ホンマでっか!?TVで紹介された視力回復トレーニング3つのやり方。その効果に明石家さんまも驚き
19年6月19日放送のフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」ではホンマでっか!?実験室のコーナーで視力回復トレーニングを特集。目が悪いと悩む濱口優さん、加藤諒さん、いとうまい子さんの3人が番組の専門家たちがオススメする視力回復方法に三者三様で挑戦。たった1週間でも、その結果にMCの明石家さんまさんも驚く事に。ましてや紹介した専門家が逆に引いてしまうほどの結果もというその方法とは?
スポンサーリンク現時点での視力は?
まずは実験前の視力を測定するために視力検査でよく用いられる遠見視力検査でチェック。
5m離れた位置から「C」(ランドルト環)の切れ目の方向を答えて測定する例のやつですね。
その結果は、
- 濱口優 – 右目 0.3、左目 0.2
- 加藤諒 – 右目 0.04、左目 0.04
- いとうまい子 – 右目 0.02、左目 0.02
加藤諒さん、いとうまい子さんに関しては0.1が見えないので5mの距離から徐々に近づいて0.1が見える位置から視力を算出していますね。
4mなら0.08、3mなら0.06ですが加藤諒さんは2mの位置からやっと見えるレベルなので0.04の判定。
そしていとうまい子さんに至っては両目共に1mの位置でやっと見えるということで0.02という視力。
いとうまい子さんは10代の頃から目が悪くなってそこからずっと目が悪いままなので近眼歴は相当なモノ。
近視と乱視があって、近視が強すぎるがゆえに老眼はあまり無いという嬉しいような嬉しくないような事もあるとか。
視力回復トレーニング3種
実験企画では3人がそれぞれ違う視力回復方法に挑戦するのですが、
濱口優さんが試したのは、
「キャッチボール視力回復法」
これを紹介したのは骨格筋評論家で自身もボディビルダーとして知られる岡田隆先生。
目の中の毛様体筋という筋肉が水晶体(レンズ)を厚くしたり薄くしたりしてピントを調整しているという人間の目の構造からして、
キャッチボールをする事で近くと遠くにピントを合わせる機能がアップする事で視力が良くなるハズという仮説。
やり方は簡単でキャッチボールをするだけ。距離は3mほどのごく近い距離でもOKの様子。
濱口優さんは野球はほぼ未経験者なのでグローブでボールを捕るのも初めはちょっと不安な感じ。
逆に言えばキャッチボールの上達と共に視力回復する可能性が高いとも言えますよね。
たまに高いボールを投げてもらってキャッチしたりなんて事もチャレンジしているみたいですね。
続いて加藤諒さんが試したのは、
「緑サングラス着用ランニング視力回復法」
これを紹介したのは脳科学評論家の澤口俊之先生。
毎日20分の有酸素運動をする事で脳の一部が大きくなるという研究データがあるそうで、目を司る視覚野という脳の一部も多少大きくなるとか。
理論的に言えば有酸素運動によって頭と視力が良くなるというのが澤口先生の仮説。
さらに緑色のカラーが網膜に効果があり、緑色は脳にとって独特な経路をたどって刺激がいくそうで、それを組み合わせる事で視力回復が望めるとの事。
澤口先生曰く、今まで誰も世界的にやった人がいないという澤口先生独自のオリジナル仮説。
番組内では触れられていませんが「運動と目の関係性」については古くから研究されているテーマで、例えば有酸素運動(ウォーキング、ランニング、サイクリング)を20分週4回ほどの頻度で行うと眼球内の圧力(眼圧)が下がるという結果が出ていたりしますね。※筋トレでは眼圧に変化は特にないかもしくは上昇するという結果も。
この事から有酸素運動をすると一部の緑内障の発症リスクを下げられる可能性も示唆されていたりとなかなか興味深いこの研究テーマ。※“一部の緑内障”となっているのは緑内障にも様々な発症タイプがあるので眼圧を下げてもリスク低減効果が望めない緑内障もあるという意味ですね。
有酸素運動によって網膜や視神経の血流が活発になる事がプラスに作用するのでは?というのが医学的根拠にあったりしますが今回の視力回復とも関わりがありそうなお話ではありますよね。
さて、本題に戻って澤口先生のオススメする視力回復方法について。
そのやり方はとてもシンプルで緑色のレンズをしたサングラスをかけて外をランニングするだけ。
加藤諒さんは運動が苦手だそうで走るペースはごくゆっくり。
スロージョグ、スローランニングと呼ばれるやつですね。
走るのはキツいというイメージを持っている方が多いかもしれませんが、有酸素運動の場合は本当にごくゆっくりしたペースでOKです。大体1km8分ぐらいが目安で20分なので距離は2.5kmになるでしょうか。
心拍数の有酸素ゾーンだと最大心拍数の70%~80%というゾーンが適切。心拍計を持っている場合は常にモニタリングしながらペース調整を行うのがオススメ。
気温や日常生活の疲労度などの影響で心拍数の上下はかなり激しかったりするのが実情で、自分の感覚と実際の心拍数で「あれ?心拍する相当いってるな。」「いつものペースのつもりだけど、心拍数にまだ余裕がありそうだな。」なんてしょっちゅうです。
心拍計を使用しない場合は独り言が言える、人と会話できる、鼻歌が歌えるペースが基準。鼻呼吸がキツくなって口で呼吸せざるをえない状況は間違いなくペースが早すぎ。
このペースで実際に走ってみると分かりますが、逆にゆっくりすぎてキツいと思うぐらいのハズです。
もっと速く走れるのに無理やり抑えるので。
速歩きをしている人とドッコイドッコイのスピード感だったりするので、外を走っている他のランナーと比較すると断トツで遅く、一瞬で抜かれるのも精神的にキツかったり。
逆にそれだけ抑えたペースなので20分なんて「全然余裕」という感じ。
走る習慣がなかなかつかない人はかなりキツいペースで走っているハズで、その辛さから3日坊主になってしまいがちですが、きっちりとペース管理が出来ればスロージョグはそもそも辛くないので続くハズ。
緑色のサングラスの効果についてはかけた時から「目に優しい感じがする。」と好感触の加藤諒さん。
昼間だけではなく夜間も緑サングラス着用の上でナイトランもされているようですね。
Amazonだったらこの辺のサングラスであればどうでしょう?
購入者レビューではグリーンと言うよりも“ブルーっぽい”という意見もあるので要確認
普段使いも出来そうなデザインであればコチラも良さそうですね。
グリーンレンズに関する情報が不足しているため色味は不明。
眼鏡にクリップで付けるタイプだとこの辺が候補。
こちらも色味は不明。
※どの商品も番組で使用されたサングラスではなく、効果が保証されたものではないので悪しからず。加藤諒さんがかけていたサングラスを見るとかなりハッキリした明るめの緑色のレンズに見えますし、多く販売されているのはグレーがかったグリーンレンズだったり、グリーンスモークだったりしてちょっと色味が暗いのが気になる所。
楽天だとコチラがグリーンレンズみたいですが・・・
ちょっとデザインが・・・。これで外を走るのはなかなか勇気がいりそうですねw
色味は明るい緑なので理想に近いんですけどね。逆にこういう安価な商品の方がシンプルな緑だったりしますよね。
メガネショップであればカラーレンズが選択できるオプションもあったりするのでグリーンレンズのものに交換するという手もありますね。
この他にもスポーツサングラスで有名ドコロのオークリーや、サングラスの代表格的なレイバンからもグリーンレンズのサングラスは多く売られていますので、これからサングラスを買おうかな?と検討中の方はグリーンレンズを考慮に入れてみてもいいのかもしれませんね。
澤口先生のおっしゃる事が正しければ緑色のレンズの脳に対する力は高いようですので。
視界が緑になればいいハズなので100円ショップなどで売っている緑のセロハンを使ってもいけそうな気もしますがw
スポンサーリンク最後にいとうまい子さんが挑戦したのが、
「ペンさし運動視力回復方法」
紹介したのは眼評論家の林田康隆先生。
スマホの普及などで手元を見る時代になっているので、視線を動かさないでピントが固まってしまう機会が多く、さらに見ている対象自体が光っているので余計に目に悪いという現代の生活様式。
スマホ老眼などの言葉も生まれる時代なのでどの世代であっても眼球運動を日ごろから行うべきというのが林田先生の主張。
ペンさし運動(追跡眼球運動)のやり方は、
- 左手でペンキャップを持って、肘を軽く曲げる
- 右手でペンを持って、やや外側に向けて真っすぐ前に突き出す
- 顔を動かさずにペン先にピントを合わせて、目で追いながらゆっくり(10秒ほどかけて)動かしてキャップを目がけてペンをさす
- 1日20回を目安に行う
ペンとペンキャップの位置関係ですが、イメージ的には視界の右上奥から左下手前に向かって移動するのをずっと目で追いかける感じでしょうか。
顔は絶対に動かさないで固定したまま目だけで追いかけるのも大事なポイントです。
座って行う場合は頭を壁やヘッドレストなどにピッタリとくっつけて行う事で顔が動かないように意識できますのでオススメです。無意識に頭を動かしてしまってもすぐに自覚できますので。
寝た状態でも枕に頭を乗せる事で同様に出来ますので寝る前の習慣として行うのも良さそうですよね。
また、何回が繰り返すうちに集中力が切れ、気持ちがダレてくるとペン先への意識があいまいになりがちなのでしっかりとペン先にピントを合わせ続けましょう。
やってみると分かりますが、意外とペンキャップの的を外してペンが上手くささらないなんて事もあるかと思います。その時点で目の働きが弱っているとも言えますので根気強く。
20回中何回綺麗にささるか?なんてチャレンジをしながら行うのもモチベーションを高めるテクニック。でも意識しすぎると今度は頭が動いてしまっていたりとなかなか裏腹なのがこのペンさし運動w
ポイントは20回という回数をとにかくこなすというよりも、1回1回を丁寧に行う事です。いい加減に行った20回よりも、しっかりと集中力を保って行う10回のほうが遥かに効果が高いのは間違いありません。
番組では特に触れられていませんが左右を換えて行うとなお良いと思います。
20回を数えるのはなかなか面倒だったりするので、例えば3分間のタイマーをセットして、1回につき10秒を数えれば18回終わる頃にタイマーが鳴るので、そこで左右をチェンジしてもう3分間というやり方もオススメ。
「こんな方法で目が良くなるはずがない。」と疑いの気持ちを強く持ちながらも続けるいとうまい子さん。
お休みの日には大好きなポケモンGOをプレーする傍らでペンさし運動もしっかりと。口ぶりからはかなりプレイ時間が長い様子でスマホは結構使うタイプみたいですね。
視力回復の結果は?
そしてそれぞれの視力回復方法を試して1週間が経つ頃に実際にスタジオで視力測定。
一問一答だとマグレ当たりの可能性があるので、実際の臨床の場でも使用される「5問中3問正解で見えている」という判断。
「C」(ランドルト環)が書かれた札を林田先生が手でクルクル回してその都度提示するという検査方法なので、どの方向かを記憶して答えるのは出来ない仕組みになっていますね。
結果は、トレーニング前後で
- 濱口優 – 右目 0.3、左目 0.2 → 右目 0.3、左目 0.5p(※)
- 加藤諒 – 右目 0.04、左目 0.04 → 右目 0.07、左目 0.07
- いとうまい子 – 右目 0.02、左目 0.02 → 右目 0.08、左目 0.09
※pはpartialの略で部分的に見えているという意味。視力としては「見えている。」という判定
スポンサーリンク以上のように3人とも視力アップという嬉しい結果。みんなかなり自信を持って答えているように見て取れるのも驚き。
濱口優さんは右目こそ変わりませんでしたが、左目に関してはレベルが徐々に上がっても「見える!」と本人も嬉しそう。
そして「緑サングラス着用ランニング視力回復法」をオリジナル仮説として提唱した澤口先生はしっかり結果が出て非常に嬉しそうにニンマリ顔w
明石家さんまさんは「これホンマか?加藤!ちゃんとやってんねやろな?お前。うっそ!すごい!」「ウソやん!ホンマか?お前!」と驚愕。
特にいとうまい子さんに関してはあと少しで0.1にまで回復するという驚きの結果に。
トレーニング前には1mの位置からやっと見えていたレベルなのにペンさし運動を1週間続けただけで4mの位置まで離れても見えるという事ですからね。
2mと倍の位置に下がった時点で「見えるかな?」とちょっと緊張気味のいとうまい子さんでしたが、しっかり正解していた光景も印象的。
明石家さんま「このコーナーで初めて!みな上達したの!」
全員が良好な結果になったのを驚きを持って伝えるさんまさん。
また、いとうまい子さんは野球観戦に行くのが趣味だそうですが、スコアボードの選手名などがちょっと見えるようになっていたと既に効果は実感していたとか。
林田先生は「結果がスゴく出ているので、私自身驚いてはいるんですけど。」
とヘタをすると結果が出過ぎて引いているという皮肉な事態にw
という事で19年6月19日放送の「ホンマでっか!?TV」から「結果にコミット!ホンマでっか!?実験室~視力~」 コーナーで紹介された専門家推奨の視力回復方法3つのやり方とその効果についてでした。
コチラの記事も