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S-PARK プロ野球100人分の1位 スピードボール部門 現役選手が選ぶ速球派投手ランキングトップ10&No.1は?


20年12月19日深夜(20日)放送のフジテレビ系「S-PARK」の「プロ野球100人分の1位」企画ではスピードボール部門から現役選手100人が選ぶナンバーワン剛腕投手を決定。果たしてランキングトップ10の顔ぶれは?球界を代表する剛速球投手に選ばれたのはあの選手?

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第10位~第5位

第10位から第5位まではランキングのみの発表。

  • 第10位 ギャレット 2票
  • 同率第8位 ビエイラ 3票
  • 同率第8位 杉山一樹 3票
  • 第7位 モイネロ 5票
  • 同率第5位 山本由伸 6票
  • 同率第5位 マルティネス 6票

解説の野村弘樹氏は同率5位に選ばれたマルティネスについて、

「身長もあり手足の長いので角度があるっていうのが一番大きいんでしょうね。」

という評価。

ではここから第4位の発表。

第4位

ソト「(今シーズン)ノーヒットでした。」

丸佳浩「ストレートを狙ってもファウルになったり空振りしたりするような。」

梶谷隆幸「ちょっと出てきたらもうこれキツイなっていう意味で、阪神のスアレスかな。」

佐野恵太「一本だけヒット打ったかな?自分ではセンターに思いっきり打ちに行ってる感覚だったんですけど、その打球がサード方向に行ったので自分が想像してたよりかなり速い球だった印象が残ってます。」

第4位 スアレス 188cm 95kg 9票 SNS投票 2320票S-PARK プロ野球100人分の1位 スピードボール部門 現役選手が選ぶ速球派投手ランキング 第4位 スアレス

セ・リーグのセーブ王はストレートの平均球速が全ピッチャーの中で最速。

※2020年ストレート平均球速ランキング、ストレートの投球数200球以上を対象

  • 第1位 スアレス 155.7km/h
  • 第2位 ギャレット 155.5km/h
  • 第3位 ビエイラ 155.3km/h

第3位

伏見寅威「めちゃくちゃ速いっすね。」

田村龍弘「見えないんで。笑。もうホントに割り切っていかないと打てないなっていう。」

和田康士朗「ソフトバンクの千賀さんですね。」

山本由伸「千賀さん。」

第3位 千賀滉大 187cm 90kg 12票 SNS投票 4086票S-PARK プロ野球100人分の1位 スピードボール部門 現役選手が選ぶ速球派投手ランキング 第3位 千賀滉大

2019年にNo.1に選ばれたものの今シーズンは第3位にランクイン。

代名詞のお化けフォークで三振を奪うイメージが強いものの、

※球種別奪三振

  • フォーク 59個
  • ストレート 54個
  • カットボール 29個
  • スライダー 7個

とフォークに匹敵するほど三振を奪っている球種がストレート。

やはり剛速球ストレートの威力があってこそのフォークという事もありますし、その逆もしかりという事でしょうね。

野村弘樹「スピード+ボールの強さを感じるんですよね。オリックスの山本投手もそうなんですけども。質がいいなっていう印象ですね。」

第2位

森下暢仁「いや(160km/hは)出せないですね。はい。うらやましいですね。」

大貫晋一「見たことないぐらい球が速くて。」

近本光司「センターから見てて一番球が速く強く感じます。」

サンズ「フジナミ(藤波)。」

松山竜平「先発の時は僕は結構得意にしてたピッチャーなんですけど、中継ぎで一回対戦した時は、ちょっと彼の真っ直ぐはどうにもならないなと思いました。」

第2位 藤波晋太郎 197cm 100kg 17票 SNS投票 2900票S-PARK プロ野球100人分の1位 スピードボール部門 現役選手が選ぶ速球派投手ランキング 第2位 藤波晋太郎

5年ぶりにランクイン。

9月21日の対ヤクルト戦では先発として692日ぶりの白星を飾るも、シーズン途中(9月下旬)からは中継ぎに配置転換。

1イニングに全力を注いだ結果、その剛腕を遺憾なく発揮して160km/hのスピードボールを連発。

10月には大谷翔平に次ぐ日本人歴代球速ランキング2位となる162km/hをマーク。

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第1位

上沢直之「やっぱみんな(ストレート)待ってても打てないって言ってましたし。」

岡本和真「ピストルみたいですよね。ピューン!っていって。」

松井裕樹「速いっ!速いんだよ!速いっす!笑。」

森友哉「困ったら真っ直ぐでいけるでしょ?みたいな。はっはっは。」

松田宣浩「平良投手。」

第1位 平良海馬 173cm 100kg 26票 SNS投票 4482票S-PARK プロ野球100人分の1位 スピードボール部門 現役選手が選ぶ速球派投手ランキング 第1位 平良海馬

今シーズンは中継ぎの勝ちパターンとしてリーグトップタイの54試合に登板。

沖縄県出身選手としては初の新人王獲得。

その平良海馬の特徴と言えば、

大下誠一郎「クイックも速いですし。」

柳田悠岐「クイック・・・。」

通常はピッチャーが投球動作を小さく素早くする事で盗塁を防ぐ投法がクイックモーションですが、

平良海馬はランナーがいてもいなくても全てがクイック。

森友哉「回転数だったりとかフォームだったりとかっていうのを毎日研究してるような。」

髙橋光成「速いボールを追求して、どう投げたら速く投げられるんだろう?って所がすごい所だと思います。」

野村弘樹「クイックってスピードが落ちやすいんですけどもね。その中でこのスピードを出せるっていうのはスゴイですよね。技術、そして器用さも持ってる選手だなって思いますね。」

本人コメントは、

「一番になれたのですごい嬉しいですね。来シーズンも100分の1獲れるように頑張ります。よろしくお願いします。」

番外編

炭谷銀仁朗「あのストレート。衝撃やったっすね。今でも忘れられません。はい。藤川球児さん。」

第11位 藤川球児 185cm 90kg 1票 SNS投票 情報ナシS-PARK プロ野球100人分の1位 スピードボール部門 現役選手が選ぶ速球派投手ランキング 番外編 藤川球児

炭谷銀仁朗が投じた一票は今シーズンで現役を引退した火の玉ストレートへの惜別の一票。

バッターの手元で浮き上がる強烈なスピードボールを武器に、

2010年のこの部門では31票を獲得して初代王者にも選ばれていた藤川球児。

ちなみに当時のトップ5の顔ぶれは、

  • 第1位 藤川球児 31票
  • 第2位 ダルビッシュ有 19票
  • 第3位 チェン 15票
  • 第4位 クルーン 10票
  • 第5位 田中将大 8票

29歳だった藤川球児は当時、

「僕のストレートが球界で一番すごいのでご了承ください。笑。出来る限りストレートで頑張っていきたいですね。40歳までは無理でしょうから。出来る範囲ストレートで精一杯頑張りたいです。」

と語っていましたが、20年11月10日の対巨人戦を40歳で迎えた引退試合。

全球ストレート勝負でその現役生活を締めくくってくれましたね。

選手投票&SNS投票トップ5まとめ

最後に改めてランキングトップ5を確認。

【SNS投票】

  • 第1位 マルティネス 7292票
  • 第2位 平良海馬 4482票
  • 第3位 モイネロ 4309票
  • 第4位 千賀滉大 4086票
  • 第5位 藤波晋太郎 2900票

【選手投票】

  • 第1位 平良海馬 26票
  • 第2位 藤波晋太郎 17票
  • 第3位 千賀滉大 12票
  • 第4位 スアレス 9票
  • 第5位 山本/マルティネス 6票

以上、S-PARKからプロ野球100人分の1位 スピードボール部門 現役選手が選ぶランキングトップ10と球界を代表する速球派投手No.1についてでした。

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