トリセツショー 骨密度を上げるかかと落とし&食事 骨年齢若返りは90秒でOK
22年5月19日放送のNHK「トリセツショー」は骨の取扱説明書。という事で骨密度を上げる90秒かかと落としのやり方や食事法を簡単にまとめてご紹介。
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食事&かかと落とし
- カルシウム (牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
- ビタミンD (鮭、きくらげ、干ししいたけなど)
- ビタミンK (納豆、ブロッコリー、鶏もも肉など)
の3つ。
これらの栄養素を意識しながら日々の食事メニューを組み立ててみるのが食事面でのアプローチ。
ではここからは今回のトリセツのメインとなる運動面の話。
番組では各スポーツの大学生アスリートに集まってもらい、それぞれの競技で一番骨密度が高いスポーツは何か?をリサーチ。
- 1位 男女混合ダブルダッチ部(縄跳び) 146%
- 2位 男子柔道部 145%
- 2位 男子ラグビー部 145%
- 4位 男子自転車競技部 129%
かなり意図的な偏りを感じる4種目になっているように思えますが、
この中で一番筋肉量が少ないダブルダッチ部が1位という結果に。
川崎医科大学の太田博明特任教授からは「骨を強くするには”衝撃”が必要」という解説。
つまりダブルダッチで繰り返されるジャンプ動作とそれに伴う”着地の衝撃”がポイントだったというわけですね。
スポンサーリンクという事でダブルダッチの代わりにどこでも出来るのが「かかと落とし」。
やり方は、
- 両足を軽く開いてまっすぐ立ち視線は前に
- 両足のかかとを上げてつま先立ちになる
- 足の力を抜いて”膝を曲げず”にストンと地面に落とす
- 50回を自然なペースで行えば約90秒で完了
- 1日50回で十分で10回×5のように1日何回かに分けてもOK
- 毎日行うと5~6か月ほどで効果あり
靴を履いて行ってOKで”かかとに衝撃が響く”のを実感しながら行いましょう。
バランスを崩すのが心配な方はテーブルやイス、手すりなどを掴まって行ってもOK。
膝を曲げて衝撃を逃がしてしまうと全身の骨に広く衝撃が加わらないので不十分。
膝を曲げただけで頭にまで伝わる衝撃が半減するというリサーチ結果も。
全身にくまなく衝撃を与えるにはジャンプよりもむしろ優しいかかと落としの方が適しているわけですね。
また、最低でも半年は続けないと意味がないので習慣化するのが一番難関。
毎日の歯磨きの時に合わせて行う、信号待ちの間は必ず行うなど「毎日行う行動に紐づける」のが良い方法でしょうか。
※現時点で膝や腰に疾患を抱えている方、高齢の方、重度の骨粗しょう症治療中の方などは医師に相談してから実践するように注意。
以上、トリセツショーの骨密度を上げるかかと落としのやり方でした。
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