頭のニオイを消す方法はシャンプーの洗い方がポイント?あさイチ
23年9月27日「あさイチ」は頭皮ケア特集として頭のニオイの原因、ニオイを消すシャンプー対策法など番組内容をまとめてご紹介。
スポンサーリンク頭のニオイの原因
番組で集まってもらったモニターは40代~50代の女性10人。
全員が毎日髪を洗っているのに汗をかいた夕方などに頭のニオイが気になるというお悩みをお持ち。
ヘアケアメーカー「ミルボン」の研究員である渡邊さんによると頭のニオイの原因は、
- 酸化した皮脂
- 常在菌の分解物(菌のウンチ)
という二大要素。
今回「皮脂が多い」という診断が下ったのが10人中2人だけで、あとは菌の分解物が原因で臭っていたことが判明。
そしてこの菌の分解物が増えてしまう原因が「皮脂の取り残し」。
10人の普段のシャンプーの様子を観察してみると髪の毛を洗う前の「予洗い時間」が圧倒的に足りていない事が判明。
20秒以内で済ませていた人が10人中7人という調査結果。
濡れていない所が多いと泡立ちが悪くなるのが最大の問題点。
シャンプーの量を途中で足す”追いシャン”やシャンプー回数を増やしても髪の毛にお湯が通っていないと結局汚れが落ち切らないのが現実。
さらに予洗い時の姿勢もポイントで前屈み姿勢だと頭頂部や前髪がおろそかになりがちで、真っすぐの姿勢だと後頭部などに洗い残し。
また、髪の毛で泡立たせるのも問題で、髪の毛を洗っているだけ頭皮は洗っていない状態の人も。
ちなみに女性の頭のニオイには年代によって特徴的なニオイがあるそうでコチラが一覧。
こんなニオイに心当たりがある人は次の対策法でばっちりケア。
スポンサーリンクニオイ消しシャンプー方法
【予洗い】
正しいシャンプー方法の手順は、
洗う前にしっかりブラッシング。このひと手間を惜しむとかえって面倒になるので省かないように。
シャワーを手に持って、指を頭皮に触るようにお湯を行き渡らせる。
頭皮付近は一番汚れが溜まりやすいので水の流れを指で作ってやるイメージで入念に指を通して。
最低でも「1分」行うのがおすすめ。これは髪型ショートカットでも同様。
ちなみに「どんぐりころころ」の歌の1番を4回繰り返すと大体1分になるとか。
1分予洗いだとその後のシャンプーでしっかり泡立っているのに対して、5秒予洗いは泡が消えてほぼ濡れているだけ。
泡立ちが少ないと髪の毛が引っ張られるので薄毛・抜け毛の原因にも。
よくお湯だけでも頭のほとんどの汚れは落ちるといわれますが、それはあくまでしっかり予洗いした場合のみ。
1分の予洗いを徹底すればスタイリング剤以外の汚れは7割ほど落とせるので、ここがシャンプーの本番ぐらいの気持ちでしっかり。
泡立ち以外にも皮脂や汚れを浮かして落しやすくメリットがあるので「髪が短いから予洗いもささっとでOK」ではなく髪の長さに関わらずしっかり1分かけるのが大事。
スポンサーリンク【シャンプー】
シャンプーは手の平で円を描くようにして白くなるぐらいまで軽く泡立てる。
量の目安はショート=1プッシュ、ミディアム=2プッシュ、ロング=3プッシュ。
側頭部、頭頂部、後頭部と前から後ろに向かって頭皮にシャンプーを塗り広げるようにして髪の根元でしっかり泡立て。
泡立って来たら髪の毛の中間、毛先に向かって手ぐしで丁寧に伸ばしていく。
フェイスラインは指の腹を使ってクルクルと小さな円を描くように。
続いて最も重要なもみ洗い。指の第一関節を曲げて指の腹で頭皮をつまむように。
力加減は少し頭皮が動くぐらい。
ガシガシと洗うこすり洗いは髪の毛のキューティクル的にもNG。
「頭頂部」「つむじ」「耳の後ろ」「襟足」の4か所は皮脂が溜まりやすく、洗えていないケースが多いので入念に。
すすぎは2分ぐらいかけて入念に洗い流して終了。
モニター10人に実際に試してもらった結果は10人中6人がニオイが気にならなくなったというビフォーアフターで、
- 追いシャン、2シャンしなくても良くなったのでシャンプーが節約できて経済的に
- カラーシャンプーの浸透が良くなった気がする
- 髪の手触りが柔らかくなった
と嬉しい副次的効果も。
以上、あさイチの頭のニオイを消すシャンプー方法についてでした。
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