フィギュアスケート宮原知子が履いているタイツは一体何?日本でも購入可能?
2018-2019シーズンのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカでいきなり優勝からスタートした日本の宮原知子選手。全日本フィギュアスケート選手権でも4連覇中と日本女子フィギュアスケート界の女王としても活躍する彼女が練習時に履いているタイツ(いわゆる着圧タイツ)が気になったので追跡調査。
競技中に履いているわけではありませんが、彼女の練習を支える用具の詳細についてご紹介します。海外遠征も多い選手ですので日本でも購入可能かというポイントも合わせてお伝えします。
スポンサーリンク宮原知子の“タイツ”の正体
18年11月6日にNHK総合で放送された『グッと!スポーツ「20歳 女王の素顔 フィギュアスケート 宮原知子」』で目についたのがこのシーン。
奥側に立っている男性は恐らく宇野昌磨選手・宮原知子選手・小塚崇彦元選手のトレーナーも務めた出水慎一先生のようですが、宮原知子選手の履いているタイツに注目。
体にピッタリくっつくようなタイツなので、締め付けるタイプのいわゆる着圧タイツというやつですね。日本だとSKINS(スキンず)、C3fit(シースリーフィット)、ワコールのCW-X(シーダブリュー・エックス)なんかがメジャーな製品でしょうか。
宮原知子選手が着用しているのはハッキリとロゴが見えるわけではありませんが、特徴的なグラフィックからコチラのタイツという事が判明。
それが2XUというメーカーのコンプレッションタイツ。
機能性や各スポーツへの適用などで様々なモデルがあるのですが、おそらく宮原知子選手が着用していたのはエリートMCSコンプレッションタイツというモデル。
一番スタンダードなモデルの上位版という位置づけのタイツですが、MCS(Muscle Containment Stamping)という機能が施された新型タイツ。
MCSの説明としては、
- 走る時などに膝にかかる衝撃を分散させて和らげ大腿四頭筋(太ももの筋肉)の疲労防止する機能
- 走る時に爪先が地面を蹴る瞬間のふくらはぎにかかる衝撃を和らげる機能
- 着地時にふくらはぎにかかる無駄な振動を吸収して筋肉疲労を防止する機能
などですね。
スポンサーリンク2XUとは?
2XUのメーカー名は「ツー・タイムズ・ユー」と呼びます。
「あなた(の能力)を2倍にする」という意味合いが込められているんですね。
2XUはオーストラリア・ニュージーランドにベースを置く会社で2005年創業。
元々はトライアスロンとの関係が非常に深いメーカーとして有名で多くのトライアスリートの着用実績があります。
さらに現在では自転車競技、ランニング(ウルトラマラソンなど)、水泳などの分野でも幅広く着用アスリートが増えていますね。また、トレーニングウェアという位置づけの商品がメインなのでスポーツ種目を限らずに多くのアスリートにも愛用者がいます。
例えば日本人選手でスポンサーを受けているのはバドミントンの奥原希望選手、フットサルプレーヤーの森岡薫選手、プロサッカー選手の中澤佑二選手、プロテニス選手の守屋宏紀選手などが公式ページで紹介されています。
海外選手だとNBA選手のレブロン・ジェームズ、ステフィン・カリーや格闘技のコナー・マクレガーなどの着用例も。さらにアスリートと言うわけでは無いですがアスリート並みに体を鍛えているハリウッド俳優のヒュー・ジャックマンも愛用者と言われていますね。
日本でも購入可能?
日本語ページも紹介していますので2XUは日本国内でも全く問題なく購入可能です。
ただ、宮原知子選手が着用していたモデルは恐らく少し前に発売された旧デザインの可能性もあり、全く同じデザインのタイツとなると現在ではちょっと入手が難しいケースもあります。
年々改良が加えられてそれと共にデザインも変更になるケースが多いので、
デザイン的に近いのは以下のようなモデルでしょうか。
Amazonで購入するとなると、
(ツータイムズユー)2XU コンプレッションウェア MCS RUN COMPRESSION TIGHTS WA4412b [レディス]
https://www.amazon.co.jp/dp/B078HSZT8R/
宮原知子選手のスネ部分に見えるロゴはMCS機能付きを表すロゴですのでほぼ同じようなデザインです。
MCSの機能が付いていないスタンダードモデルになると以下のようなモデル。
(ツータイムズユー)2XU ストライプド コンプレッションタイツ WA4173b [レディース]
https://www.amazon.co.jp/dp/B01MQD2DT5/
MCSの機能が付いていないものだと割安になりますが、宮原知子選手はMCS機能付きを着用していましたので違う製品になるんですよね。