水曜日のダウンタウン 野田クリスタル選手権でつり革を掴まず最後まで立っていたのは?最終結果
21年8月11日放送のTBS系「水曜日のダウンタウン」では野田クリスタル選手権と題してロケ地の小湊鉄道を舞台にマヂカルラブリーのつり革ネタ並みに揺れる電車内で最後までつり革に掴まらずに立っていられるか?を検証する事に。5人の参加者が競い合う形で争われた選手権ではまさかの結果に。さらに待ち受ける2ndステージの凶悪さも。
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野田クリスタル選手権
今回検証する説は、
マヂカルラブリーのつり革ネタ級にゆれる電車があっても野田クリスタルなら最後まで立っていられる説
という事で、
野田クリスタル選手権にエントリーしたのは、
- 野田クリスタル – 企画の創始者
- オラキヨ – 元体操選手のバランス力
- 庄司智春 – 筋肉芸人枠
- 山田勝己 – 水曜日のダウンタウンと言えば
- ダーリンハニー吉川正洋 – 鉄道マニア枠
の5名。
ルールは電車内に置かれた直径40cmの台に始発から終着駅までひたすら立ち続けるというシンプルなもの。
駅数は18駅で五井駅を出発して上総中野が終着駅という1時間26分に渡る戦い。
検証の舞台となるのは小湊鉄道でその基礎知識をダーリンハニー吉川さんに聞いてみると、
「車両がまず古いんですね。結構昭和の揺れを感じられますし、結構カーブも多いので。」との事。
脱落者1人目
いざ対決が始まると激しい横揺れに動揺する選手たち。
垂れ下がっているつり革の揺れを観察するとかなり揺れているのが分かるほど。
すると五井駅出発からたった1分で早速大きなカーブへ。
野田クリスタル「1駅も…。1駅も厳しいぞコレ。」
そう言っていた矢先に体をのけぞらせて真っ先に脱落したのがまさかの野田クリスタル。
開始1分33秒で1駅も進まないうちに企画の創始者が脱落するという波乱の幕開け。
松本人志「こいつクソだわ!何してんの?つり革掴むかそれか何も掴まずにコロコロってなれや!」
野田クリスタル「危なかったんで…。」
お笑い的なダメ出しを食らって踏んだり蹴ったり。
「野田がいなくなったらコレ何やってんだよ!?」と庄司から文句が出る中、残る選手たちは1駅目に到着。
停車時に大きくバランスを崩す一同ですが、ここはセーフ。
ダーリンハニー吉川「これポイントを今渡ったんで。ポイントを分岐する時危ないんですよ。」
的確な鉄道知識でプレイヤー兼解説者の吉川。
山田勝己曰く、スネの筋肉を使うのが野田クリスタル選手権との事。
スポンサーリンク脱落者2人目
開始から6分9秒で後ろに振られた所耐えきれずに台から落下。
この時点でやっと2駅。
脱落者3人目
残る3人の戦いは続くわけですが、
ダーリンハニー吉川「うわぁそうだ。ここそうだ。分岐だ。」
分岐が来る地点を把握している吉川が安定しているのに対して、不意を突かれた庄司&オラキヨの狼狽ぶりが鮮明に。
松本人志「これよ。山田も全然出来て無かったからな。これこれ。これが欲しいのよ。」
やっと松ちゃんが求めていたお手本のような転げ方をした庄司ですが開始9分5秒で脱落。
脱落者4人目
ここまで1駅ごとに1名ずつ脱落という事でもう残りは2名のみ。
実はスタート前のインタビューで、
ダーリンハニー吉川「誰よりも小湊鉄道については熟知しておりますので、揺れとかカーブの場所とかは把握してるんで。いけます。」
と自信を口にしていたとか。
小湊鉄道の利用回数は50回はくだらないとも。
傾向と対策がバッチリ頭に入っていた吉川が偶然では無く実力で最後の2人まで生き残る事に。
その様相は肉体vs知識という分かりやすい構図。
開始から23分2秒でオラキヨが脱落した事で勝者はダーリンハニー吉川に決定。
スポンサーリンク終点までのエキシビション
野田クリスタル選手権はダーリンハニー吉川の優勝で幕を閉じたわけですがここでチャンピオンから提言。
「これ終点まで行ってもいいですか?1人で。いやこれ小湊鉄道今貸し切ってるんですよね?この車両は。ちょっともったいな過ぎるんで。」
という事でここからは吉川の趣味も兼ねて記録に挑戦するエキシビションマッチ。
野田クリスタル「どういう状態?これ。1人車掌さんみたいな人が。電車の車両の真ん中で揺られまくってる状態。何これ?」
周囲の疑問をよそに孤独な挑戦は続き、揺れに耐え続け、
電車を降りるとマヂカルラブリーのつり革ネタのようにガクガク揺れる吉川。
野田クリスタル「つり革になってる。俺らのネタの。」「ホントあの…リベンジする気にもならなかったですよ。凄すぎたちょっと。」
2ndステージ
これで全て終了して無事エンディングかと思いきや、
マヂラブ村上「さぁという事で2ndステージに参りまーす!」
庄司「俺たち分かってたかのように進行するのやめてよ。俺たち知らないからそれ。」
実は野田クリスタル選手権は1stステージ&2ndステージの合計ポイントで争われる大会である事がここで判明。
耐えきった順番でポイントが与えられ、2つのステージの合計で決まるというルール。
すぐに脱落した野田クリスタルでも60ptでエキシビションで全て立ち通したダーリンハニー吉川が100pt、さらには2位のオラキオが90ptというのは不条理な気もしますが勝負は続行。
2ndステージの舞台はオフロードコースを走る路線バスという凶悪ステージ。
所要時間2分間のオフロードコース1周のうち、揺れに耐えきれずに壁や手すりに接触(-5pt)、着席(-15pt)、転倒(-30pt)は随時減点されているルール。
1stステージの得点が持ち点となりそこから減点されていくというわけですね。
スポンサーリンク【野田クリスタルの挑戦】
2ndステージは持ち点の少ない順に挑戦するのでトップバッターは野田クリスタル。
0減点と意気込む野田クリスタルでしたが、オフロードコースの初っ端に待ち受ける蛇行運転ゾーンで着席と接触をひたすら繰り返すという有様に。
松本人志「お前フザけるのはやめよ?」
野田クリスタル「ホントなんですよ!Gがすごいかかってるんですよ。」
続くコブゾーンや3連コブゾーンの縦揺れゾーンでは、
ぐでんぐでんに泥酔した酔客のように床に力なく転がる野田クリスタル。
野田クリスタル「ゲボとの戦いだったかもしれないですね。途中からは。」
結果は-265ptという最終スコアに。
【山田勝己の挑戦】
野田クリスタルと同じ結果になりそうな大方の予想に反して、
接触だけの減点に留めて着席と転倒がゼロという結果に。
スコアは-40pt。
派手なシーンが無いので使い所ゼロに終わってしまい残念ながらダイジェスト処理。
【庄司智春の挑戦】
重心を低く保つ作戦でスタートする3人目の庄司でしたが、
接触、着席、転倒と成す術なく減点。
完全に揺れるバスのオモチャにされる庄司は7回の転倒減点が響いてスコアは-220ptに。
【オラキオの挑戦】
コチラも山田勝己同様に見せ場少なめにフィニッシュしてダイジェスト処理。
転倒や着席を抑えた事でスコアは-20ptと暫定1位に。
【ダーリンハニー吉川の挑戦】
バスは専門外なのでアドバンテージもなく減点されていく吉川でしたが、転倒を連発してしまった影響で大きく減点。
最終スコアは-350ptとまさかの最下位転落。
というわけで、2ndステージで勝ちに行くと使い所が無くなって容赦ない編集の餌食になるという大きな矛盾を抱えた野田クリスタル選手権の結果でした。