第55回 NHK「チコちゃんに叱られる!」木村多江が“二人”芝居「つまりこういうことなんだ劇場」に登場!NHコ 紅白魚合戦も
2週連続のお休みで新エピソードがお預けになっていましたが19年7月5日にやっと放送の第55回 NHK「チコちゃんに叱られる!」ではゲストに岡田結実さん(初登場)と寺島進さん(初登場)を迎えて紹介された疑問は、弟ちゃん妹ちゃんと呼ばない理由、白身魚と赤身魚の違いは?2番目に大きい都道府県、松竹梅はなぜ縁起物?など。そして久しぶりに木村多江さんが登場して一人芝居ではないTKG「つまりこういうことなんだ劇場」が展開されるという新しい試みも。さらに「第一回 NHコ 紅白魚合戦」も?
ということで、19年7月5日に放送された第55回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。
スポンサーリンク目次
出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】岡田結実、寺島進
【VTR】木村多江、山西惇、ムネザネD、
チコちゃんの疑問その1
なぜ弟ちゃん妹ちゃんと呼ばない?
チコちゃんは「ゴー!ゴー!ゴゴゴー!ゴーゴゴー!」と冒頭からノリノリ。
今日は2人とも初登場ゲストですが、寺島進さんを「2児のお父ちゃん!寺島進ちゃんで~す!」と紹介。
寺島進さんは「2児で~す!」とVサインで満面の笑み。
そして、
チコちゃん「出た!ワオッ!閉店ガラガラ!の娘ちゃんでございます!結実ちゃんで~す!」
爽やかな人と強面の人と言っちゃうチコちゃんに不満そうな寺島さんw
そういえば岡田結実さんはチコちゃんに叱られる!の直前に放送している「首都圏情報 ネタドリ!」(一部地域除く)から初登場ですね。高橋みなみさんと入れ替わりでMCを務めていますが今回やっと岡田結実さんに出番が回ってきた模様。
チコちゃん「ちゃんとおでこの汗拭くハンカチ持って来たの?もうテカってるからね。」
ハンカチと扇子も持参の寺島さん。
岡村「汗っかきなんですか?」
寺島「緊張するじゃん。」
早速寺島さんは扇子を仰ぐ中、1問目の指名は、
この中で一番、礼儀正しいステキな大人ってだーれ?
視線が寺島進さんに集中したので解答者に決定。
家族内の呼び方について聞くチコちゃんですが、寺島家では名前で呼び合うのが基本のようでそれ以外だと?という聞き方には、
寺島「バカヤローとか?」
そんな乱暴な呼び方w
チコちゃん「真面目にやりなさい。」
寺島「すいません。笑」
一般的には上の子にはお兄ちゃん、お姉ちゃんと呼んで、下の子の事は名前で呼ぶのが普通。弟ちゃん、妹ちゃんという呼び方は家族内ではしないですよね。
ここでチコちゃんの疑問は、
なんでお兄ちゃんお姉ちゃんとは呼ぶのに弟ちゃん妹ちゃんと呼ばないの?
寺島家は元々名前で呼び合うのでそんな事聞かれてもとはぐらかす寺島さんw
岡村「チコちゃん、今日なかなかややこしいよ。今日は一筋縄ではいかないよ。」
寺島「それぞれご家庭で色々あるんじゃない?流儀が。」
やっぱり逃げたので、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
街頭インタビューで家族連れの方々に聞いてみるも答えは出ず。
ナレーション「岡村家の隆史くんは、お兄ちゃんになり、お父さんになり、おじいちゃんになり、いつしかお星さまになったのでした。」
そしてここでチコちゃんの答え。
家族の呼び方は一番下の子を基準に決まるから
岡村「大黒柱のお父さんじゃないの!?」
解説は慶応義塾大学名誉教授で言語学者の鈴木孝夫先生。大正生まれで御年92歳。そして日本を代表する言語学の権威という大先生。
家族間で自分との関係を基準として呼び方を変える事を親族呼称と言いますが、日本では目上の家族に対しては親族呼称を使うのが普通。
ここで岡村さんを例にとって仮の家系図が登場。
岡村さんは両親の事を「お父さん」「お母さん」と呼びますが、これは立場上“目上”になるので親族呼称が使われるわけですね。
しかし、岡村さんはお父さんから「隆史」と名前で呼ばれるのと同様に、我が子(架空)の事は名前で呼びますよね?さらにお孫さんを名前で呼ぶのも同様。
岡村「まぁいてないけどな。」
下の子には名前で呼んで、目上の人には親族呼称を使うというこの使い分けには、
親族呼称が“名前を直接呼ぶのが失礼にあたるという”という考え方が根底にあるからなんですね。
日本人には名字と名前がありますが名字はその人の家系を表し、名前はその人個人を表すもの。
その為に古くから日本では個人を表す名前はとても神聖なものと考えられていました。
名前で呼ぶというのはその人個人を支配するという意味だとされて、とても無礼な事だったんですね。
だからこそ家族間でも目上の人には親族呼称を使うのが風習だったというわけ。
スポンサーリンクしかし、ここでもう一つの疑問。
ではなぜ下の世代にあたる息子に対して「お兄ちゃん」という親族呼称を使うのでしょうか?
ここで先ほどの岡村家の架空の家系図が再登場。
岡村さんのお子さんは名前で呼ばれていますが、さらに下の子が誕生したとするとその瞬間に長男に当たる子は「お兄ちゃん」という親族呼称に変化。またまた下の子が誕生すると2番目の子は「お兄ちゃん or お姉ちゃん」に。
この一番下の子を基準とするのはなぜなんでしょうか?
それは家庭内の混乱を避けるため。
例えば家族内では父親や母親のお父さん(お母さん)=おじいちゃん(おばあちゃん)という立場の人がいるので、お父さんという呼び名だけだとお父さんが2人いる事になり、こうなると誰のお父さんの事なのか分かりづらくなるという問題点が。
そこで一番下の子を基準にしてその子の母親の事を家族の誰もが「お母さん」と呼び、祖母の事を家族の誰もが「おばあちゃん」と呼ぶことで混乱を避けているんですね。
そして一番下の子を基準にする事で変化していくのが夫婦のお互いの呼び方。
ここで始まったのが「つまりこういうことなんだ劇場」こちらも略してTKG。
タイトルは「真知子の嵐」
真知子役はこれまで1人芝居でしかお目にかからなかった木村多江さん。そしてその相手役は山西惇さん演じる裕文。
第一話は「恋人時代は名前で・・・」お互いに学生服姿で恋人同士の設定。
お互いを「真知子さん」「裕文さん」と呼びあって駆け落ちする2人。
背景は真っ暗なのでこれは2人芝居ですねw
鈴木孝夫先生と共に担当Dが映像を確認。
鈴木孝夫先生「あったね。これがね。うん。そうそう。」
学生服姿での駆け落ちに何か思い出がおありなんでしょうか?w
第二話は「あなたの妻に・・・」
結婚したのも束の間、裕文は遺影姿。一人寂しく生きる真知子でしたが、そこに玄関をノックする音。
そこに立っていたのは亡くなったはずの軍服姿の裕文。
真知子「あなた・・・」
裕文「お前・・・」
抱き合う時に手同士がぶつかって危うくNGになりかける2人ですが何とかOKテイクw
寺島「ワザと臭い芝居してんじゃないの?笑」
さらに抱き合うだけではなく真知子から足を絡めるオーバーな演技w
鈴木孝夫先生「復員か・・・」
軍務を解かれた兵が帰郷するのが復員。ポツリと一言の鈴木孝夫先生w
第三話「妻から母へ・・・」
戦地から帰還してから2人の間には子どもが誕生しますが、幼い我が子を抱いて借金取りらしき人に頭を下げる2人。
裕文「すまない。ママ・・・」
真知子「あ~あ。パパが小豆に手を出さなきゃねぇ。」「それと私はあなたのママじゃありません。最近全然名前で呼んでくれない・・・」
岡田「カワイイ。笑」
裕文「すまない。真知子・・・」
真知子「あなた~!」
そこはあくまで名前で呼び返さないw
鈴木孝夫先生「僕みたいな年寄りなら小豆相場って分かるけど、若い人はどうなんだろう・・・」
小豆相場とは小豆の先物取引の事ですが、設定の伝わり辛さを気にする鈴木孝夫先生w
そして最終話「私は真知子」
石油採掘で財を成した様子ですっかりお金持ちになった2人は孫も誕生して「おばあちゃん、おじいちゃん」に。
裕文「もうおばあちゃんと言っても怒らなくなったね。笑」
真知子「そんな事もありましたかね。笑」
にこやかな2人でしたが、急に苦しみ出す真知子。
お腹をさすってまさかのおめでた。
真知子「もう一度・・・お父さんね。」
裕文「おば・・・おか・・・真知子!」
真知子「裕文さん~!」
岡村「楽しそうやな~。いつも一人芝居やってはったから。相手おるとちょっと。笑」
「つまりこういうことなんだ劇場 真知子の嵐」の劇中の設定にように、おじいちゃん、おばあちゃんになった時点で新たに子をもうけた場合について鈴木孝夫先生に聞いてみると、
鈴木孝夫先生「フフッフ。話は分かるけどね。実感できないからさ。困っちゃうな~。」
カワイイ大先生で終了w
ということでコチラが結論。
弟ちゃん妹ちゃんと呼ばないのは家族の呼び方は一番下の子を基準に決まるから
でした。
弟や妹が出来たら何と呼ばれたい?と聞かれたチコちゃんは「師匠」という回答w
夫婦でパパ、ママと呼び合う事について「気持ち悪いよね!」とバッサリ否定の寺島さんw
岡村「そのキャラクターもありますし。笑」
ちなみに木村多江さんは旦那さんにママと呼ばないでと伝えていたとの事。
そして旦那さんの事はいつまで尊敬していたいという事でさん付けで呼んでいるとか。
普段はパパ、ママと呼び合っていたもたまには名前で呼び合って新鮮さを感じていたりするのでは?とチコちゃんからの意見。
チコちゃん「なんや知らんけど。」
関西人のお決まりのセリフw
ここでカリキュラマシーンのオープニング。
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その2
魚の赤身と白身はなぜ色が違う?
2問目の指名は、
この中で一番、お魚が大好きそうなステキな大人ってだーれ?
岡村さんはお刺身が大好きなハズですが、ここは魚の好き度を聞かれて「普通くらいです。」と答えた岡田結実さんが半ば無理やり解答者にw
お魚の身の色について聞くチコちゃんですが赤や白など「カラフル」と答える岡田結実さん。カラフルだともっとちょっと多彩なイメージですがw
ここでチコちゃんの疑問、
魚の赤身と白身はなぜ色が違う?
餌の色によって変わるという答えですが、「(白身魚は)牛乳飲んでんの?」とチコちゃん。
岡田「チコちゃん怖いなぁ~!笑」
赤身の魚については赤いプランクトンを食べているという岡田結実さん。
チコちゃん「白い魚は白いプランクトン?」
とりあえずプランクトンの一手で何とかしようとしますが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「ワオッ!そんなわけないでしょ!」
ついでに寺島さんにも聞いてみると、
寺島「いや。考えられない。」
岡村「寺島さんはね、そもそも考えてませんよ?笑」
岡村さんに聞いてみると、マグロは猛スピードで泳いでいるので細胞が筋肉質になっているという説を展開。
まさかチコった?というスタジオの空気の変化を感じ取ると、
岡村「はぁい!?」
寺島「あっ!分かった!」
岡村「それです!」
寺島「血液の流れ方が違うんだ!」
岡田「あぁ!」
寺島「でもあれだねぇ~。中トロ、トロになると段々白っぽく。あれ脂だもんね。」
チコちゃん「進ちゃんも考えるようになってきてんじゃん!成長してんじゃん!」
頭を下げて恐縮する寺島さんw
でも残念ながら答えにまでは至らず。
豊洲移転後もしっかりお客さんでにぎわう築地場外市場でインタビューしてもやっぱり答えは出ず。
チコちゃんの答えは、
赤身の魚はマラソンランナー 白身の魚はスプリンターだから
クラウチングスタートの姿勢を取った時にチコちゃんのスカートの中身w
解説は「ウォッ(魚)たまげたよ!」と言って「ギョギョギョ!」とチコちゃんに返された東京海洋大学の佐藤秀一教授。
赤身魚の代表はマグロやカツオで白身魚の代表はタイやヒラメなどがありますが、
赤身、白身の違いは私たちが食べる身の部分にあたる筋肉の違い。
人間を含めて動物の筋肉には2種類の筋肉がありますが、
赤い筋肉は赤筋と言い、持久力のある筋肉。
一方で白い筋肉は白筋と言い、瞬発力のある筋肉です。
どちらの筋肉が多いかはその魚の生態によって変わってきます。
マグロなどは回遊魚なので長距離を泳ぐいわばマラソンランナーのような性質。
マグロは泳ぎを止めると呼吸が出来なくなるのは広く知られていますが、一説によると1年間で泳ぐ距離は地球1周分にも及ぶ約4万kmとか。
それだけ泳ぐので持久力のある赤筋が多いのは納得。
対してヒラメなどの白身魚は静止した状態からいざという時に素早く動くスプリンター的な性質。
例えばヒラメは普段は海底に張り付いてジッとしていますが、餌となる小魚が近くに来た際には瞬発的な動きでもってその餌を捉えます。
コチラがナショナルジオグラフィックのYouTube動画。ちなみにヒラメは英語で“flounder”と言いますね。
このような爆発的な動きを可能にするのが白筋。つまりその身は白身に。
では赤筋と白筋の色の違いはどこから来るものなのでしょうか?
それが赤い筋肉色素たんぱく質のミオグロビン(Mb)です。
ミオグロビン(Mb)は酸素を取り込んでそれを筋肉に蓄える役割をしていますが、赤身魚にといってこの酸素が主要なエネルギー源となります。
つまり酸素を運ぶミオグロビンを多く必要とするので身が赤くなるんですね。
スポンサーリンクよく赤身魚を買った時に赤い血のようなものがパック内に流れている事がありますが、あれはドリップと言い、その成分はミオグロビンだったりするので赤いんですね。決して血が流れているわけでは無いんですね。
一方で白身魚は酸素よりも糖をエネルギー源として利用していて、それは糖を利用する方が大きな力を瞬間的に発揮できるから。
つまり酸素を運ぶミオグロビンをあまり必要としないので身が白いというわけですね。
水産の世界では筋肉中のミオグロビンの含有量によって普通肉100gあたり10mg以上を赤身魚と定義しています。
例えば、
- クロマグロ 500mg
- カツオ 140mg
- サンマ 35mg ← 赤身魚
- マダイ 6mg ← 白身魚
- ヒラメ 0~1mg
- カレイ 0~1mg
といった具合で実はサンマは赤身魚に分類されるという事実。
では赤身と白身の味の違いにはそれぞれどのような違いがあるのでしょうか?
そこで取材班が向かったのは松本秀樹さんの元。日本一の鮮魚店といわれる「根津松本」のご店主。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」にもご出演で、その事を知っていた様子の岡村さん。
そんな松本さんのお店には切り身一切れ1800円、2500円という高額なお魚ばかり。
プロ中のプロのお客さんからも支持されているので値段は高くなってしまいますが、あくまで高い魚ではなく“いい魚”を売りたいという気概でお仕事されているプロフェッショナル。
ご家庭でも美味しいお魚を食べて欲しいという事でこの企画。
「日本一高いお魚屋さん厳選!第一回 NHコ 紅白魚合戦」
紅組(赤身)、白組(白身)に分かれてそれぞれの魚スーパースターたちを味比べするという紅白にかけたこの試みに、
寺島「上手い事考えるね!笑」
NHK内でのパロディなので全く問題ナシとの事w
まず紅組のトップバッターは、
高級アジ 鹿児島県出水産 (赤身・初出場) 1匹 1800円
豊洲市場で最も高額なブランドアジと呼ばれているとか。
松本秀樹「脂の感じと身の締まり方が僕にとってはちょうどいいんですよね。三層構造みたいな味がするんですよ。赤身、中トロ、大トロみたいな。」
“初出場”って第一回なのでイチイチ表記しなくても分かりますけどねw
一方で白組は、
天然ウナギ 島根県宍道湖産 (白身・初出場) 1匹 1万8千円~2万円
養殖ものとはケタ違いの太くて引き締まった身が天然の証。
松本秀樹「脂の質も違うし、身の跳ねっ返りも違いますし、で皮もバリンバリンに焼きますから。皮をきれいに焼く事がポイントで。皮が強いんでサクッサクッっていう、サクッじゃないザクッ!ですね。」
1匹のサイズもあるので単純比較は出来ませんが、値段の差は約10倍。
どちらにせよなかなかのお値段なので番組の予算の都合で特別に端っこの身だけ。
試食するのは、
岡村「出た!この3人!おてんば3人娘!」
何かにつけて登場する3人娘w
まずは紅組のアジを試食して、口に入れると溶けるという感想。厨房でさばく松本秀樹さんに親指を出してサムズアップでグー!とポーズw
続いては白組のウナギ。立体感のある身を「3D」と表現。謎のプチ3D論争が繰り広げられる中で試食すると小さな身でも食べ応え十分というコメント。
さらに「もうちょっと食べたらもうちょっと上手な食レポが出来ると思う。」とそれとなくもっと食わせろと催促w
小さな身でも食べ応えあるんちゃうんかいw
そして番組予算の関係で2組目にして大トリ。
白組の大トリは、
白川アマダイ 愛媛県八幡浜産 (白身・初出場) 1匹 3万円
漁獲量が少なくて希少な魚で高級魚の王様。刺身、蒸す、焼きとどんな料理にも使える万能選手。
松本秀樹「一番美味いですよ。白川アマダイ。脂がしっかり乗ってるんですよ。ねっとり感も脂の甘さみたいなやつも群を抜いていると思います。」
そして紅組の大トリは、
マグロ 和歌山県勝浦産 (赤身・初出場) 1塊 12万円
はえ縄漁でゆっくりと水揚げされるのでマグロへの負担が少なくて済み、その身は鮮やかなピンク色。
松本秀樹「綺麗ですよね。このマグロは。体温が上がらないようにゆっくり揚げてくるから、マグロがガチャガチャと暴れちゃうと中の体温があったまって赤身のトコが焼けちゃうんですよ。」
予算の関係で特別に一切れだけ購入w
寺島「ケチだなぁ~!笑」
そしてこの一切れを賭けてジャンケン勝負に挑む3人娘。
ムネザネDがパーを出して見事に一撃勝利。
寺島「バカじゃねぇか。コイツら。笑」
まずは白川アマダイから試食。甘さが口の中に広がって噛むほどに味が出るという食レポ。
甘いからアマダイという松本秀樹さんの言葉。
ムネザネD「That’s why!」
「だからか~!」ってやかましいわw
そしていよいよマグロへ。
あのジャンケン一発勝負でアマダイもマグロも両方の試食権を獲得していたという何とも殺生なルールw
岡田「あっ!どっちもいけるんですね!?」
一口食べると「甘い!」と第一声。
その後に鼻のあたりに香りが来ますよ。という松本秀樹さんの言葉ですが、本物のマグロはそういうものだそう。
マグロの香りって?と聞かれると「えっ!?食べた事無い?」と憎たらしいヒール役が似合うムネザネDは良いキャラw
スポンサーリンクそしていよいよ結果発表。
優劣じゃない美味しいさがあって引き分けという裁定w
松本秀樹「あ!引き分け?いいんじゃないですか?もう・・何かあの・・・敵を作らないで。」
色んな所に忖度したような、ことなかれ主義で終了w
という事で、
魚の赤身と白身で色が違うのは赤身の魚はマラソンランナー 白身の魚はスプリンターだから
でした。
刺身の盛り合わせで入っていると嬉しいのは?と聞かれると「イカ!もう絶対イカ!」と即答のチコちゃんw
チコちゃん「イカ大好き!」
塚原愛アナからの補足情報では、アジやサバを青魚と呼ぶのは身の色ではなく、上から見た時に背中が青く見えるからという説明。
これは天敵である鳥に狙われないように上空から見た時に海の色と同化する為に青いのだとか。
ちなみに青魚は赤身魚に分類されるとの事。
岡村「さんまも赤身なんですね?(明石家)さんまさんもずっと収録中こう。」「今度教えてあげよう。俺。さんまさんに。笑」
収録中ずっと動き回っている明石家さんまさんはやはり赤身?w
休憩中(チコちゃんの疑問その3)
2番目に大きい都道府県は?
ここでいつもの「休憩中」コーナー。
CGチームが夏休みを取るための別名「働き方改革のコーナー」。
実はカメラチームも休みが欲しいという事でもうカメラを固定した状態で収録w
岡村「ホントにいいんでしょうか?これで。」「カメラさんがいなくなると大変じゃないですか?チコちゃん的に。」
チコちゃんが予期せぬ動きをした時に上手くチコちゃんの顔が映らないように画角を切ってくれるカメラマンさんの腕があってこそという岡村さん。
チコちゃん「チコはあんま動いちゃまずいのよ。だから。ちょっと動いてみるわよ?」
そう言って横を向いたり、立ち上がったり、挙句の果ては振り返ったりするチコちゃんw
スイッチャー(調整室でカメラを切り替える人)の妙技で顔映りは完全回避。
岡村「今度これスイッチャーさんが休みたいってなるよ?」
ここでチコちゃんの疑問、
2番目に大きい都道府県は?
一番は北海道なのは誰でも知っていますが、ではナンバー2は?
VTRについて「見ないという選択肢はないから!」と言う岡村さんなので解答のVTRへ。
買わないという選択肢はないやろ。と宝くじのCMで言っていた笑福亭鶴瓶師匠みたいな物言いw
コチラがドリームジャンボ宝くじのYouTube動画。
「2位にはとんと無頓着」といういつものナレーションですが、
街頭インタビューでは、
- 鹿児島 10位
- 岐阜県 7位
なんて意見が出るも答えは出ず。
トップ5は、
- 北海道
- ???
- 福島県
- 長野県
- 新潟県
ですが、気になる第2位にランクインするのは、
岩手県
流れるBGMは千昌夫「北国の春」
コチラがYouTube動画。
「白樺 青空 南風」という有名な歌い出しですよね。一緒に口ずさむチコちゃんw
面積には1万5275㎢で四国よりも少し小さく、東京都約7個分のサイズ感。
そんな岩手県からあまり知られていない真実をご紹介。
岩手県の南北を結んだ距離は約189km。5時間ぐらいひたすら車を走らせてもまだ岩手県。
土地が広くて余裕があるので高い建物を作る必要が無く、県内で一番高いのは盛岡駅前の商業ビル「マリオス」の20階建て(高さは92m)。
東京にあるシテヌーブ北千住30A棟が93mなのでちょっと低い程度。
岡村「よう知らん。分からへん。笑」
シテヌーブ北千住30A棟って全く無名な気がw
このマリオスについて「山すそに ビル立ち並び 胸痛む」と一句詠む岩手県民のお母さんも登場w
高い建物はあまりそぐわないと否定派みたいですね。
さらに食に関する情報だと、
ハンバーガーチェーンの店舗数が最下位という岩手県。
その一方でお豆腐の消費量は全国1位。
スーパーのお豆腐コーナーには物凄い量のラインナップ。
盛岡市のスーパーには50種類以上の品揃え。綺麗な水と美味しい大豆が育つ岩手県なので豆腐作りは盛ん。
スポンサーリンクちなみにこんぶ・わかめの消費量も日本一でとってもヘルシー・・・
かと思いきや、
肥満要注意ランキングでは不名誉な1位を戴冠。
岡村「どういう事やのよ?」
広すぎて車移動が多いので運動不足気味になるのでは?とも言われているとか。
でも靴屋さんの数も日本一という岩手県。
すさまじい量の靴が並べられたあるお店の映像w
並べているというか棚にめちゃくちゃに突っ込んであるようなw
岡村「靴多すぎひん?笑」
かつて下駄の生産が盛んだったのでその名残で靴屋が多いのだとか。
岡村「靴の上に靴置いてもうてるやん!」
下駄に下駄を履かせるというそんな馬鹿なw
VTR終わりには技術スタッフさんでお休みするのは一人ずつにしましょうと岡村さんの言葉で休憩は終了。
にらめっこミニコーナーは今日はお休み。
チコちゃんの疑問その4
なぜ松竹梅は縁起がいい?
4問目は笑いから始まるいつものやつ。
チコちゃん「あ~あ。寺島大変。」
急に?w
指名は、この中で一番お寿司屋さんが似合うステキな大人ってだーれ?
順番的にここは岡村さんの出番。
握りのセットでは松竹梅のどのセットを頼む?というチコちゃんからの問いかけ。一番高いやつをいきたいと答える岡村さんですが、
チコちゃんの疑問は、
なぜ松竹梅って縁起がいいの?
岡村「おおっと~?」
お寿司は海のものなので山のもので敢えて例えるのが言葉遊びとして高貴な遊びだったという岡村さん。
チコちゃん「なるほど!ボーっと生きてんじゃねーよ!」
そして、チコちゃんの答えは、
冬でも元気な植物だから
解説は江戸川大学の斗鬼正一名誉教授。これが2度目のご出演。
松竹梅の元になっているのが歳寒三友(さいかんのさんゆう)。
歳寒三友とは宋の時代から始まった中国の文人画で好まれた画類の事。よく用いられた絵のモチーフという事ですね。
歳寒とは寒い冬の季節の事で、三友は冬に友とすべき3つの植物を表しています。
色々な植物の組み合わせが描かれた中で松竹梅の組み合わせがやがて定番に。
しかし、日本にこのような絵が伝わった当時は特に縁起がいいという認識はありませんでした。
当時の中国でも清廉潔白・節操という意味ではあるものの、特に縁起物というわけでは無かったんですね。
では松竹梅はいつから縁起物になったのでしょうか?
それには歴史があるそうで、
まず松が縁起物となったのは平安時代で、宮廷儀礼である小松引きが始まったのが発祥。
小松引きとは正月初めの「子(ね)の日」に外出して若い松の木を引き抜いてくる風習の事。
松は樹齢が長く、冬でも青々としている事から引き抜いた若い松の木は長寿祈願のシンボルとして縁起物に。
現在、正月に飾られる門松のルーツがこの小松引きと考えられています。
続いて竹が縁起物になったのは松からおよそ600年後の室町時代。
古来から庶民の生活用品として利用されてきた竹は室町時代に入ると茶道や華道が流行り、茶室や庭園に使われた事でイメージアップ。
日本各地で多くの竹が栽培されましたが、広く根を張って冬でもすくすくと伸びるので子孫繁栄のシンボルとして縁起物に。
この頃から門松に竹が加わったと言われています。
こうして松と竹が縁起物として長く重宝されましたが、梅はここから遅れて江戸時代になってやっと縁起物に。
梅は古くからその実を燻製にして漢方薬として、花は観賞用として楽しまれていました。
しかしそれは一部の貴族などの特権階級のものでしかなく、梅が庶民に広まるのは江戸時代のある出来事がきっかけでした。
それは江戸幕府がお米の育ちにくい痩せた土地に厳しい環境でも育ちやすい梅の栽培を奨励したからだと言われています。
こうして梅が徐々に広まった結果、梅干しが庶民の食卓にも並ぶことに。
また梅の花を愛でる「梅見」は桜の花見よりも通として大流行。
食べれば健康食で厳しい寒さの中でも花を咲かせる梅は生命力の象徴として徐々に縁起物になっていったんですね。
これでようやく松竹梅のセットが出揃う事に。
この頃に歳寒三友の絵が縁起がいい絵の象徴として脚光を浴びて、松竹梅はセットで語られるものになります。
ただ、松竹梅には中国でも元々序列は無いというのが実情で、
日本でも梅を最上位に持って来ているパターンなどもありますので序列については割と自由だったり。
松竹梅の語呂が良いからこの並びになったのでは?というのが斗鬼正一先生の説。
順番は別としてこの松竹梅の3つに徐々に序列のようなものが生まれた背景にはお寿司の影響があるそうで、お寿司では通常「特上・上・並」の3つのランクが用意されていますが、「並」と注文するのはちょっとためらわれるからという配慮で代わりに松竹梅の文字をあてた事がきっかけだったり。
ということでコチラが結論。
松竹梅の演技がいいのは冬でも元気な植物だから
好きな3つの組み合わせについて聞かれたチコちゃんは「sin(サイン) cos(コサイン) tan(タンジェント)」だそう。
岡村「数学の先生のあだ名タンジェントでしたもん。笑」
本編は以上。
スポンサーリンクひだまりの縁側で・・・コーナー
最後はいつもの視聴者からのおたより紹介コーナー。
ハガキをキョエちゃんの口から抜き取ると、
キョエちゃん「岡村!岡村~!なぞなぞ問題行くよ~!」「夏を凍らせたら出来る食べ物ってな~んだ?」「早く~!」「ブッブ~!」「正解は“かき氷”でした~!」
岡村さんはピンと来ていない様子ですが、
夏=夏季(かき)という事ですね。
キョエちゃん「じゃあじゃあじゃあじゃあ!夏をあげたら出来る食べ物ってな~んだ?」
岡村「かき揚げ!」
キョエちゃん「ブッブ~!カキフライでした~!」
チコちゃん「残念。」
岡村「へっへへ~!だ!」
どちらでも正解かとw
今日紹介されたおたよりは「誕生日プレゼントに猫の抱き枕をもらった」という可愛らしい報告。
ここから岡村さんの誕生日が7月3日と放送の直前に49歳の誕生日を迎えたという話題へ。
ハッピーバースデーの曲が流れてキョエちゃんも羽をパタパタさせてお祝いムード。
おたよりをくれた子に対しても含めてバースデーソングを歌ってとキョエちゃんにリクエストしてみると、
キョエちゃん「いいよ。いいよ。じゃチコちゃんと岡村はダンスね。うん!じゃあ行くよ~?」
「ハッピーバースデートゥーユー♪ハッピーバースデートゥーユー♪ハッピーバースデーディアあんちゃん♪ウゥ~~♪ハッピーバースデートゥーユ~~~~♪フゥゥ~~~♪」
ビブラート効かせ過ぎのクセのある歌い方w
キョエちゃん「じゃあさ。じゃあさ。岡村にも歌ってあげる!全ての~命に~♪」
急にさだまさし「防人の詩」を歌い出すキョエちゃん。「岡村もそうですか~♪」と替え歌w
コチラがYouTube動画。
岡村「ちょっとテイストちゃうで?」「普通に誕生日の歌うたってえな。」
50歳の節目にはちゃんとしてと次回を期待する岡村さんw
おたよりのあて先は、
〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て
※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。
番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan
ですね。
キョエちゃん「来週はキョエのお母さんが大好きなさだまさしさんが・・・ドーン!」
岡村「けぇへんね?けぇへんよ。来ませんからね別にね。」
喪黒福造パターンがカムバックw
最後のメッセージは、
チコちゃん&岡村「あんちゃん誕生日おめでとう!」
キョエちゃん「海外からも募集中~!」
次回放送予定の疑問は?
次回放送予定は、
19年7月12日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)
19年7月13日(土) 朝8:15スタート(再放送枠)
次回ゲストは共に初登場となる飯島直子さんと嵐の松本潤さん。
飯島直子さんは正式なゲストとしては初なんですが、チラッと紹介されるた事が過去2回あるんですよねw
どんな小ネタだったのかは以下の放送回でチェックしてみてください。
そして、嵐の松本潤さんが出演されという事でジャニーズからは国分太一さん(過去2回出演)、生田斗真さんに続いて3人目・・・と思いきや、実は2018年の第69回NHK紅白歌合戦の舞台上で櫻井翔さんとチコちゃん&岡村さんは一絡みしていますので実質4人目。嵐からは2人目になりそうですね。
めちゃくちゃ細かい情報ですが実は国分太一さんが登場したのは「第16回:2018年8月17日 夏休み拡大版」「第43回:2019年3月22日 春の72分拡大SP」の2回で、生田斗真さんが登場したのは「第33回:2019年1月4日 お正月拡大SP」の回という事で過去全部はスペシャル回で紅白も含めても「ジャニーズ=スペシャル回」だったんですよね。
松本潤さんは初の“平場 (通常回)”への出演という事ですが、19年7月15日19:30から放送予定のNHK 総合 北海道150年記念ドラマ「永遠のニシパ ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」に松本潤さんが出演予定になっていますのでその番宣に絡めての事でしょうね。
さてさて、放送予定の疑問は「虫」「ジンギスカン」「雷」に関する疑問がピックアップされていて、
- 雷がジグザグに落ちるのはなぜ?
- なぜ虫は明るい所に集まるの?
の2問が出題予定。
雷の疑問では壮大な実験とNHKお得意の最先端カメラが登場予定で、虫の疑問では生物の習性をダンサーが表現と予告されていますので、もしかしたら伝説のコンテンポラリーダンスの再演があったりして?
18年6月1日の第8回放送で登場した『 「戌(いぬ)年」の戌って本来はどういう意味?』の疑問で舞踏家の市原昭仁さんがこんな衝撃的な姿を披露してくれたのが懐かしいw
そしてジンギスカンの疑問では北海道の意外な歴史がフィーチャーされる予定。
“北海道”と言えば関連する疑問としては『どうして北海道だけ「道」?』が2018年5月4日放送の第4回で登場しましたよね?ちょうどGW拡大SPの時でした。
北海道の命名に深く関わっている松浦武四郎さんが紹介された回でしたが、松本潤さんが今回キャスティングされている理由も納得。
さらに新コーナー(おそらく「休憩中・・・」「働き方改革のコーナー」でしょうか?)では道端でボーっと見逃しているあるモノの秘密について。
これまでは、
などが取り上げられていますが今回は果たして?
そして、ひだまりの縁側で・・・コーナーでは可愛くも切ない恋のお話が紹介予定ですね。
NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。