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足を組む心理は?やめるにはストレッチが効果的?チコちゃん


22年12月9日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」の問題『なぜ大人は足を組む?』の答えは心理的なものではなくあくまで筋肉の問題という事で足を組む癖を治すためのストレッチなど簡単にまとめてご紹介。

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ゲスト出演者

【ゲスト】高畑淳子、DAIGO

【VTRゲスト】なし

なぜ大人は足を組む?

1問目の出題は、

なんで大人は座った時に足を組むの?

かっこつけているから、体のバランスをとるため、敵意がないことを示すためといった答えが出ていますが、

チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

という事でチコちゃんの答えは、

筋肉がくっついちゃっているから

解説は大阪産業大学の蒲田和芳非常勤講師。

ポイントは股関節周辺の筋肉で、

足と骨盤をつなげる重要な役割を担う股関節には中殿筋と呼ばれる三角形の筋肉が付着。足を組むのは心理ではなく中殿筋の緊張 チコちゃん

ここがくっついているから足を組んでしまうという解説ですが「くっつく」とは一体?

そもそも筋肉はファシア(網目状の構造)によって包まれているもので、このファシアが筋肉に「くっつく」ことでコリなどが生まれると蒲田先生。

ファシアが伸びたり縮んだりすることで複雑な筋肉の動きをサポートしているわけですが、

長時間同じ姿勢を取り続けたりすると中殿筋のファシアが固まって筋肉同士がくっついてしまう現象が発生。

すると周辺のファシアが引っ張られて緊張が生まれますが、一定の場所ばかりに緊張が続くとその位置を変えたくなるというのが体の本能的な反応。

この時に思わずとってしまう行動が足を組むというアクション。

中殿筋の太もも側が緊張している場合、足を組むことでお尻側のファシアが伸び、足を組むと太ももからお尻に緊張箇所が変わる チコちゃん

緊張する箇所が変わって不快感解消というメカニズム。足を組むのは心理ではなく筋肉が原因?チコちゃん

ではなぜ子どもは足を組まないのか?というと、

子どもは筋肉自体が柔らかく、同じ姿勢を続けずに絶えず動いている事が多いので生活習慣上、筋肉がくっつくことが少ないと蒲田先生。

最後に足を組む癖を治すにはストレッチがベストという事で、

「股関節の外側を伸ばすストレッチ」が効果的。足を組むのをやめるにはストレッチが効果的 チコちゃん

これを定期的に何度も行っておけば筋肉がくっつくことを防げるので足を組まなくなるとの事。

番組で中殿筋をほぐすマッサージを施術した前後で足を組む時間を計測する実験を行ったところ、

中殿筋がほぐれると足を組む時間が大幅に減るという結果に。足を組むのをやめるストレッチ 前後で大きな変化

もちろん本人には実験の詳細は伝えずに施術を行って観察しているので、やはり筋肉をほぐすと足を組まなくなるというのは正しいという事に。

という事でコチラが結論。

大人が足を組むのは筋肉がくっついちゃっているから

でした。

1問目は以上。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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