提案。

村上「包帯がほつれたような。」

チコちゃん「アキラがその包帯の端っこ持ってればいいんじゃないの?フィギュア好きなんだから。」

中尾「嫌な奴だな。コイツは。」

中尾さんはハロウィーンパーティーは?という岡村さんの質問には、

中尾「役者はみんなハロウィーンだよ。一種の。衣装来たら。」

チコちゃん「どんな役が自分で好きなの?」

中尾「自分自身。」

チコちゃん「あら。かっこいい。」

中尾「どうだ。困ったろ?」

チコちゃん「困らない。別に。まあ言ってればいいんじゃないの?そうやって。」

最後に注釈。

仮装の起源には様々な理解のされ方があるそうです。

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ここでミニコーナーのにらめっこ。

変顔では、おさげ髪に魔女風の衣装。

帽子には小さなジャック・オー・ランタンがついていますね。

すると突然暗転して懐中電灯を下から当てるチコちゃん。

流れるBGMはMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)の「Thriller(スリラー)」

コチラが視聴動画。

とりあえずショートバージョンをご紹介。実際は14分近い長い尺のPVなんですよね。

コチラがロングバージョン。

チコちゃんの疑問その3

校長先生の話が長いのはなぜ?

第三問目は冒頭から笑いで始まるチコちゃんお決まりのパターン。岡村さんも一緒にお付き合い。特番第3回の「おさい銭はどうして入れるの?」の疑問で登場した國學院大學文学部の新谷尚紀教授がその元祖。

中尾さんだけは苦々しい表情。

チコちゃん「怖い。アキラ。怖ーい。一緒に笑ってよ。」

中尾「おもしろくとも何ともない。」

岡村「今さっき『面白いね。この番組』って。カメラ回り出したら嘘ばっかり言うんですよ。」

中尾「番組は面白いんだよ?」

カメラが止まっている間にはしっかり褒めていた中尾さんでしたw

第三問目は学生時代にしっかり先生の話を聞いていた人ってだーれ?という指名。

ほぼ同時に中尾さんと岡村さんが挙手。

中尾「譲るよ。」

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1問目2問目と中尾さん→村上さんと来ましたから順番的にも岡村さんでしょうかね。

話題は朝礼などでの校長先生の話へ。

ここでチコちゃんの疑問は、

なんで校長先生の話は長いの?

岡村「・・・なんで!?」

思わず笑みがこぼれる岡村さんw

岡村「それは校長の・・・校長に聞かんと分からんよ。チコちゃんそんなん。」

チコちゃん「校長の立場になって答えて。校長自身も長いって思ってるわけよ。」

中尾「えっ?」

村上「思ってるんだ。」

ここでチコちゃんの言葉がヒントになって何かを思いついたように手をパンと叩く中尾さん。

中尾「職員室行くとさ、代々の校長の写真飾ってなかった?」

今までの歴代の校長先生が伝えてきた話がつながって来ているという予想の中尾さん。

中尾「という部分と・・・。それとあとは・・・。」

チコちゃん「あとはって二つ目の答えでしょ?それは!」

すると中尾さんの口に正解マークとピヨピヨ音!!

チコちゃん「ちょ!!えぇ~~!」「岡村ぁ~。アキラくんってつまんないよねぇ~。」

岡村「出たっ!」

中尾「なんで?」

チコちゃん「はい!ペン持って!今から言う言葉を漢字にしてください。」

出題は『きんき地方の「きんき」』

中尾「いきなり言うなよ・・・」

チコちゃん「いきなり当てるからでしょうに。」

村上「当てないでくださいよぉ~!!」

  • 岡村「近機」
  • 村上「近機」
  • 中尾「近幾」

チコちゃん「幾らの幾ね。」「はい!全員ボーっと生きてんじゃねーよ!」

岡村「どんなんやったっけ?」

残念ながら正解者はナシ。

正解は、

近畿

ですね。

「幾」も「畿」も点を忘れないように。幺の部分の下か横、もしくは横一文字の横に打ち忘れないようにしましょう。

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中尾「ダメだこら。」

そして気になるチコちゃんの答えは、

ネタ本があるから

中尾さんは見事に正解したようですね。

中尾「たま~に季節感を入れたりね。」

村上「季節感入れてる~。」

解説は尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さん。

8月31日に放送された第18回以来の2回目の解説での登場ですね。

そういえば、第18回放送では番組初の一人で2問にチコるという快挙を達成した八嶋智人さん。今回も中尾彬さんが2問にチコるという快挙達成ですからね。尾木ママが解説の回では何かが起きるのかもw

校長先生の話が長い理由には「校長講話集」というネタ本があるからとズバリ回答の尾木ママ。

全国の校長先生の約7割~8割が使っているのでは?との事。

実際に現役の校長先生、麹町学園女子中学校高等学校の山本三郎校長先生に話を聞いてみると、

「あぁ。ありますよ。」

とアッサリ。

山本校長は「心に響く話材百科」というホント赤い装丁の本を本棚から取り出します。

中を見てみると入学式や体育祭の挨拶などおよそ270以上のエピソードが並んでいます。

本によっては入学式・卒業式専用のネタ本であったり、毎週の集会用や月刊誌もあるとの事。

他にも、

  • はじめての校長講話
  • 教師の願いを子どもに届ける今日の一言
  • 学校講話大全
  • 心にのこる校長講話集
  • PRINCIPAL(プリンシパル)

といった書籍が。ちなみにprincipal(プリンシパル)とは英語で校長や学長の事ですね。

ここで突如始まったのは、

連続テレビ小説「きっとこんな感じなんじゃないか劇場」第26回 NHK「チコちゃんに叱られる!」連続テレビ小説「きっとこんな感じなんじゃないか劇場」がスタート?

これまでは「NHK たぶんこうだったんじゃないか劇場(略称:TKG)」でしたので新バージョン。

チコちゃん「新企画です。」

第一回「卒業式の挨拶」

教頭先生役は池田鉄洋さんですね。

岡村「よう出てくれはんなぁ。」

校長に呼びかける教頭ですが、振り返ると校長先生役は目黒祐樹さん。

岡村「渋いなぁ~。」

卒業式の挨拶が思い浮かばないと悩んでおられる様子。

目黒校長「そうだ!これだ!」

池田教頭「何ですか!?それ?」

そこには「三月、それは卒業を機に心を新たにして再出発を誓う時です。」という書き出しの例文が。

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流れるBGMは海援隊「贈る言葉」。言わずと知れた「3年B組 金八先生」の主題歌ですね。

コチラが視聴動画

途中の「何事にも挑んでいき、自分の人生を切り開いて欲しいと」という文章では村上さんが「言ってた!先生!」と反応。

どこかで聞き覚えがある様子w

ネタ本を元にしっかりと挨拶を乗り切った目黒校長。

池田教頭「見事です!」

小さく拍手する池田教頭で「つづく」

そして矢継ぎ早に、

第二回「トイレのスリッパがぐちゃぐちゃ」

トイレのスリッパマナーについて集会で話すようリクエストを受ける目黒校長。

目黒校長「どう話せばいいんだよ?あっ!そうだ!」

チコちゃん「あるの?ここに。」

ネタ本にはしっかり記載が。

他の学校を訪ねた時に一番最初に行く所はどこか?というクイズを出題するというキャッチーな冒頭。

クイズということで流れるBGMは「アメリカ横断ウルトラクイズ」のテーマソング。

コチラが視聴動画。

答えはもちろんトイレですね。

トイレの状態でその学校の子どもたちの心の在り方が分かるといった趣旨ですね。

池田教頭「さすがです!」

「つづく」

続いて、

最終回「ブライアン先生との別れ」

池田教頭「校長先生・・・ってもう見てるじゃないですかっ!?」

英語で挨拶する目黒校長。

池田教頭「Amazing!」

ここで連続テレビ小説「きっとこんな感じなんじゃないか劇場」は終了。

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他にも耐震工事用のネタや卒業生の結婚式用の仲人用のネタも。

そもそもネタ本が作られた理由についてですが、

そのネタ本を作る出版社で詳しく話を聞いてみると、編集者の花岡萬之さんは、

集会で話す講話作りで困っているという高校の先生の話を聞いて、ネタ本としてまとめると買ってもらえるのではという事から作ったそう。

校長就任1年目に自腹でネタ本を購入したという先ほどの山本三郎校長先生は、ネタ本を参考に挨拶をこなした事で2年目からは徐々にコツを掴んでスムーズに話せるようになったとの事。

ではなぜネタ本があると校長先生の話が長くなるのでしょうか?

校長先生によってはネタ本の内容に加えて、学校の実際の事例や自分の個人的に話したい内容を入れ込むために長くなるとの事。

東京都立八潮高等学校の髙橋斉校長は「生徒が前を向いてくれる話をしたい」というお話。日本大学富山女子高等学校・中学校の柳澤一恵校長は「当たり前のことを当たり前にすることはとても難しいけど大切なこと」というお話。

こんな思いを胸に挨拶の場に立っているんですね。

ちなみに尾木ママは元来おしゃべりだそうで、ネタ本を編集した面白くなると思うと謎の自信を語っておいでですw

ということで、

校長先生の話が長いのはネタ本があるから

大人から聞きたい話について聞かれたチコちゃんは、

「自分の言葉で喋ってくれるなら何でもいいかな」との事。

ちなみに中尾さんが連続テレビ小説「きっとこんな感じなんじゃないか劇場」内で池田教頭が「もう見てんじゃないですか!」と言った時にクスッと笑ってくれたのが嬉しかったとチコちゃん。

チコちゃん「ウケてくれたのが嬉しかった。ありがと。」

中尾「あれ。大変だったね。」

実は目黒祐樹さんはバラエティ的なドラマ撮影が初めての体験だったようで、帰り際でも「こんな感じで良かったのかな・・・」と不安そうに帰って行ったそうw

最後に補足。

全ての校長先生が本を参考にしているわけではありませんし、近年は熱中症対策などの観点から生徒の体調を考慮して話を短くしようとする学校もあるとの事。

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ひだまりの縁側で・・・コーナー

ここで視聴者からのお手紙を紹介するコーナー。

岡村「今日は良かったです。手紙です。」

キョエちゃんは手紙をくわえている様子。

抜き取ると、

キョエちゃん「岡村のバカー!でも好きー!アタシ、アタシ、バカが好きー!岡村好きー!」

岡村「何やそれ!」

そして届いたおたよりは青森県青森南警察署長から。

警察署長もちゃんと「5さい」と書いてきてくれているとの事w

「鎌田行剛」としっかりお名前が明記された名刺もいただいちゃってますね。

チコちゃん「何なのかしら。怒られるのかしら。」

内容は毎朝の朝会で「ミチコちゃんに叱られる」という企画を行っているとの事。

チコちゃん「ミチコちゃん!?私はチコ。誰だろう?」

署員に法律問題などを出題して答えられない場合は地域課長の戸嶋ミチコちゃん(5才)が「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」と署員を叱り、次長(5才)が「大切だとか何とか言いながらちゃんと理解していない警察官のなんと多いことか。しかし、ミチコちゃんは知っています。」とナレーションの森田美由紀アナ役をしているとの事。

チコちゃん「大丈夫か!?その警察。笑」

この方法で署員の方も楽しみながら法律の勉強をしているとの事。

最後は将来なりたい職業についての質問と、青森県の警察官になりませんか?というスカウトも。

とはいえ将来なりたい職業については、

チコちゃん「フィギュアとかいいと思わない?」

岡村「バランス悪いんちゃう?」

特別ルールでCGで演技できると無茶を言い出すチコちゃん。

チコちゃん「5回戦、6回転の世界よ。あなた。」

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岡村「キョエは何になりたいの?」

キョエちゃん「キョエ、YouTuberになる!」

ということでおたよりの宛先は、

〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て

※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。

番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan

となっています。

最後のメッセージは「チコは将来フィギュアスケーターを目指します。」

キョエちゃん「ハロウィーンはキョエちゃんになってね。」

次回放送は、

11月2日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)

11月3日(土) 朝8:15スタート

になっていますね。

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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