ご当地めし総選挙ランキング3位広島お好み焼き、2位ひつまぶしで1位は?
25年5月5日放送の「日本のご当地めし総選挙」では国民1万人が選ぶ今行って食べたい日本のご当地めしランキング30選を発表という事でおすすめ店や結果を一覧でまとめてご紹介。
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日本のご当地めし総選挙
たこ焼き寛子、たこ家道頓堀くくる、会津屋、一富久など。
一般アンケートで圧倒的1位になったおかげで第1位に。
やわらかく焼き上げたふわふわタイプや具材が飛び出した豪快なスタイルなど様々なバリエーションが生まれるほどの大阪のソウルフード。
江戸時代には高級品だった小麦粉の量を抑えつつ、関西のだしを活用する事で美味しくしたのがたこ焼きや大阪の粉もん文化のもともとの始まりなんだとか。
あつた蓬莱軒など。
短冊状に刻んだうなぎの蒲焼きをご飯と共におひつに盛り付けたひつまぶしはネギやワサビなどの薬味を乗せたり、だしを注いでお茶漬けにしたりと様々な食べ方を楽しめるのが特徴。
実は食のプロや旅の専門家の有識者によるアンケートで圧倒的1位に選ばれていたのがひつまぶしだったり。
みっちゃん総本店など。
広島のお好み焼きは生地を薄く焼き、キャベツ、豚肉、麺、卵などの具材を積み重ねて焼いていくスタイル。
お好み焼きを広島のソウルフードに定着させた店として有名なみっちゃんは焼きそばを入れるアイデアの元祖ともいわれ、鉄板で焼かれて外パリパリ、中ふわふわ食感になった焼きそばは絶対食べるべきご当地めしの一つ。
スポンサーリンク4位 宮城 牛タン
旨味太助など。
「タンを焼くなら顔を焼け」と有名店の店主が語るほどで、炭火の火力で一気に焼き上げられる肉厚な牛タンは絶品。
5位 北海道 札幌味噌ラーメン
らーめん信玄、けやき、すみれなど。
札幌市内だけで味噌ラーメンを提供する店は約700軒。ちなみに、全国区の知名度を誇る超有名店のすみれではラードで脂のフタをして熱を逃がさないようにする昔から受け継がれる手法が生きているようで、その温度は94度と熱々状態。終戦直後の札幌の屋台が発祥という事もあって寒い札幌で冷めないように考え出された技だったとか。
6位 福岡 博多ラーメン
博多一双など。
九州を代表するラーメンの一つ博多ラーメンはスープを継ぎ足して作ることで濃度を高める呼び戻しと呼ばれる調理工程が特徴的。屋台文化を支える定番グルメの他にも福岡市内には専門店が約300店あるといわれるまさにご当地めし。
7位 栃木 宇都宮餃子
宇都宮みんみんなど。
戦後の宇都宮で中国の餃子を日本人の口に合うように独自に進化させてきたという歴史を持ち、1990年代に餃子を日本一食べているのは宇都宮市だという事を初めて知った市役所職員がそれをきっかけに町おこしとして餃子をブランド化しようと動き出したのが餃子の街・宇都宮の始まりなんだとか。
ただし、味にハッキリとしたルールは無くお店ごとにそのスタイルは基本自由。
スポンサーリンク8位 沖縄 沖縄そば
きしもと食堂など。
太めの麺、大振りの豚バラ肉、かつお節や豚骨などを合わせただしの組み合わせ。
名店として有名なきしもと食堂では薪を使って茹で上げられ、薪を燃やして出来た灰で強いアルカリ性の水を作り、その水をかんすいの代わりに使うと麺に独特の食感と香りがプラスされるんだとか。
9位 大阪 お好み焼き
初代エビス別館、美津のなど。
ご存じ大阪のソウルフードがトップ10入り。激戦区の大阪で長年愛されているお店はやっぱりどれも魅力的。
10位 香川 讃岐うどん
山内うどん、讃岐うどん まごころ、手打十段 うどんバカ一代など。
うどん県の香川ではうどん屋に詳しい運転手がお店巡りを案内してくれるうどんタクシーのサービスも。そんなうどんタクシーで今回紹介してもらったのが上記の3店。
スポンサーリンク11位 北海道 ジンギスカン
サッポロビール園 開拓使館など。
札幌といえばビールとジンギスカンという鉄板の組み合わせ。
12位 愛知 味噌カツ
とん八など。
赤みそを使った甘辛い味噌ダレが最大の特徴ですが、もともとは戦後に屋台で串カツに味噌を付けて食べたのがその発祥という説も。
とにかく濃いイメージがある味噌ダレですが、名店と呼ばれる店では濃いだけではない絶妙なバランスに仕上がっているのでクドくないんだとか。
13位 山梨 ほうとう
ほうとう研究所、甲州ほうとう 小作、ほうとう蔵 歩成など。
カボチャや野菜を味噌で煮込み、平らな麺と一緒に食べるのがほうとうの魅力ですが、海鮮、熊肉、小豆でお汁粉風と様々なバリエーションで提供されているのが地元の山梨ならでは。
14位 静岡 うなぎ
うなぎ藤田(関東風)、鰻まさ(関西風)、うなぎの桂川 葵 浜松駅前店など。
ご存じうなぎの街・浜松では西と東の真ん中という地理の影響で関東風と関西風の両方の名店が混在しているのが特徴。
- 関東風 – 焼く前に蒸す事で外はカリッと中はふわふわに
- 関西風 – 生の状態から焼き上げてカリッと食感に
15位 長崎 ちゃんぽん
思案橋ラーメン、蘭桂坊、ボンボヤージなど。
江戸時代に唯一の開港地として外国の文化を取り入れていた長崎で中国の食文化が独自に発展して根付いたのが長崎のちゃんぽん。
食文化としてすっかり根付いているおかげでラーメン店以外でも様々なお店で本格的なちゃんぽんが提供されているとの事。
スポンサーリンク16位 北海道 いかめし
柴田商店、いかめし阿部商店など。
今や都内でも手に入れる事が出来る名物駅弁のいかめしですが、現地では出来立てを販売しており、車窓に映る北海道の自然を堪能しながらいかめしを頬張るのは都内では絶対に出来ない体験。
17位 北海道 スープカレー
Suage、奥芝商店など。
スープカレーはもともと薬膳スープにカレー味を付けたのが発祥とされ、食欲をそそる香りとスパイスが人気を呼んで約30年ほど前から札幌の定番グルメ化。
札幌市には専門店が200軒以上あるそうで、具やスパイスなど店ごとに全く違うスープカレーが食べられるのも魅力。
18位 愛知 味噌煮込みうどん
山本屋など。
老舗の山本屋は初めて食べる人は驚くレベルの芯が残って硬い歯ごたえの麺が特徴的で、煮込んでも最後までふにゃふにゃにならないで食べられるのがクセになるポイントなんだとか。
鍋のフタを皿代わりにして一旦鍋から移して、つゆをちょっとかけて冷ましながら食べるのが地元スタイル。
19位 福島 喜多方ラーメン
坂内食堂、あじ庵食堂など。
太めのもちもちしたちぢれ麺と醤油ベースのさっぱりスープの組み合わせは飲み干したくなる美味しさで朝ラーメン(朝ラー)にぴったり。
20位 兵庫 明石焼
魚の棚商店街の各店、たこ磯など
具はタコだけとシンプルながらたこ焼きに比べて卵を多く使ってふわふわに焼き上げた生地をだし汁に付けて食べるのが特徴的で地元では「玉子焼」の名称も。速い潮の流れに負けないように明石ダコの足は太くなるそうで本場で食べるとタコの弾力と甘みが違うという常連さんの声。
だしの入った器に2個入れて、1個を冷やしながら1個を食べ、1個食べたら1個補充してを繰り返したり、ソースを塗ってからだしに入れたりというのが通な食べ方との事。
スポンサーリンク21位 宮崎 チキン南蛮
竜宮ラーメン、直ちゃんなど。
ジューシーな鶏からに甘酢をまとわせてタルタルソースをかけた宮崎のローカルグルメ。トンカツのようなスタイルで出て来るタルタルソースをかけないタイプはチキン南蛮の原型とされているとか。
22位 長野 信州そば
奥社の茶屋など。
そばの美味しさの元になっているのが昼夜で寒暖差のある長野の気候。約30種類あるとされる信州そばの中でも特に有名なのが戸隠そばで、つゆではなく水に付けて食べてから次に塩で食べる水そばは本場ならでは。
23位 福岡 もつ鍋
やま中、こまどりうどん、とりかわ竹乃屋鷹正、博多餃子舎603、おおやま、もつ繁、やまや マイング店など。
もつ鍋は戦後間もない頃に誕生したとされていて、炭鉱で働く人たちが安くて栄養豊富なホルモンで精力を付けようと広まったのがルーツなんだとか。
福岡ではもつ鍋専門店以外でも居酒屋、うどん店、焼鳥店、餃子店の人気メニューとしても一年中提供されており、専門店クオリティのもつ鍋も出て来るので様々なタイプを食べられるという楽しみ方も。
24位 愛媛 鯛めし
磯料理 大浜、かどや 大街道店、郷土料理 五志㐂など。
真鯛の漁獲量・生産量が日本トップクラスの愛媛の本場の鯛めしは新鮮な鯛の旨味のおかげで箸が止まらなくなるとか。
愛媛の鯛めしには2タイプあって、
- 松山鯛めし – ご飯と一緒に炊き込む
- 宇和島鯛めし – 刺身とタレをご飯に乗せる
お店によって分かれるので食べ比べが出来るのも本場ならでは。
25位 高知 かつおのたたき
ひろめ市場、久礼大正町市場(田中鮮魚店)など。
新鮮なかつおを豪快に藁焼きで豪快に炙った高知名物は塩だけで美味しいのが本場の味。
かつおを獲ってから日帰りで帰って来てすぐなので鮮度感は桁違いという地元の漁師さんのコメント。新鮮なかつおに敏感な高知の地元の方からすると、少しでも臭みがあるとクレームにつながってしまうので、そこで鍛えられた魚屋もこだわった目利きをして自信のあるかつおだけを提供するようになっており「かつおだけは慎重に。かつおだけは必死にやってる。」との事。
26位 秋田 きりたんぽ鍋
27位 東京 もんじゃ焼き
28位 愛知 きしめん
29位 富山 ブラックラーメン
30位 愛知 手羽先
以上、日本のご当地めし総選挙でした。