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第60回「石橋貴明のたいむとんねる」マイケル・ジャクソン特集完結編!伝説のライブに激レアMV


19年7月29日の第60回「石橋貴明のたいむとんねる」は先週の放送に続いてマイケル・ジャクソンの激レアMV作品や伝説のステージパフォーマンスを観ながらエピソードトーク。ゲストは引き続きおぎやはぎ矢作さんとMJ研究家として書籍も執筆する西寺郷太さん。そしてちょくちょく登場するパグパンこと杉原千尋アナのボケぶりw

というわけで19年7月29日放送の第60回「石橋貴明のたいむとんねる」【マイケル・ジャクソン伝説の2分間&スター神コラボ】の様子をまとめてご紹介します。

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出演者

【MC】石橋貴明、杉原千尋フジテレビアナウンサー

【ゲスト】矢作兼(おぎやはぎ)、西寺郷太(NONA REEVES)

【ナレーション】半田裕典

オープニング

先週の放送だけでは収まり切らなかったので今回が完結編。

マイケル・ジャクソンの大ファンというタカさんなので随所でエピソードトークが展開されて、マイケル知識についても詳しいタカさん。

その他の出演者も全て前回と同じなのは当然ですが、中でもパグパンこと杉原千尋アナはのっけから、

杉原千尋アナ「さあ、まだまだ続きますよ。いしばき・・・石橋貴明が受けたマイケル・ジャクソン・・・笑」

石橋「ひでぇな。お前。笑。いしばき貴明って。笑」

そんなカミカミなパグパンで完結編はスタートw

“アンチ・グラビティ”

まずは1988年「スムーズ・クリミナル」

コチラがYouTube動画。

基本的に一つのリズムだけで構成された曲ですが、何といっても45°傾くダンスパフォーマンスの“アンチ・グラビティ” (動画内だと7:04付近)が衝撃的。

矢作「真似したくても出来なくて。スキー場行った時だけやってましたけどね。」

ライブの時にもアンチ・グラビティは披露されていましたが、ステージに溝が作ってあり、そこに靴をはめ込んで行う仕掛け。

特許取得済みのパフォーマンスですが、準備段階では花火を持ったダンサーの登場で観客の気を惹いておいて、その間に靴の仕掛けをセットするというある種の手品的な手法で上手く取り入れていたとか。

この動画のような感じですね。

西寺郷太さんは絶対に靴をはめている所を見ておこうと思いつつも、どうしても花火を持ったダンサーのほうに気を取られてしまうというもどかしい気持ちがあったとかw

ここで通ぶれるマイケル・ジャクソンの豆知識。

このスムーズ・クリミナルの楽曲はライブのダンサーオーディションの課題曲で、高難度のダンスが含まれているこの曲でツアーに帯同するダンサーを選考していたとか。

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スーパースター共演

続いては1988年「ダーティ・ダイアナ」

マイケルには珍しいダンスパフォーマンスを封印したライブ風演出のMV。

タカさんはマイケル・ジャクソンの歌声が子どもの頃からあまり変わっていない点に着目。

特に高音のハイトーンの響きなどは幼少期と同じような歌声を維持しているのが特徴。

この曲のタイトルにあるダーティ・ダイアナは“汚れたダイアナ”という直訳になりますが、当時のダイアナと言えばダイアナ妃かもしくはダイアナ・ロスの事か?という事でかなり物議を醸したというこの曲。

そしてイギリスでライブを行う際にダイアナ妃とチャールズ皇太子が観覧に来ており、ダイアナ妃にライブ前に挨拶に行った際に「ダーティ・ダイアナやるんですか?」とダイアナ妃から尋ねられたマイケルは「失礼になるかもしれないのでやらないでおきます。」とマイケルが答えると「私あの曲大好きなのに、なんでやってくれないんですか?」とダイアナ妃に返されて、そのリクエスト通りにライブでは披露したというエピソードも残っているそう。

お次は1991年「ブラック・オア・ホワイト」

コチラはロングバージョンのYouTube動画。

人の顔が瞬時に変化する“モーフィング”という当時最先端技術が使用されたMV。

矢作「今はもう当たり前だけど(取り入れるのが)早かったよなぁ。最初にやってるよね。全部。」

このモーフィング映像の中に1人だけ日本人の方がいるんですが、それは6:02付近に映るユーコ・スミダ・ジャクソンさん。

マイケルのワールドツアーに帯同経験を持つ日本人で唯一のダンサー。ちなみに熊本県生まれだそう。雰囲気は大久保佳代子さんっぽいっですよね。

そして1992年「リメンバー・ザ・タイム」

NBAのスーパースターが出演した事で話題に。

それが銅鑼を叩くマジック・ジョンソン。

そして王様役はハリウッドスターのエディ・マーフィーで王女役はデヴィッド・ボウイの奥様のイマン・アブドゥルマジド。

石橋「俺これも好きなんだよ。」

エディ・マーフィーと親交が厚かったマイケルは一緒に曲作りをするような仲。

矢作「『星の王子 ニューヨークへ行く』入ってるじゃん。」※エディ・マーフィー主演の映画。

そして同じ年にリリースされた1992年「JAM」

コチラにもNBAのスーパースターが。

石橋「マイケル・ジョーダンでしょ。かっけ~!」

スーパースターの共演ですが、元々は先ほどの「リメンバー・ザ・タイム」への出演オファーをジョーダンに出していたのが、どうしてもスケジュール調整が出来ずにこの「JAM」に出演したという経緯があるとか。

MVを観ながら思わず声が出てテンションが上がるタカさん。

石橋「途中でさ、マイケルがジョーダンに踊りを教えてるシーンがかわいいんだよね。こうやって動くんだよってね。」※曲中だと3:40付近、曲終わりのエンドクレジットだと5:52付近から。

そして杉原千尋アナから補足として1992年デンジャラス・ワールド・ツアーのルーマニア・ブカレスト公演では1曲目が「JAM」からのスタートですが、その登場シーンが伝説に。

これを聞くだけでマイケルファンは「あの映像ね。」と一発で分かるほどのアレ。

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伝説の2分間

それがコチラ1992年「デンジャラス・ワールド・ツアー in ブカレスト」

またはメキシコツアーも映された映像はコチラ。

石橋「全然動かないやつでしょ?」

矢作「これもうヤバいのよ。笑。それで失神する客をすごい映すんだよね。笑」

石橋「このローカロリー(低温)の花火の量!!うわうわうわ。金かかってる!!」

登場からずっと動かないマイケル・ジャクソンとその間もずっと降り続ける花火の量。この時間用に花火を用意しているというのがまた驚きw

矢作「いやぁ。保つねぇ~!」

石橋「保たせるねぇ~。」

そして登場から1分を越えた所でしびれを切らした観客からマイケルコール。

1分36秒を数える頃に遂に顔の向きを変えるマイケルですが、ここでまたしても大興奮する観客たち。

そしてゆっくりとサングラスを外すマイケル。

ターンをしてJAMのイントロが流れ出すと、散々焦らしに焦らされた結果、失神した観客が次々と運び出されるという映像も。

矢作「マイケルって失神者撮るの好きですよね。笑」

ルーマニアはまだ当時東西冷戦が終わって間もない時期で、西側のショーアップされたステージを見慣れていないのでこのような熱気に。

ここで通ぶれるマイケル・ジャクソン豆知識。

冷戦終了後の当時のブカレストはまだ都市機能が安定しない頃でライブ会場で使用する電力が足りない状況。

これに「マイケルの為に我慢しよう。」と街の人たちが協力して電気使用を控えた事でライブ用の電力を確保したという裏話も。

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1993年スーパーボウル

そしてこの次の年の1993年NFLスーパーボウルでマイケル・ジャクソンがハーフタイムショー出演。

コチラのYouTube動画。

披露された曲は「Jam」「ビリー・ジーン」「ブラック・オア・ホワイト」「We Are The World」「ヒール・ザ・ワールド」。

ツアーで周れない世界中の人々に歌を届けたいというマイケルの思いがこもったステージ。

このマイケルのパフォーマンス以降、スーパーボウルのハーフタイムショー出演はスーパースターの証としてステータスになるように。

石橋「スーパーボウルのハーフタイムショーに出るっていうのがもう超一流じゃないと。だから最近だと数年前にブルーノ・マーズが。出た瞬間に、うわ。この子は絶対マイケルみたいな感じのノリなんだなって。すっげーなと思って。」

この1993年のNFLスーパーボウルでは試合中ではなくマイケルのハーフタイムショーが最高視聴率45.5%を獲得したとか。

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続いては1995年「スクリーム」

妹のジャネット・ジャクソンと13年ぶりの共演でアニメ映像も使用された作品。

石橋「これもすごい良いよね!宇宙のなんか。」

ジャネット・ジャクソンの人気が高い頃で、ちょうどマイケル・ジャクソンが色々なバッシングに晒されていたタイミングという事もあって、妹が兄を守りに来たという印象があったと西寺郷太さんの見解。そのせいもあってかジャネット寄りの曲。

ここで通ぶれるマイケル・ジャクソン豆知識。

このスクリームのMVには巨額の制作費がつぎ込まれたというエピソードが残っていて、一説によるとその金額は5億円超。「史上最も費用のかかったMV」としてギネスにも認定されているとか。

物議を醸したMV

お次は1996年「ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス」

映画「マルコムX」で知られる社会的・政治的な作品が持ち味のスパイク・リー監督作品。

通称プリズン・バージョンと呼ばれるこのMVは「暴力的、人種差別的」という事で論争を巻き起こすことに。

演出が過激すぎた事でアメリカ・MTVでは放送されなかったという逸話も。

そしてコチラがブラジル・バージョンと呼ばれるMV。

コチラもブラジルの貧しい地区で撮影された映像なのでメッセージ性はありますが、世間的にはコチラの方が好評だったようで特に撮影地のブラジルでは大人気。

さらにこの曲はマイケルと親交のあったクイーンの影響を受けた曲と西寺郷太さん。

それ以前にもマイケル側から「もっとダンサブルな曲をクイーンがやっても面白いんじゃない?」というアドバイスがあって作られた曲が「Another One Bites The Dust」という曲だったり。お互いに刺激し合っていた仲。

西寺郷太「カッコイイよ!ってマイケルが言ってシングル化したらその曲がナンバー1ヒットになったって事もあるし。」

その関係性から見てみるとマイケルの「ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス」はクイーンの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」のリズム感とそっくり。

西寺郷太「クイーンの影響がマイケルの方に入った感じかなぁって。」

1977年のクイーン「ウィー・ウィル・ロック・ユー」

もはや紹介不要かと思いますが一応コチラのYouTube動画。

2曲を聴き比べてみるとドラムとボーカルだけで構成されている展開が似通っていますよね。

石橋「なるほどね。」

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MTVビデオ・ミュージック・アワード

そして矢作さんは1995年のMTVビデオ・ミュージック・アワードのマイケルのパフォーマンスが特に印象に残っているとの事。

矢作「一番好きかもしれない。」

それがコチラ。

またはコチラ。

石橋「これすごいよね。」

矢作「これキャーキャー前で騒いでる人ただの客じゃないからね。みんな大スターだからね。笑」

たいむとんねるでは中盤から始まる楽曲「デンジャラス (Dangerous)」が特にフィーチャーされていて、マイケルのパフォーマンスの一つの完成形がココにあるような気さえする出来栄えですが、前半のメドレーなども超絶。

石橋「マイケルは全員背を合わせるよね。ダンサーの背を。自分よりでっかい奴絶対並べないよね。」

まあとにかくカッコよすぎるダンスパフォーマンスの連続。

矢作さんは肩のホコリを払うような振付が大好きだそう。

THIS IS IT

そして2009年 映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」公開。

マイケル自身が最後のライブと語ったツアー「THIS IT IT」。

しかし本番を半月後に控えた2009年6月25日にマイケル・ジャクソンは突如としてこの世を去ります。

本作は亡くなる前日までのリハーサル映像を使用したドキュメンタリー映画。

コチラが「ビリー・ジーン」のシーン。

これがマイケル生前最後の姿となりました。

石橋「いやぁ観たかったなぁ・・・。」「観たかったね。観たかった。」「許されるなら1曲目から最後までどの曲順で構成されていたのかそれを知りたいんだよね。」

西寺郷太「リハーサルの時にホワイトボードに書いてあるので、それをファンの方とかでどんなセットリストだったかっていうのを研究してる人はいっぱいいますよ。」

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激レアMV

そして、マイケル・ジャクソンの1997年「ゴースト」は知る人ぞ知るという作品。

西寺郷太「これ放送されるの画期的ですね。嬉しいです。僕も。」

完全版は40分という超大作でマイケル・ジャクソンの激レアMV。

コチラはショートバージョン。

西寺郷太「このゴーストもマイケルの傑作の一つで、この町から出ていけ!みたいな事を言わる役なんですけど、マイケル自身が。ただ追い出す太った白人のおじさん役もマイケル自身がやってる。」

コチラがメイキング映像。特殊メイクを施されるマイケルの姿もバッチリ。

石橋「あぁそうなの!?」

矢作「だからおじさんメチャクチャ動きすごいじゃないですか。あれ特殊メイクしてんすよ。」

杉原千尋アナ「はい。それでは皆さんありがとうございました~!」

いや。唐突すぎる終わり方w

思わずズッコケる3人。

石橋「すげぇ終わりだなぁ!なんか俺らの熱がこう・・・。」「ちょっとアナウンス室長に抗議するわ。笑」

杉原千尋アナ「いや!笑」

手を合わせて懇願するパグパンの姿でエンディングというオチw

次回予告はゲストにまたしてもおぎやはぎ矢作さんとレイザーラモンRGさんを迎えてスニーカー特集。激レアスニーカーやスニーカーにハマる女子、スニ女も。そして進行はこれまたパグパンが担当ということでまたちょくちょく波乱が起きそうw

【「石橋貴明のたいむとんねる」に関する全記事はこちらのリンクから】

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