ハワイといえばアロハシャツなのはなぜ?チコちゃん
25年12月12日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『なぜハワイといえばアロハシャツ?』の答えなどまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】菅田将暉、松村沙友理
【VTRゲスト】なし
なぜハワイといえばアロハシャツ?
2問目の出題は、
なんでハワイといえばアロハシャツなの?
チコちゃんの答えは、
日本人が和服を持ち込んだから
解説はアロハシャツ研究家の中野喜啓さん。
アロハシャツの起源は約130年前と意外と最近の出来事で、当時のハワイに日本人が持ち込んだ和服がそのはじまり。
1800年代後半、ハワイでは併合される前のアメリカに砂糖を輸出するためにサトウキビ産業が発展を遂げ、農園の労働者不足を補うために日本からも多くの人々がハワイに渡りましたが、そこで働く日本人が作業着として着用していたのがヨーロッパからアメリカに渡る船員たちが着ていた木綿地のパラカという長袖シャツでその特徴は青いチェック柄。
これが日本のもんぺや浴衣などに用いられる絣(かすり)に風合いが似ていた事で着やすさや親しみやすさから日本人労働者にも愛用される事となり、日系移民にとっては初めて洋服文化に触れる入口とも言える存在に。
ところが当時の暮らしは決して裕福なものではなく、作業服はボロボロになるまで着古されて自分たちの普段着はおろか子どもたちの服すら買えない苦しい懐事情。そこである時、パラカを参考にして使い古した浴衣や羽織の裏地を再利用して子ども用のシャツを自分たちで作り、これが徐々に広まっていったというのがアロハシャツの起源。
つまり最初の形は子ども服だったわけですが、和服柄で作られたシャツは現地の人たちからすると珍しくてカッコいいものに映ったようで、そこから1900年代に入ると日系移民は様々な職業に就けるようになって仕立て店や呉服店が多く登場。そこでは日本から輸入された生地を使って地元の人達用にシャツを仕立てていたそうで、当時のハワイでは様々な柄や色の生地を作る技術が未発達だった事でアロハシャツがカラフルで派手になったのは日本の高度な染織技術がその根底にあったという意外な裏話。
スポンサーリンクその後、1920年代後半にサンフランシスコ-ホノルル間の客船が就航するとハワイが観光地として人気となり、お土産としてのアロハシャツ需要が急増してトロピカル柄や中国風の要素が入った柄なども登場。それでも根強く和柄のアロハシャツは人気だったそうで、日本で縁起が良いとされる一富士二鷹三茄子、エビと鯛、宝船などのモチーフも多く用いて作られるアロハシャツは日系移民にとっても特別な意味を持っていたようで、生まれ育った故郷の日本を感じさせるアイテムを身に着ける事でアイデンティティを示すという重要な働きも。
こうして1950年代になるとアロハシャツ人気は最盛期を迎えて現地ではこの一大産業をブームで終わらせないために金曜日にアロハを着て働くアロハフライデーなどのキャンペーンを展開して地元の人達にも愛されるアイテムとして定着するよう働きかけを行った結果、今ではアロハシャツは冠婚葬祭でも着用される正装として現地では認められる存在に。
という事で2問目は以上。
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