What an Interesting World

日々の気になるトピックについてあれこれと役立つ情報を提供するサイト

この差って何 スシロー原価率おすすめメニュー!原価が安い・高いネタランキング


2020年11月17日放送のTBS系「この差って何ですか?」ではスシローの原価率で見るおすすめメニュー「元が取れる寿司ネタと元が取れない寿司ネタの差」を発表。また、同時期に放送されたフジテレビ系「最高のキリフダ」で発表された原価が安い・高いネタランキングと共に比較しながらご紹介します。

※「この差って何ですか?」では事前の番組紹介では原価率について触れられていたものの結局放送されず。

スポンサーリンク

原価率ランキング

まず20年11月14日フジテレビ系「最高のキリフダ」では、

「ウハウハ寿司(原価が安くて店側に儲けが出るネタ)とタジタジ寿司(原価が高くてお客が得するネタ)」

という名目で紹介。

例として2つのネタの原価率を比較すると、最高のキリフダ スシロー原価率おすすめメニュー カニ風サラダといくらの原価

  • カニ風サラダ 仕入れ値約30円
  • いくら 仕入れ値約50円

どちらも売られている値段は100円なので、原価率が高いのはいくらの方。

つまり、この2つで比較すると、

客側からするとカニ風サラダを頼むと損をしている

という意味になりますね。

店内を流れるレーンをよく観察すると、

原価率が高いメニューと原価率の低いメニューが上手くミックスされる形で流れているのが分かりますね。最高のキリフダ スシローのレーンの罠 原価率が高いネタと低いネタを上手くミックス

こうする事で赤字覚悟のネタを提供したとしても全体として見た時に利益が上がるように工夫されているわけです。

あきんどスシローの堀江陽社長に話を伺うと、

「回転寿司ビジネスというのはそこが上手くバランスが取れると赤字覚悟ですけど、赤字にならずに済んでいる感じですかね。ただ高くても安くても味に妥協はしない。」最高のキリフダ あきんどスシロー堀江陽社長が語る回転寿司ビジネスの儲けのカラクリ

原価が安い・高いネタランキング

というわけで、単刀直入に“原価が安い・高いネタランキング”について堀江社長に聞いてみると、

「まぁ今回特別にお教えします。」最高のキリフダ あきんどスシロー堀江陽社長が語る原価率が高い・低いネタランキング

というお答えだったのでランキングを発表。

まずは、

【タジタジ寿司(原価が高くてお客が得するネタ)ランキング】

  • 1位 まぐろ 2貫 販売価格100円
  • 2位 はまち 2貫 販売価格100円 ※季節により「寒ぶり/ぶり」となる場合もアリ
  • 3位 たい 2貫 販売価格150円

※全て2020年7月時点でのデータ

具体的な原価については言及されなかったのが残念ですが、まぐろに関してはスシロー的に赤字というのはよく知られたお話だったりしますよね。

全て40kg以上のメバチマグロなので原価が高くなるのは当然といえば当然。

※補足

21年1月12日放送のフジテレビ系「イット!」内で紹介された内容によると、

原価率が高いネタランキングベスト3は、スシローの原価率比較おすすめメニュー!原価が安い・高いネタランキング

  • 1位 まぐろ 原価率60%
  • 2位 寒ぶり 原価率60%
  • 3位 大えび 原価率50%

との事。

22年4月13日放送のテレ東「ソレダメ」の放送内容では、

ソレダメ スシロー原価率ランキング 原価の高いネタ一覧

  • 1位 まぐろ 販売価格 110円 原価率60%
  • 1位 はまち 販売価格 110円 原価率60%
  • 2位 たい 販売価格 165円 原価率50%
  • 2位 かんぱち1貫 販売価格110円 原価率50%
  • 2位 ほたて貝柱 販売価格165円 原価率50%

という結果に。

大えびは原価率50%から下がったようなので2022年4月のデータではトップ3から陥落。

あじ、ふわとろ煮あなご、大えび、特ネタ中とろ、豚塩かるびの5ネタは”原価が高いネタではない”という事に。

スポンサーリンク

続いて、

【ウハウハ寿司(原価が安くて店側に儲けが出るネタ)ランキング】

  • 1位 コーン 販売価格100円 原価率30%
  • 2位 なっとう 販売価格100円 原価率30%
  • 3位 きゅうり巻 販売価格100円 原価率30%

※全て2020年7月時点でのデータ

よく考えれば1位はすぐに分かりますが、コーンとマヨネーズ、そして海苔と原価が安そうなのは予想できますよね。最高のキリフダ スシロー原価率が高い・低い おすすめネタランキング

この他に具体的にメニュー名は挙がっていなかったものの映像から推測できるものとしては、

原価率が低いメニュー

  • ツナサラダ
  • たまご

原価率が高いメニュー(恐らく)

  • ジャンボとろサーモン or 大とろぶり

というのも読み取れます。

※ジャンボとろサーモン or 大とろぶりについては映像ではシャリの下側まで巻かれるぐらいに長いネタのように見えたので限定メニューで無ければ恐らくこの2つのどちらかではないか?という推測です。

スシローではスイーツなどのサイドメニューの開発にも力を入れていますが、こうすることで女性客やお子様連れの家族などを呼び込んで、そこで原価率が低く儲けが出るメニューに手を伸ばしてもらう事で利益を確保するというのが基本的なビジネス戦略。

コーン、ツナ、たまごとお子さんが好きそうなメニューが原価率が低いネタになっていますよね。

お子さんが食べたがるから頼まざるを得ないわけですね。

ちなみにスシローでは新規のお客さんが席についたタイミングで人気の寿司ネタを流すという工夫をしているそう。

その際にお子様連れのファミリーだったりすると、たまごやツナサラダなどを積極的に流すと。こうして儲けの出るネタに上手く誘導。

さらに、そろそろデザートタイムかなというタイミングではデザートのサンプルプレートなどをワザと流して見せつける事で注文を促したり。

※TBS系「この差って何ですか?」では「元が取れる寿司ネタと元が取れない寿司ネタの差」について紹介されるハズだったんですが・・・放送では特に触れられず・・・。

番組紹介では記載されていたのに結局紹介されないトピックがあるというのはよくある事なので、今回は最高のキリフダの情報のみの掲載となっております。

かなり残念ではなりますが、スシローの原価率から分かるおすすめメニュー、原価が安い・高いネタランキングについてでした。

 -

スポンサーリンク